猫は山をも動かす



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.75pt ( 5max) / 4件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1995年11月
分類

長編小説

閲覧回数1,458回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1995年11月01日 猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ついに、クィラランが莫大な遺産を受け取る日が来た。今後のことを考えるため、彼は猫たちを連れて静かな山荘を訪れた。が、着いて早々、その山荘の所有者で、町の権力者が一年前に殺された事実が判明した。殺人罪で逮補された男性は人気者で、殺人を犯すとは思えない。山の平和を取りもどすため、彼は真犯人探しに乗り出すが…人生の転機を迎えたクィラランが、シャム猫ココと共に土地開発絡みの殺人の謎に挑む第11弾。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

猫は山をも動かすの総合評価:9.50/10点レビュー 4件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(5pt)

シャム猫ココ第13作、ポテト山脈で休暇を過ごすクィララン

リリアン・J. ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第13作(英語版1992刊行)です。
クィラランがピカックスに移住して5年が経ち、ファニー伯母さんの莫大な遺産を正式に相続します。クィラランは、これからの人生を考えるためしばらく1人(+ココとヤムヤム)になりたいと考え、ビッグ・ポテト山の頂上の家で過ごすことにします。
ところが、その家は1年前に主の男が殺害されたいわくつきの場所でした。クィラランは、のんびり夏の休暇を過ごすはずだったのに、殺人事件の調査を始めます。事件の背景には、山の住民と町の住民の対立があるようです。

今回は、ピカックスから遠く離れた、ポテト山脈やスパッズボロ市が舞台です。シリーズでは、作品ごとにクィラランの住居が変わりますが、ココは平気なのに対して、繊細なヤムヤムはストレスを感じているようです。ヤムヤムは自分の左脇腹に噛みつくようになり、クィラランを心配させます。
人懐こい肥満したドーベルマン犬のルーシーが登場しますが、残念ながら、ココたちとは仲良くなれません。ルーシーは、山で迷ったクィラランを助けますが、その報酬はたったのソーセージ3本。クィラランの吝嗇ぶりが伺えます。
クィラランは、山で度々ひどい目に遭い、なんで山なんかに来たんだろう、と何度も後悔します。お話の最後に、クィラランが山に来たオカルトっぽい理由が示唆されています。

ブラウン女史の作品には、ときどき皮肉めいた表現があります。ある登場人物の男を「単純な男、男性版パレアナ、愚かしいまでに楽天家」と表現しています。女史にとって、『Pollyanna(少女パレアナ、または、ポリアンナ物語)』はジョークにしてしまうほど愚かしい作品だったのでしょうか。

カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。
猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150772126
No.3:
(5pt)

ココもヤムヤムも大好き

ファンなので何時もどの作品も楽しく読んでます。ココがどんな形で手がかりを伝えるのか毎回ワクワクドキドキしながら読んでます。
猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150772126
No.2:
(4pt)

期待通りの・・

シリーズで読んでいますが期待通りの面白さ!少しの汚れなど気になりません!
猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150772126
No.1:
(5pt)

猫が神秘的な行動を起こす

猫が神秘的な行動を起こすのはなぜだろう。

悲惨な話、怖い話も、猫の行動とともに、
非日常的な世界へといざなう。

リリアンブラウンの世界。
猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:猫は山をも動かす (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150772126



その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク