このごろ都にはやるもの。恋文、凡ちゃん、二人静。

このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。

私はマドレーヌ。犬語が話せるめずらしい猫で、柴犬の玄三郎さんとは夫婦なの。

万城目学の最新作にして、大傑作！！！ 琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。

このことは誰も知らない―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。

天下は豊臣から徳川へ。度重なる不運の末、あえなく伊賀を追い出され、京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎。

おまえを主人公にしてやろうか!これこそ、万城目学がずっと描きたかった物語―。

スタッフの熱い想いを乗せ、構想4年をかけて、堂々たるTVアニメ化! 原作もアニメも楽しめるガイド。

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。

巨大な妄想力の持ち主。主人公のひねくれた学生生活が描かれた、笑撃のデビュー作。

京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。

誇り高き「阿呆の血」が騒ぐ! TVアニメ化され、累計32万部突破した大ベストセラー『有頂天家族』。

一風変わった友人と祇園祭に出かけた「俺」は“宵山法度違反”を犯し、屈強な男たちに捕らわれてしまう。

「ついに証明した!俺にはやはり恋人がいた!」。二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。

「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。

小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。

「これからは竹林の時代であるな!」閃いた登美彦氏は、京都の西、桂へと向かった。

俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。

本を買ったらまずカバーをはずす!? 仕掛けも楽しい“神さま版お仕事小説" 本を買ったら、まずカバーをはずしてみてほしい。

一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。

京都が生んだ、やさしい奇跡。

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。

高校卒業と同時に三重県の山村に放り込まれた平野勇気19歳。林業の現場に生きる人々の1年間のドラマと勇気の成長を描く。

2014年に江戸川乱歩生誕120年を記念して刊行されたアンソロジー「みんなの少年探偵団」。

人間の血を吸うなんて、ありえないーー！　吸血鬼一族・嵐野家のひとり娘でありながら普通の高校生として暮らす弓子だったが、17歳の誕生日を間近に控えたある朝、得体の知れない物体に出くわす。

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。

箱根駅伝を走りたい―そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。

『のぼうの城』から六年。

万城目ワールド、 ついに海を越えて世界へ! 梵天、梵地、梵人(三つ子)。

強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。

100年先を見据えて作業をしている、神去村の林業の現場。

東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。

その死体は信長――密室殺人事件に巻き込まれた私は、うっかり本能寺の変の謎に挑んでしまう……。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。

武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。

古書店『無窮堂』の若き当主、真

東京でピアニストとして活躍していた柏木ユリが音楽教師として長崎にある中五島中学校へ赴任してきた。

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。

写真家志望の大学生・相羽慎吾。卒業制作間近、彼女の夏美と出かけた山里で、古びたよろず屋「たけ屋」を見付ける。

映画化もされた第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の多田と行天が帰ってきた!相変わらず、汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も引き受ける多田便利軒。

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。

「天から与えられた才能はどこへ消えた？」 舞台はヴィクトリア朝京都。

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。

昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。

高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。

コンクール入賞者ツアーのはざま、亜夜とマサルとなぜか塵が二人の恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。

美しくて、かよわくて、本を愛したミーナ。

過去を変えることはできるのか。

「山の民」に置き去られた赤ん坊。

人を守るとはどういうことなのか? 知力、体力、先読み能力。

これからどうやって生きていこう?マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる苛酷な就職戦線。