猫は銀幕にデビューする
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リリアン・J・ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第25作(英語版2003刊行)です。 カルフォニア州のハリウッドで暮らしていたセルマ・サッカレー夫人(82歳)が、出身地であるムース郡に戻ってきます。映画やハリウッドを愛する彼女は、ピカックスに映画館を作る計画を進めます。クィラランは老婦人に好意を持ちますが、胡散臭い彼女の甥には懐疑的な眼を向けます。どうやらココもその男が気に入らないようです。 最後はちょっと切ない結末です。 ポリーが館長を務める図書館は、近代化(コンピュータやビデオの導入)や人々のライフスタイルの変化によって、これまでの価値観が失われてきています。古参のスタッフが辞め、ポリー自身も図書館長を辞める決意をします。果たして今後どうなるのでしょうか。 ヤムヤムは、丸くなってうずくまり、お気に入りの「銀の指ぬき」を守るのに一生懸命です。相変わらずの愛らしさです。 ココシリーズに登場するお年寄り(80代や90代)はみんな闊達で活気に溢れています。70代はまだまだ活躍する年頃で、50代(クィラランと友人たち)は人生を謳歌する年頃として描かれています。本作では、歴史家(元校長先生)のホーマー・ティビットがとうとう99歳となりました。 この作品が刊行された2003年当時、著者のブラウン女史は90歳でした。作品の中でお年寄りたちが生き生きとしているのは、著者の活力が乗り移っているからでしょう。著者は97歳でお亡くなりになるので、残念ながら作中のホーマーの年齢に及びませんでした。 カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。本作は、子猫っぽい可愛らしいイラストです。山城氏のイラストにはちょっと怖いイメージのものもありますが、このような可愛らしいイラストもあります。山城氏の絵本は、可愛らしいイラストばかりを集めています。中古でしか入手できませんが、お手にとることがありましたら、ぜひご覧になってください。 | ||||
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ファンなので何時もどの作品も楽しく読んでます。 ココがどんな形で手がかりを伝えるのか毎回ワクワクドキドキしながら読んでます。 | ||||
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季節は春 ちょうどApril Fools' Dayの新聞記事から始まります。 一人と二匹はインディアン・ヴィレッジのコンドミニアムで生活。 親愛なるポリーはまだ図書館長ですが どうやら... ココの死の咆哮の割に 事件は表ざたにならずに水面下で進行している気配が。 主な催しは ハリウッドから60年ぶりに帰省する老婦人の歓迎会や動物愛護プロジェクトの寄付集め集会など。 いつも通り 加害者も被害者は登場段階で判明するのですが 土壇場で意外な展開が。 | ||||
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書店の計画と映画クラブ。 2つの話が織りなす話の展開。 クィルペンの記事。 人がなくなり、それが殺人であったとの真相。 ミステリではあるが、主人公が当事者ではないためか、どろどろとはしていない。 シャム猫ココは、今回も活躍する。 | ||||
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北も北、どこからも四百マイル北のムース郡に新しい住人がやってきます。 それにより、また新しい地元の歴史があきらかになります。シャム猫ココの推理は相変わらず冴え、全ての登場人物もとても魅力的です。 が想像した通りのラストになってしまったので、最近はちょっとラストが読めてしまうような感じかな? 相変わらず魅力的なレストランが出てきます(もちろん魅力的な食べ物も)。 そして主人公クィララン(主人公はシャム猫のココかな?)の恋人のポリ-はなんと!驚きの展開がありますが、それは読まれてからのお楽しみ・・・と言うことで。 | ||||
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