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猫は山をも動かす
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猫は山をも動かすの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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リリアン・J. ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第13作(英語版1992刊行)です。 クィラランがピカックスに移住して5年が経ち、ファニー伯母さんの莫大な遺産を正式に相続します。クィラランは、これからの人生を考えるためしばらく1人(+ココとヤムヤム)になりたいと考え、ビッグ・ポテト山の頂上の家で過ごすことにします。 ところが、その家は1年前に主の男が殺害されたいわくつきの場所でした。クィラランは、のんびり夏の休暇を過ごすはずだったのに、殺人事件の調査を始めます。事件の背景には、山の住民と町の住民の対立があるようです。 今回は、ピカックスから遠く離れた、ポテト山脈やスパッズボロ市が舞台です。シリーズでは、作品ごとにクィラランの住居が変わりますが、ココは平気なのに対して、繊細なヤムヤムはストレスを感じているようです。ヤムヤムは自分の左脇腹に噛みつくようになり、クィラランを心配させます。 人懐こい肥満したドーベルマン犬のルーシーが登場しますが、残念ながら、ココたちとは仲良くなれません。ルーシーは、山で迷ったクィラランを助けますが、その報酬はたったのソーセージ3本。クィラランの吝嗇ぶりが伺えます。 クィラランは、山で度々ひどい目に遭い、なんで山なんかに来たんだろう、と何度も後悔します。お話の最後に、クィラランが山に来たオカルトっぽい理由が示唆されています。 ブラウン女史の作品には、ときどき皮肉めいた表現があります。ある登場人物の男を「単純な男、男性版パレアナ、愚かしいまでに楽天家」と表現しています。女史にとって、『Pollyanna(少女パレアナ、または、ポリアンナ物語)』はジョークにしてしまうほど愚かしい作品だったのでしょうか。 カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。 | ||||
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ファンなので何時もどの作品も楽しく読んでます。ココがどんな形で手がかりを伝えるのか毎回ワクワクドキドキしながら読んでます。 | ||||
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シリーズで読んでいますが期待通りの面白さ!少しの汚れなど気になりません! | ||||
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猫が神秘的な行動を起こすのはなぜだろう。 悲惨な話、怖い話も、猫の行動とともに、 非日常的な世界へといざなう。 リリアンブラウンの世界。 | ||||
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