猫は鳥を見つめる
- 猫ミステリ (36)
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リリアン・J・ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第12作(英語版1991刊行)です。 ピカックスに移住して4年経ったクィラランは、住居に改装したりんご貯蔵用納屋に引っ越します。シャム猫のココやヤムヤムは、広くて立体的な部屋に大喜びです。ココは窓ガラスごしにショウジョウ紅冠鳥と親睦を深めることができてご満悦のようです。ところが、そんな納屋のそばで、ピカックス・ハイスクールの校長ヒラリー・ヴァンブルックが射殺体で発見されます。自分の住居のそばで起こった事件のため、クィラランは事件に首を突っ込むのを自重しますが、胡散臭かったヒラリー校長への興味を抑えることはできません。 今回は、ピカックス(ムース郡)とロックマスター(ロックマスター郡)という二つの町で物語が進行します。落ち着いた雰囲気のピカックスに対し、ロックマスターは活気がある町のようです。 ココシリーズには多くのお年寄りが登場しますが、今回はイングルハート夫人という可愛らしいおばあちゃまが登場します。クィラランはお年寄りには優しく、彼の美点のひとつとなっています。 5歳になったヤムヤムは、新しい鳴き声「ナ、ナ、ナウ」を会得したようです。 なお、本筋とは関係ありませんが、ピカックス住民にいまなお愛されている名物猫ティプシーをめぐって騒動が起こります。ティプシーの足の色は黒だったのか白だったのか。ピカックスの多くの猫はティプシーの子孫なので、住民たちの議論も白熱します。別図書『猫は14の謎をもつ』の「ティプシーと公衆衛生局」を読み返すと楽しいと思います。 カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。 | ||||
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実は猫派ではないのについ読んでしまいます!アイデアが素晴らしい! | ||||
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季節は秋 一人と二匹は改装なった新居の納屋で生活。 親愛なるポリーは結婚式に出席中で不在。 ココは紅冠鳥にご執心。 今回の催し物はピカックス演劇クラブの『ヘンリー八世』上演に納屋の一般公開と競馬見物と「猫のティプシー」そっくりさんコンテスト。 嫌われ者の『ヘンリー八世』演出家(高校の校長)が新居の中庭で射殺されます。 更に改装を担当した建築家も新居で自殺。 私の感覚としては とても住み続ける気にならないのですが... 地鎮祭・上棟式・竣工祭といった風習はないのでしょうね。 | ||||
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CAT WHOシリーズには、猫以外に、七面長などさまざまな動物が登場する。 今回の鳥は、ゴシキヒワだろうか。 うっかりしていると、表題になったことに気がつかないまま読み進んでしまう。 それほど、流れが自然であるとともに、いろいろな話題が満載である。 本書の表紙は青紫の目の猫で、毛がブルーグレーなので、ロシアンブルーでしょうか。 表紙の写真がないのは残念です。 | ||||
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新しい登場人物で本の冒頭で殺されるヴァンブルックの事件と演劇クラブのメンバー、ブッシュランド家族を中心に進んでいく。 今回主にロックマスターが舞台になっている。 ヴンブルックは登場人物の中では変わり物扱いで『将来は日本語を覚えた物が得をする』的、発言をしている所も変人扱いされた要因。日本の事に触れられているが少しバカにされた言い方で悲しい。 相変わらずココの鋭い勘で物語が進んでいく。 | ||||
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