猫はブラームスを演奏する



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初公開日(参考)2001年06月
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長編小説

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猫はブラームスを演奏する (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2001年06月01日 猫はブラームスを演奏する (ハヤカワ・ミステリ文庫)

新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。が、一見平和な田舎町は、謎の悪臭や深夜の悲鳴など怪しげな気配に満ちていた。不審感を募らせるクィラランを尻目に、この地にいち早く順応したシャム猫ココは、カセットデッキのボタンを押して、しきりにブラームスをかけている。ある日、そのテープから犯罪を匂わせる会話が流れてきて…ファン待望、シリーズ初期の未訳作品が、ついに登場。 (「BOOK」データベースより)




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猫はブラームスを演奏するの総合評価:7.71/10点レビュー 7件。Cランク


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No.7:
(4pt)

シャム猫ココ第5作、湖のそばの小さな町での休暇中に事件に遭遇

リリアン・J. ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第5作(英語版1987刊行)です。
クィラランは長期休暇をとり、シャム猫のココやヤムヤムと一緒に、北部の小さな町で過ごすことにします。母の友人だったファニー伯母さんの所有する湖畔のログ・キャビンを借り、悠々自適な休暇を送る予定でしたが、キャビンの周辺は何やら怪しい雰囲気があるようで・・・。詮索好きなクィラランは、周辺の住民に聞き込みを開始します。

本作から、舞台がムース郡の北部の田舎町になります。クィララン、ココ、ヤムヤムがますます活躍しそうです。

カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。
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No.6:
(4pt)

クィラランが大富豪となる経緯が明らかに

クィラランが大富豪となる経緯が明らかとなります。 クィラランは休暇を取り母の親友の資産家ファニー伯母さんを40年ぶりに訪ねることになりますが 都会育ちの主人公は 田舎の暮らしに戸惑うことばかり。 ここでのブラームスは『バイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調』。 私は ブラームスというと 『恋人たち』や『さよならをもう一度』などの恋愛映画を思い浮かべてしまう薄気味悪い爺です。
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4150772207
No.5:
(5pt)

Aimez-vous Brahms?

シャム猫ココ・シリーズ5作目。
 ブルーバードさんお薦め作品で、題名にも魅かれ、初めてココ・シリーズを読みました。
 主人公クィラランとココ(フルネームは、カウ・コウ=クン)とヤムヤムが絡む場面が最高!
 焦げ茶の顔に青い目、ミンクが一段劣って見えるほどのつややかな淡い子鹿色の毛並み、優雅な長い茶色の脚、上品に左右に振られる尻尾を持つココとヤムヤム。豊かなごま塩の口ひげをたくわえる老練なジャーナリスト、クィララン。そして、ムース郡の雰囲気や住人たちミルドレッド、ロジャー、ローリとニック夫妻、メリンダが実在したらどんな感じだろうと、想像がどんどん膨らみました。
 ココとヤムヤムがクィラランと出会い、一緒に暮らすようになった経緯、クィラランの上司アーチ・ライカのことも知りたくなりました。
 蛇足ですが、クィラランがローズマリーに「ブラームスはお好き?」“Aimez-vous Brahms?” )と尋ねたけれども、彼女にはクィラランの冗談が通じなかったという記述がありますが、これは、フランソワーズ・サガンの小説“Aimez-vous Brahms?”のことでしょうか?
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No.4:
(5pt)

シャム猫ココシリーズ。

シャム猫ココシリーズ。
文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。

主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受ける人です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係を作っていきます。
猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているのかもしれません。

今回、新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。カセットデッキのブラームスが鍵となる。
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No.3:
(3pt)

シャム猫ココ・シリーズ第5作-シリーズ最大の転換点

シャム猫ココ・シリーズの第5作。前4作と比べると、あまりおもしろくはないが、シリーズ最大の転換点となる非常に重要な作品。なのに、日本ではなぜかごく最近、20番目になるまで翻訳されなかった。遺憾に思う。クィラランは、勤め先の新聞社に嫌気がさしていた。いくら頼んでも、編集局長は彼を事件記者に戻してくれようとはしない。オフィスの "近代化" にはついて行けない。さらに悪い事に、彼がこよなく愛していた、古き良き雰囲気の記者クラブが、無粋で没個性的な代物に大幅改修されてしまったのだ! クィラランは長期休暇を取る事にし、シャム猫たちを連れて、カナダ国境に近い田舎のムース郡を訪れる。本書の終わりで、クィラランの人生、そして本シリーズは最大の転換点を迎える。つまり、彼は大金持ちになり、新聞社を辞めて、ムース郡で暮らす事になるのである。この劇的な転換は好きになれそうもない。まず、閉鎖的な田舎を舞台にした話はあまり好きではないが、実際このムース郡も気に入らない。それに、新聞記者としてのクィラランの周辺環境(陽気な同僚オッド・ブンスン、編集局長との確執、ライバル紙との競争等)や、これまでの都会的な雰囲気がとても好きだったからだ。それでも、少なくとも次の第6作だけは読んでみようと思っている-クィラランとココとヤムヤムはやはり大好きだからだ。
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