死後の恋
- 怪奇探偵小説 (8)
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なんとなく物語のタイトルにひかれた。 しかし、聴いてみると、ずるずると引き込まれていく感覚がありました。 独特のこの世界は、新鮮で奥が深い。 朗読の関係もあって、苦しさを感じることも。 オーディオブックの夢野久作、たまらなかった。 | ||||
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ロシアの王朝の謎って作家さん的に書きたくなる題材だったんだろうか…。まさかの内親王でビックリした。グロテスクで美しい。切なく、正気ではいられなくなるリアルさ。この作品は「第三者の承認によって愛を成立させようとすることの愚かさ」を描いているのかなと思いました。 | ||||
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透き通るような男性のナレーションです。 夢野久作の不思議な世界を感じます。 死後の恋とは…??? 疲れを忘れさせる位、集中して聴き入ってしまいました。 たくさんある中の素晴らしい作品ですね。 おすすめ致します。 | ||||
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この作家の作品は凝った趣向で面白いのだが、どういう訳か読みごたえがない。有名な「ドグラ・マグラ」も正直さほど名作とは感じなかった。むしろ結構退屈だった。今回の作品は短編な分そういう事はなかったけど...。 | ||||
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十編を読んでみて、一人称の語り口で内省しながら進む作品では、どんどん強まる外部圧力に体が固まっていくよう感覚を感じた。作者独特のテーマもさることながら、この閉じこめられるような息苦しさが魅力のひとつではないかと思えた。 特にそれが感じられたのは「瓶詰地獄」「押絵の奇蹟」である。前者では兄妹の物語が絶妙な配列の三通の手紙によって、後者ではむしろ至高の恋とも言える因果を巡る物語として強い魅力を放っている。タイトルでもある「死後の恋」も、異国での幻想的な設定の中に怪しい美しさと息苦しさが感じられる。 これ以外にも「ドグラマグラ」の前哨とも言えるような「キチガイ地獄」、落語的な語り口でありながらおぞましい「人間腸詰」、探偵小説風の「鉄槌」「冗談に殺す」、クライマックスで有名な某ハリウッド映画のシーンを連想させる「オンチ」、ショートショートで奇妙な味の「悪魔祈祷書」「人の顔」など、この作者に興味を持った人が読む始めるには適当な作品群だと思う。 | ||||
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