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かつて十津川の部下だった私立探偵・橋本は奇妙な依頼を受けた。祖谷のホテルで、女性に現金五百万円を手渡せというのだ。
子供にあげるお年玉の額から、雌猿の美醜まで、あらゆることに興味を示す著者の、エスプリが冴えわたる魅力的エッセイ。
離婚後、ひとり息子をかかえ、ケータリング業に奮闘中のゴルディについに幸せの時が。今日はシェルツ刑事との結婚式なのだ。
浦島・羽衣伝説をめぐる取材旅行の先々で起る奇径な事件。民俗説話や古代史と今日的犯罪を結びつけた長篇推理。
アメリカの巨大鉱業会社から、ペルーの山岳ゲリラの首領抹殺の仕事を依頼された破壊工作員・志度正平は、首都リマに到着、二人のインディオと共にゲリラの進発地チャカラコ渓谷に向かう。
伝説も生まれぬベネズエラの涸れた油田地帯には多数の難民が住みつき、マリアという聖女が人々の団結の象徴となる。
東京のテレビドラマ制作会社に勤める中川夏子と、彼女の大学以来の友人で新聞社に勤務する冬子は、ともに恋人の裏切り、社内不倫の清算のため退社することになった。
雑誌記者の中山由加子は大学時代に親友の松原美加子に恋人の桐村を奪われ、その数カ月後、桐村は不慮の事故死を遂げた。
冷戦の時代を背景に、緊張感のある巧みな構成と壮大なスケールで描く力作巨篇、下巻。
工業デザイナーを目ざす私、昆虫に魅入られた写真家のロバ、不安神経症を乗り越え、医者を志す愛子、美容師として活躍する曜子。
たよりないほど細いワンピース姿、さりげなく下ろした髪、なのにその東洋系の美貌、そして黒いダイヤのような目はオーウェンの心を捉えて離さない。
本格推理小説の中でも人気の高い“アリバイもの”の傑作8編を収録。
ついに、クィラランが莫大な遺産を受け取る日が来た。今後のことを考えるため、彼は猫たちを連れて静かな山荘を訪れた。
都心の高層マンション“京南スカイコーポ”のモデルルームで、後頭部を殴打され、浴槽に頭を突っ込む格好で死んでいる男の死体が発見された。
タフで人情味あふれる女子プロレスラー・エヴァは、幼なじみのクリスタルに泣きつかれ、娼婦だった彼女の姉が殺された事件の犯人探しをはじめるが、事件は思っていた以上に奥が深くて…。
琵琶湖に近い別荘の浴室で、京都の不動産会社社長が溺死体となって発見された。
太平様戦争中サイパンで米軍に肉親を奪われた財界の巨頭矢俣頼造は、傀儡政権をつくり実質的な独裁者となった。
東京S区の開陽中学では校内暴力の嵐が吹き荒れていた。そんな中である日、三年の不良女生徒・舟木エリが死体で発見された。
ある晩、フロリダのストリップ酒場で、ダンサーのエリンをめぐって、ちょっとした騒ぎが起きた。
ガルシア部長刑事や酒場の用心棒シャドの力を借りて、なんとか窮地を切り抜けようとするエリン。
満員のデパートのエレベーター内で中年男が毒殺された。名刺と古い写真だけを手がかりにすすめられる捜査。
大手都市銀行・西東京銀行に、相次いで強迫・テロまがいの事件が発生していた。
本書は、視力とともに栄光の座を失った一人の男が、挫折から再起を目指して徒手空拳の戦いを挑む、苛烈なビルドゥングスロマンである。
白川美帆は、修学旅行で京都へやってきた。骨董品屋で勾玉を見つけ、その好奇心旺盛な性格から、思わず買ってしまう。
景勝の地・北近畿を舞台に、平家の末裔たちがくりひろげる殺意の謎。暗号を駆使した、著者全力の書下ろし本格推理傑作。
明治時代以来、創業者の巨椋一族で固められてきたオグラ・ホテルに内紛が持ち上がった。
赤坂のホテルで恋人の壮と誕生祝いの食事をした美緒は、そこで殺人事件に遭遇した。被害者は岩手県議の加津田勤。
