猫は手がかりを読む
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リリアン・J. ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の記念すべき第1作(英語版1966刊行)です。舞台は1960年代のアメリカ。刑事コロンボ(1968年からTV放映)と同時代の世界観なので、ノスタルジックな気分を味わえます。もちろんコロンボは登場しませんが、貧乏記者クィラランと知的なシャム猫カココのコンビが事件を解決します。ココは、並みの人間より賢く、猫の不思議な能力を発揮して、クィラランに事件解決の手がかりを教えます。猫のミステリアスさが読者を惹きつけます。 カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。 | ||||
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「猫は殺しをかぎつける」が日本では先に翻訳されてるけど、本当のシャム猫ココのデビュー作は本作です。 10年以上前に初めて読んだ時には感じなかったけど、携帯電話などが普通になってる今再読してみると事件を解決するまでの過程が現代人には不便に感じてしまうところが多いです。 携帯電話がないのがこれほど不便やとは思わなかった(笑)。 全体的にのんびりと話が展開していくので前半部分は少し退屈やけど、クィラランとココの出会いから読めるのでそれだけでもこのシリーズのファンは楽しめますね。 | ||||
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シャム猫ココシリーズの第1作。 主人公は人間だが、猫との間には、ある関係が暗示されている。 どちらも、特別の能力を少しづつ持っているようだ。 北米で生活したことがないので、どんな暮らしかはよくわかりません。 また、地方の新聞社の仕事がどんな風かもよくわかりません。 それでも、生活感の溢れる話題が多いのは、リリアン・ブラウンの経験談なのでしょうか。 | ||||
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猫シリーズの日本版としては2冊目、原書版としては1冊目です。 表現(とくに猫の動きの表現)はやっぱり「殺しをかぎつける」の方が巧みですね。 主人公のクィラランの登場・ココとの出会い・ココとクィラランがタッグを組む(?)というのが主題。「殺しをかぎつける」では舞台は美術家ワールド、主に陶芸家についてでしたが、 「手がかりを読む」の舞台は芸術評論、主に絵画の評論です。キャラクターの個性が強くて、その点では楽しめます。おすぎとピーコが合体したようなマウントクレメンズ。古畑任三郎シリーズのウエイター(八嶋さん)的役柄のブルーノ。ココは相変わらずかわいい。(ヤムヤムは未登場)むしろ主人公クィラランが影が薄いかも。 | ||||
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シャム猫のココが活躍するシリーズの第1作。早川文庫版の第1号「猫は殺しをかぎつける」は、シリーズの人気を決定づけた代表作だそうだが、順番的には第4作である。ご参考までに。このシリーズは初めてだが、結構気に入った。犯人当ての推理物としては大した事ないかもしれないが、読み物としてはとても楽しい。可愛らしさと、超然としたところを併せ持つココを筆頭に、人間の主役の新聞記者クィララン、変わり者の美術評論家マウントクレメンズ…などなど個性的なキャラクター達が、さらりとした筆致で生き生きと描かれているのがすばらしい。また、猫を擬人化したり、猫離れした高い能力を与えたりしていないのも気に入っている。暗い気分の時や、安心して楽しめる軽い本を読みたい時は、特にお薦め。 | ||||
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