猫は幽霊と話す
- 猫ミステリ (36)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
猫は幽霊と話すの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リリアン・J. ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第10作(英語版1990刊行)です。 グッドウィンター農場博物館の住み込み館長である、アイリス・コブ夫人が心臓発作で亡くなります。クィラランは、次の館長が見つかるまでの間、シャム猫のココやヤムヤムと一緒に、農場博物館に泊まり込むことにします。ココは台所の窓にすわって納屋のほうをずっと見張っており、なにやら気になることがあるようです。 これまで何度も登場したアイリス・コブ夫人が亡くなるという衝撃的な出だしで始まります。控えめで素敵な女性だったので、残念な気がしました。とはいえ、ミルドレッド夫人とキャラクターがもろ被り(50代、料理上手、控えめな性格、博識)だったので、著者としては退場させやすかったのかもしれません。 クィラランの狭量な人間性がまたぞろ顔を出しており、やっぱりクィラランはいけ好かないオヤジだなと思いました。自身はココやヤムヤムを溺愛するにもかかわらず、恋人のポリーがシャムの子猫ブーツィーを可愛がるのは嫌悪するのですから。さらに、幼児が危ない納屋をうろついていても無責任にも無視しています。そんな欠点だらけのクィラランですが、だからこそ作品が魅力的になっているのかもしれません。 なお、不幸に遭ってほしくないある人物が不幸な目に遭うので、読後感は良くないです。そのため☆を減らしています。 訳者のあとがきで、ブラウン女史の劇脚本『ホワイトハウスの猫』の一部分が紹介されています。さわりだけですが、思わずクスッとなる面白さです。 カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シャム猫ココシリーズ。 文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。 主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受けた人間です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係が面白い。 猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているようだ。 シリーズ第8弾。博物館の女性館長が心臓発作で急死。怪事件にシャム猫ココの行動に注目。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズを読んでる人にはお馴染なグッドウィンター家のイーフレイム・グッドウィンターの呪いの理由を知る事が出来る。全体的にコブ婦人の事件以外はココとヤムヤムの可愛らしい日々。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|