殺人の詩集
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ある作品、その作品には 現実に起きた事件が背景になされていた…!! この作品はいわゆる棟居シリーズと呼ばれるシリーズです。 この作品での棟居は事件で妻を亡くしたあとの設定となっています。 そのせいかどこかさびしい感じのイメージが つきまといます。 事件そのものは あるかこの事件からいろいろな事実が見えてくる作品で その過去の事件はまさに凄惨極まりない事実が 出てくるのです。 なんて人はこうまでして残酷になれるのやら… そのため、到底女性に薦められる作品ではありません。 ただし、唯一の欠点は 多少ではあるもののミステリーのタブーを 犯してしまっているのです。 構造上、それは致し方ないのではありますが。 多少違和感を覚えたのは言うまでもないです。 読みにくい場所を除けば 非常に惹かれる作品だとは思います。 | ||||
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作品を読み終えて思ったのは、物語の構想が凄いということです。微妙に絡み合う登場人物の人間関係や、物語の進行状況など読み手を引き付けるものがあります。過去に起きた少女のレイプ事件を境にして、そこから繋がってくる様々な事件と人間模様が描かれた推理溢れる作品に仕上がっています。但し、不可思議に思う点もあります。レイプ事件の一人とされる人物に医者がいますが、殺した筈の少女が生き返っていたという内容については疑問でしょう。医者ならば本当に死んでいるのかどうかぐらい分かるはずです。この点は漫画的ですね。また、『黒い詩集』の作者がこの作品のヒロインである香を殺す動機が単純に描かれている点が残念です。もう少し深みのある内容に描かれているならば、もっと読み手も満足できるでしょう。しかしながら、一部不満に思う点はありますが、作品の構想力が凄いので皆さんにも是非読んで貰いたいと思います。森村誠一がこの作品で何かを訴えているような気がします。 | ||||
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