冥土行進曲



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    初公開日(参考)2023年11月
    分類

    長編小説

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    冥土行進曲 (角川文庫)

    2023年11月24日 冥土行進曲 (角川文庫)

    近いうちにこの切っ先が、私の手の内で何人かの血を吸うであろう……。 Q大附属病院に入院をしていた「私」は、レントゲン室に勤務する異母弟から余命宣告をされる。 理不尽な運命を豪快に笑い飛ばした「私」だったが、生命が尽きるまでに成し遂げなければならない使命があった。 「私」は背広の内ポケットに家伝の短刀を忍ばせると、恐ろしい復讐の旅に出るのであった。(「BOOK」データベースより)




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    冥土行進曲の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (4pt)

    ほんの微かな戦慄

    どの作品も一読するだけでは解釈が難しいものだが、他の方々が行っている考察や感想を吟味していくと自分なりの答えが見つかる。
    幽玄で朧な文体に引き込まれる。
    冥土行進曲 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:冥土行進曲 (角川文庫)より
    4041140889
    No.1:
    (5pt)

    短編集の続編を期待します

    夢野久作の短編選集。国書刊行会から出ている全集は素敵だけど、個人が買うには高価なので、文庫で短編集を編んでもらえるのはありがたい企画である。

    収録は8作品。
    形式で分けると、一人称の語りが5作品(狂人は笑う、難船小僧、焦点を合わせる、爆弾太平記、冥土行進曲)で、残りの3作品は三人称が採用されている(縊死体、斜坑、幽霊と推進機)。
    独断と偏見でいえば、1人称の形式で、しかも語り手の信頼性を下げた作品が良いと思う(狂人は笑う、焦点を合わせる)。「ねじの回転」風のじんわりした違和感が、何度読み返しても面白い。ただし、このスタイルは短編がよい。長編でこの種の世界観を延々読んでいると、こちらの脳髄が異変を来しかねない気がする。

    夢野久作というとドグラマグラがあるので、怪奇小説とか探偵小説の人だと思っていたが、本書を眺めると、南洋冒険小説の系譜にも属するように思われて興味深い。

    なお、本作品集は、以前から角川文庫とちくま文庫に収録されていた「狂人は笑う」に、あたらしく「冥土行進曲」を加えたものらしい。冥土行進曲は、巻末解説にあるように、失敗作というべきだろうから、前書をお持ちの方があえて買い替える必要はないだろう。
    (冥土行進曲は、小説として読ませる完成作品というよりは、これから大長編小説に拡張すべき骨子、あるいは映画の脚本アイデアみたいなものではなかったか。)
    冥土行進曲 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:冥土行進曲 (角川文庫)より
    4041140889



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