風塵地帯
評判
風塵地帯の評価:
3.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1〜1 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
風塵地帯の評価:
3.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
スカルノ時代のごたごたを背景に、巻き込まれがたのサスペンスが展開される。人いきれや熱気を感じるほど、まさに活写という言葉に相応しいのだが、三好徹さんは、当時、インドネシアに足を踏み入れたことがなかったらしい。作家の想像力の逞しさを堪能できる作品である。
特派員としてジャカルタに赴任した私=香月は、現地で旧知のカメラマン鳩谷と再会する。すっかり羽振りのよい鳩谷に困惑する香月。出あった頃のうらぶれた様子を、もはや窺い知ることができない。
やがて大使館のもとに鳩谷が殺害されたとの報が入る。殺害現場に向かう香月ら報道機関の一同。しかし、現場は軍関係者によってシャットアウトされていた。
鳩谷に続き、香月の助手の死体が発見されると、疑惑の目は香月へ。香月は、殺人容疑で拘留されてしまうのだった ・・・
風物は臨場感たっぷりなのだが、ストーリーはそれほど興味をひかない。巻き込まれがたにしては、じれったさが足りないのだ。展開が読めてしまうのに難があるのかもしれない。
香月の想い人 節子が、インドネシア政府の上層部の妻になっている設定なのだが、この横糸が上手く絡んでこない。不発といった方が良いだろうか。ラストは肩透かしをくった感が強い。
本作品は、三好徹さんの筆力の高さを鑑賞すべきなんだろうなぁ。