あやかしの鼓
- 処女作 (383)
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想像してたのとは違った。 ロシアが出てくる作品は表現が直接的すぎて幻想と言うよりグロですね。船の数作品から幻想が入りますかね。最後の鼓あたりが幻想かな。私的には取り止めがなさすぎに感じたり海外のホラー的な底の浅さを感じたり微妙でした。絢爛な筆致も感じるんですが。 | ||||
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本書はすでに新刊では入手できないだろう。 しかし、ブックオフでは、うまくすれば100円で入手できるかもしれない。 久作入門書としては、出版芸術社「死後の恋」とともに、格好の短編集である。 本書収載の短編は表題作の他、 死後の恋 瓶詰地獄 悪魔祈祷書 支那米の袋 難船小僧 幽霊と推進機 怪夢 白菊 いなか、の、じけん 木魂 以上、全11作品である。 久作作品としては「ドグラ・マグラ」があまりにも著名だが、本書の解説にもあるように、独特の文体に慣れるためには、短編から入ったほうが良いかもしれない。 この、独特の文体は、同時期に三一書房で全集が刊行された久生十蘭と比較すると、あまりにも自由闊達に見える。 十蘭は、非常に研ぎ澄まされた、実にきちんと計算されつくした、高尚な文体である。 それと対照的に、久作は非常にドロ臭い、いかにも低俗に見える文体なのだ。 しかし、その低俗に見える文体の陰に、実に緻密な計算があること、そして実は一言一句無駄がないことは、本書一冊を読破すれば良く分かる。 さらに、「ドグラ・マグラ」や「犬神博士」等の長編作品を読んでみれば、それがもっと良く分かるだろう。 本書はホラー文庫の一冊であるため、比較的ホラー風味の強い作品がチョイスされている。 それでも、名作「瓶詰地獄」は、外すことができない。 さまざまなアンソロジーに収載されている作品ではあるが、本作、そしてその他の久作作品も、読んだときの年齢や環境によって、感動の度合いが違う。 今、改めて本書で「瓶詰地獄」を読んで、運命の残酷さというものを感じた。 本書のような短編集は、作品の幅が広い分、さまざまな楽しみ方ができる。 「死後の恋」などは、何度読んでも本気なのかヨタなのか、迷わされてしまう。 また、「あやかし〜」は、実に恐ろしい、日本的な怪談である。 かつてNHKのラジオドラマで「あやかし〜」が放送されたことがあった。 あの、ポ、ポ、ポという鼓の音が、大変印象的だった。 | ||||
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古き日本の情緒ある時代を背景に、夢野久作独特のおどろおどろしい怪奇世界が繰り広げられる。読むうちに彼特有の独特な耽美世界に嵌まってしまう。彼の代表作の一つであろう。 | ||||
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一言で言えば「ワケわかんねー」となるのかもしれませんが、一言以上で言えば一生かかっても言い表せない感じです。不思議とか奇妙とか異常とか好きな(僕みたいな)人はどうぞ。 | ||||
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怪奇や幻想という言葉がにあう、夢野久作の短編集。『いなか、の、じけん』というどことなくユーモアのある短編も収録されています。夢野久作には『ドグラ・マグラ』という傑作もありますが、読みごたえがあるので、まずはこの短編集で彼の世界の片鱗を覗いてみてはいかがでしょうか? | ||||
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