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鹿男あをによし



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鹿男あをによしの評価: 4.36/5点 レビュー 179件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全179件 1~20 1/9ページ
No.179:
(5pt)

鹿男あおによし

ちょうど関東から奈良に旅行中に読みました。
奈良の鹿の感じが直にイメージできて、この小説がさらに味わい深くなりました!
鹿男あをによしAmazon書評・レビュー:鹿男あをによしより
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No.178:
(4pt)

バラバラのピースがカチッとはまる心地よさ

導入はどことなくスロースタートで、少しくどいくらいな印象だが、そこここに散りばめられたピースが、中盤から後半に向かって見事に組み立てられ、カチッとハマる心地よさがある。
そして、ラストがやっぱり万城目学だなぁという見事さ。キュンとします。
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No.177:
(5pt)

直木賞作品よりこちらが好きです・

実は、この作家さんを知りませんでした。直木賞をとられた
ので、興味をもって受賞作を読みましたが、それは私には、
もうひとつ合わなかったようです。こちらの作品は、万城目
ファンのお勧めです。軽妙な語り口で、登場人物のキャラも
たっていて、とても面白かったです。ほかも読んでみようと
思います。
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No.176:
(5pt)

よい

よい
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No.175:
(5pt)

綺麗なそう。

丁寧に梱包され、装丁も綺麗でした。
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No.174:
(2pt)

ファンタジーですね

タイトルからもうちょっと、古典系とか歴史系の話かと思ったらふファンタジー系の話で私は好みではありませんでした。教師という仕事も本筋と関係ないからか、ずいぶん軽視している印象で、昔、教職を目指して断念した身としては、モヤモヤが残りました。
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No.173:
(5pt)

面白いです

まだ途中ですか、面白いです!
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No.172:
(4pt)

原作がテレビと異なって面白かった。

コミック本(紙)の第1巻がないのが残念でした。
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No.171:
(4pt)

現代ファンタジー

奈良には行ったことがないですが、描写で風景をイメージしながら読めた。嫌な気持ちにならずに読める、青春恋愛もの。
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No.170:
(5pt)

何とも風変わりで荒唐無稽なんだけど、とてもファンタスティックで面白かった作品!

夏目漱石『坊っちゃん』の雰囲気をそこはかとなく漂わせつつ、ミステリー色あり、奇想天外な味わいありの、これは実に旨味のあるエンターテインメント小説だなあと思いました。

奈良女学館高等学校に赴任してきた〈おれ〉と、担任となったクラスの女生徒・堀田(ほった)イトとの人間関係が、不可思議なミッションをクリアしようとするうちに、次第に好ましいものへと変化していくところ。ぐっと来ましたね。
不器用かもしれないけど、二人それぞれに、まっすぐでひた向きな気性なんですよ。そんな二人の距離感が、次第に変わっていくところ。見てて、はらはら、ドキドキしました。

なかでも、堀田が大活躍する剣道の試合の最中(さなか)、堀田の《気高き野生的魚顔を見つめ》た〈おれ〉が、「ああ、この子はとても美しい」と感じるシーンは良かった! 思わず、胸が熱くなりましたよ。

石居麻耶さん描くところの文庫本・表紙カバーのイラストもいいっすねぇ。
平城宮跡(へいじょうきゅうせき)の巨大な朱雀門(すざくもん)前に佇む、左から、高校の先生の〈おれ〉、人語をしゃべる鹿、剣道の防具を着けた堀田。〈おれ〉が手にしてるのは、鹿せんべいっすか。ポッキー五本でも良かったかも、なんて‥‥(びい♪︎)
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No.169:
(5pt)

読む価値ありでした。

評価が良かったので読んでみました。
主人公の何とも淡々とした感じやそれを取り巻くまわりのキャラも個性的でとても楽しかったです。
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No.168:
(5pt)

中古品で状態は良好と書いてあったが・・・

息子が中学校の課題で本を読むことがあり、その度に中古品を購入してきました。今回初めてこちらのショップを利用させていただきましたが、本の状態は良好と書いてありましたが、実際に送られてきた本は新品でしょ?と疑うほどきれいな本でした。毎回、中古品の本に対して文句を言っていた息子も、今回は「え?これが中古なの?」と驚くほど状態の良いものでした。大満足です。
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No.167:
(5pt)

あをによしってなんだろか。

初・万城目学。
そして祝・万城目学。
すごく面白かった。

ジャンルで言えばこれは、
ファンタジーです。

ヨーロッパでも中華でもない、
未来でも過去でも、
異世界でもない、
日本古来の神様系のやつ。

舞台は現代で、
モンスターも神様も、
亜人種も出てこず、
魔法も剣も、戦闘もない。

奈良の女子校で、
教師として働くことになった、
なんでもない青年の話。

ファンタジーですが、
面白いのは、
ファンタジー要素でなく、
人間ドラマです。

会話も、行動も、
人間関係も、
この人とこうなりたい、
あの人はこんな人かな、
この人にこうしてほしい、
あの人にこうしてあげたい、
などなど、
なーんにもうまくいかない。
いや違うな、
なかなかうまくいかない。
ですね。
あきらめずに頑張れば、
なんとなく、
思いどおりでなくても、
なにかは好転するので。

そこが、その、ままならなさが、
人間関係とか、
社会とか国とか組織とか、
平和とか喧嘩とか、
いじめとか、恋愛とか、
家族とか、友情とか、
心身の病気とか、
出会いとか別れとか、
誤解とか、言い訳とか、
いろんなの含めて、
人間ドラマとして、
現実でも小説でも、
リアルでも空想でも、
感情を動かされる事象には、
必ず含まれているわけで。