少年の名はマーク、11歳。その日彼は弟のリッキーをつれてタバコを吸うために森へ行き、一人の男の自殺に遭遇してしまう。
NYの億万長者ビッドウェルが誘拐され、犯人が五千万ドルの身代金を要求してきた。
不慮の自動車事故で負傷した人気作家ポール・シェルダンは、熱心な愛読者アニーに助けられるのだが、そのまま監禁され、彼女だけのための作品執筆を強要される。
北アルプス山岳救助隊員・紫門一鬼は、札幌に住む友人・古尾から、知人の若竹多恵子が、知床の通称「乙女の涙」と呼ばれる滝で自殺したという電話を受けた。
死体の額には鋭い角で突かれたような痕があった。衆人環視のなか行なわれた謎の殺人。
轟音が伊豆の晩秋の静寂を切り裂いた。何者かが旧天城トンネルを爆破したのだ。
警視庁捜査一課の十津川警部は、奇妙な新聞広告を目にした。〈ヒロシ1031Dのことで話がついた〉。
幼馴染みがヤクザの幹部になっている徳持刑事は、なにかと癒着が疑われていた。
連続殺人の動機にせまる里見警部は、犯人に襲われ重傷を負う精神科医にインタビューを試みる。
連続殺人の犯人が射殺された。あまりにも意外なその素顔が明らかにされたものの、もう本人による自供は得られない。
二学期の始業式に市立二中を乗っ取ると宣言した謎のいたずらグループ「いろは組」。
往年のスター女優・二条ゆり子が首吊り自殺を遂げた。ノイローゼの末と見られたが、検視官・江夏冬子はその死に疑問を抱く。
社長の女婿ゆえ、妻に蔑まれている野々村省吾。ひとみという女性と不倫をしたことが、彼を窮地に追い込んだ。
「きみはとんでもないことをやってくれたな」国有地払い下げにからむ汚職事件の内偵に目鼻がつこうとしていた矢先、警視庁捜査二課の中津刑事は上司に呼び出され、国土庁長官の愛人に強姦罪で訴えられたことを知らされた。
消えた1億円と女性バラバラ死体の謎、3年前の迷宮入りの事件の真相が今、明かされる。切断死体に秘められたメッセージとは。
歴史研究のために中世にタイムトラベルした女子学生の運命を描く衝撃の問題作。ヒューゴー賞・ネビュラ賞ローカス賞受賞。
大阪と札幌を二十一時間で結ぶ豪華寝台特急トワイライトエクスプレス―その最後尾に設けられた夢の特別スイートは『動くホテル』とも称され、通常の手段では切符はまず手に入らない。
十年前に謎の首吊り自殺を遂げた父・耕之介が残した四行詩が、朝比奈耕作の運命を変えた。
闇に葬られた「ジュラシック・パーク」事件から六年。科学が夢を実現させたかに見えたパークは崩壊し、恐竜も滅び去った。
予定日になっても調査旅行から帰らない古生物学者レヴィンの身を案じた工学者ソーンは、衛星電話で呼び出した。
警視庁捜査一課の刑事・片山義太郎と妹・晴美、そして飼い猫のホームズたちは、晴美の友人・野上恵利の祝いの席を設けた。
犯罪小説家として売り出し中の私のもとへ、むかし抱いた星村美智から電話がかかってきたのは深夜だった。
中央日報の稗田は元駐日P国大使にかんするフランス紙の記事に興味を持った。日本人ハイ・ホステスとの関係で離婚騒動とか。
織田信長暗殺の報を、毛利攻めの陣中で聞いた秀吉は、明智光秀を討つべく急遽反転。
九州タロット研究会と高校時代の友人との誘いを同時に受け、福岡へ旅立った二階堂日美子。
赤かぶ検事こと柊茂は、駆けだし時代の思い出の地・高山を訪れ、事件に巻き込まれる。
弁護士の中原正弘のもとへ、救いを求める手紙を寄越した少女が、一週間後に観光船から身を投げて自殺した。
熱烈な清張ファンを自任する作家が一人で全巻を編集するいま最高に面白い小説選集。
内田家の墓前に供えられた心当りのない花。不審に思うセンセだが、浅見は隣の財田家から移しかえられたものと推理した。
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