風塵地帯



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初公開日(参考)1995年10月
分類

長編小説

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風塵地帯 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)

1995年10月31日 風塵地帯 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)

私は特派員として政情不安なインドネシアに着任した。ところが、現地で再会した日本人カメラマンが殺されたのにつづいて、現地人の助手カルティカも殺された。私は殺人容疑で留置されてしまう。誰が味方で誰が敵なのか。見知らぬ土地で、私は活路を見いだせるのだろうか。独立間もないインドネシアで日本人新聞記者が巻き込まれた謀略事件。混沌とした政情を背景に、冷酷非情な世界を描く国際スパイ小説の白眉。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

臨場感たっぷりなのだが

1967年 第20回日本推理作家協会賞受賞作 三好徹さん『風塵地帯』は、インドネシアを舞台にした謀略小説である(のはずである)。

スカルノ時代のごたごたを背景に、巻き込まれがたのサスペンスが展開される。人いきれや熱気を感じるほど、まさに活写という言葉に相応しいのだが、三好徹さんは、当時、インドネシアに足を踏み入れたことがなかったらしい。作家の想像力の逞しさを堪能できる作品である。

特派員としてジャカルタに赴任した私=香月は、現地で旧知のカメラマン鳩谷と再会する。すっかり羽振りのよい鳩谷に困惑する香月。出あった頃のうらぶれた様子を、もはや窺い知ることができない。

やがて大使館のもとに鳩谷が殺害されたとの報が入る。殺害現場に向かう香月ら報道機関の一同。しかし、現場は軍関係者によってシャットアウトされていた。

鳩谷に続き、香月の助手の死体が発見されると、疑惑の目は香月へ。香月は、殺人容疑で拘留されてしまうのだった ・・・

風物は臨場感たっぷりなのだが、ストーリーはそれほど興味をひかない。巻き込まれがたにしては、じれったさが足りないのだ。展開が読めてしまうのに難があるのかもしれない。

香月の想い人 節子が、インドネシア政府の上層部の妻になっている設定なのだが、この横糸が上手く絡んでこない。不発といった方が良いだろうか。ラストは肩透かしをくった感が強い。

本作品は、三好徹さんの筆力の高さを鑑賞すべきなんだろうなぁ。
風塵地帯 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)Amazon書評・レビュー:風塵地帯 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)より
4575658200



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