家の近所をぐるりと一回り、
鼻歌まじりに散歩するだけでも、
なにかひとつは、
ままならないことがある。

それを丁寧に描いているのが、
とても魅力的だなと思いました。

文章は音楽のようにリズミカル。
ポンポンと心地よいです。

でもいろいろままならないので、
物語は、
リズミカルとはいきません。
頑張って頑張って、
失敗したり、成功したり、
えっちらおっちら進みます。

ファンタジーですが、
日常劇なので、
そんなに驚くことは、
起きません。

ゆっくり、そーっと、
日常の風景の隙間に、
不思議なことが入り込みます。

そーっとですが、
まあまあ図々しく、
入ってきます。

強さと図太さは、
重なる部分があるので、
活き活きしているものは、
皆、いざとなれば、
ぐいぐいできます。

地面にしっかりと立って、
ゴハンをしっかりと食べて、
言いたいことを言う。
言えないときもあるし、
言わないこともあるけど、
言いにくくても伝える。

社会で生きていけている人は、
皆、この物語の人々のように、
いや人間以外もか、
歯を食いしばって、
健康な限り頑張っているのだと、
この小説は語りかけてきます。

「神経衰弱」だと、
主人公は言われますが、
でも、健康的な物語です。
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No.166:
(5pt)

本当におもしろい。

舞台が奈良で多少なり教養も身につくと思います。ボリュームは十二分で会話や情景の描写などはわかりやすかったです。私は読書初心者なんですが、とても楽しめたので普段本を読まない方でも楽しめると思います。
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No.165:
(5pt)

面白い

面白いです。楽しんで読んでいます。
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No.164:
(3pt)

映像的

最近の小説は
こういうのが多いんだろうな、
直接な映像的というか。
役に立つ?小ネタや
民俗学的知識を散りばめるあたりも、
今の気分に合っているのだろう。
なるほど、ドラマ化されたのも頷ける。

しかし読み返さないのは何故かと言えば、
心を掻き毟る何かがないからだ。
淋しい…。
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No.163:
(5pt)

とにかく面白い。読んでみて笑

奈良をテーマにした本です。関西に住んでいる人間としては奈良公園に沢山いる鹿をテーマに選んだことが面白いし、さらに喋る設定なのも面白いですね。主人公のおれは、神経を休めてこいと言われて奈良の女子校に臨時教師として赴任するのですが、そこでの生徒や、鹿との笑いあり、涙ありのエピソードです。にしても、この話で出てくる鹿の態度はなかなか大きいですよ笑
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No.162:
(5pt)

奈良旅行前に読むならこれ

とても面白い作品でした。実際に奈良に行った時に世界観がそのままでより楽しかったです。鹿も奈良も大好きになりました。
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No.161:
(5pt)

面白いですよ❗

有りがちなストーリーと思ったけれども、見事なほど簡潔で魅力的な本でした。
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No.160:
(4pt)

鹿、狐、鼠、卑弥呼に邪馬台国、あるわけがないけどあってほしいような法螺話

万城目学氏という作家さんはエッセイを読んでいると、どちらかといえば情緒やロマン的なものよりも、スポーツやさばさばしたわかりやすいものが好きなな理系・技術系頭に思えるのですが、小説の舞台になっているのはどこも歴史的に由緒ある所なのが不思議です。しかも、京都を舞台にした「鴨川ホルモー」では陰陽道と鬼、「偉大なるしゅららぼん」では琵琶湖周辺在住の不思議な能力を持つ一族と湖に住む何者かなど、民俗学的な色彩が濃いと感じます。普通、こういう題材だとどこかほの暗い雰囲気になることが多いですが、万城目作品はどこまでもからっと明るいのです。
この「鹿男あをによし」も、神道(鹿島大明神ー鹿、伏見稲荷ー狐、小説中には具体的な名前があがっていなかったと思うのですが、大阪のものということは大国主神社?ー鼠)や卑弥呼、邪馬台国の話などを織り込んで、壮大な法螺ともいえる話が繰り広げられます。今までの小説でもそうですが、まずありえないだろ、でもひょっとしてあるのかも、いや、やっぱりないよね、でもあったらおもしろいだろうなというようなお話ばかりで、ここに乗れるかどうかで作品の評価が変わってくると思います。

今回、主人公である「先生」は関西人ではなく、”箱根より西へは行ったことがない”生まれも育ちも関東の人間です。それが不運が重なってしまい、大学の研究室から追われ、奈良の女子高の教師として赴任することになります。最初の授業で「奈良の人間はみんなマイ・カーではなく、マイ・鹿に乗るんです」とまじめな顔で言われ、バカにするなと怒ると「先生は地元の人じゃないから知らないのだ」と、これまたまじめな顔で返され、うろたえてしまいます。そこから連日、からかわっれぱなしの惨憺たる日々が始まるところは傑作ですが、あとがきによるとこれは夏目漱石の「坊ちゃん」のパロディなんだそうです。子供の頃に読んだきりだったので忘れてしまったのですが、「坊ちゃん」の内容が頭に入っている方は、思わずクスっと笑ってしまうと思います。
毎度のことなのですが、これだけ突拍子もない素材を集めて、荒唐無稽なテーマで、よくもうまくまとめるものだと思います。読みながらいつも「こいつ、ホンマにアホや・・」と愛情こめて思ってしまうのですが(笑)、なんだかんだ言いながら結局ちゃんとしたお話になっていて楽しめてしまうのは、京大出の優秀な頭脳だからでしょうか??万城目氏にハマったのはまだ最近なのですが、すごいスピードで読破していますので、どんどん次を書いていっていただきたいです。順番からいくと、次は神戸、姫路、赤穂か和歌山?それとも三重の伊勢あたりでしょうか。期待しています。
鹿男あをによしAmazon書評・レビュー:鹿男あをによしより
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