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鹿男あをによし



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鹿男あをによしの評価: 4.36/5点 レビュー 179件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

ファンタジーですね

タイトルからもうちょっと、古典系とか歴史系の話かと思ったらふファンタジー系の話で私は好みではありませんでした。教師という仕事も本筋と関係ないからか、ずいぶん軽視している印象で、昔、教職を目指して断念した身としては、モヤモヤが残りました。
鹿男あをによしAmazon書評・レビュー:鹿男あをによしより
434401314X
No.7:
(1pt)

異議あり

この作品は成長物語(ビルドゥングスロマン)の構造を持っている。

作品の前半と後半で主人公のメンタリティーや振る舞いに変化が生じるのだ。そしてその変化の浅いところこそ、この作品のもっとも嫌な所である。

にんげんが経験によって変化、成長するかもしれないという希望は、にんげんの、唯一の希望かもしれないではないか。

それをこんなに軽々しく扱う万城目にぼくは異議を申し立てたい!
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No.6:
(2pt)

ファンタジーにこそ説得力がないといけない

ある小説のレビューで「さじ加減が絶妙」という表現をしていた方がいらしたが、まさにそこなのよ。

あれはできるのにあれはできないんだ。ふーん。
あれとあれは偶然(!)一致した名前だったんだ。(このムリヤリが一番許しがたい)
あれでそうするとああなるけど、あれでそうするとそうはならないんだ。
そもそも意地悪しないで最初から教えてやったらええやん。(できない設定なんだけど)

作者にとってすごく都合よく設定が作られている。

堀田ちゃんと「おれ」の剣道のシーンはよかった。
文章と雰囲気はとてもいい。でも駄作だとオレは思う。
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No.5:
(2pt)

まぁまぁ

鹿から主人公と堀田2人が選ばれた所にあまり必然性を感じなかった。リチャードに対して、最後に場所を聞いたが教えてやらないなどと嘘をいう所、リチャードの性格、行動を考えるとその後が危険すぎる。短絡的ではないか。主人公の性格はまさに現代人という感じ。お粗末な描写、薄っぺらさを感じる。マドンナとの別れ際きりりと痛む胸の感触をいだいたり、堀田に対して美しいといったり、主人公は願い事にこだわっていたのに、すんなり堀田の顔を戻すようにしたり、最後の場面でネズミだけ印を消せる方法があるだの、説得力がないと思うのだが。堀田がネズミから聞いてキスすれば主人公の顔が元に戻るなどというのも現代人が好きそうな流れで小説を締めくくっている。
カフカの変身を軽くしたようなものか。
別にそのまま鹿の顔でもなんら問題なさそうな状態だと主人公を見ると思うのだが。
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No.4:
(2pt)

最後のオチは、最悪。

万城目さんの発想は天下一品。独創的で他の人にはとても真似できない。素晴らしい。

しかし、その発想だけで終わりまで持ちこたえるのは少々無理があるのか。剣道の試合までがダレるし、試合自体も冗長でスピード感がなく、緊張感に欠ける。「プリンセス・トヨトミ」にも当てはまるが、丁寧に書いているのが逆効果しているのでは。
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No.3:
(2pt)

貧困で頑迷な作者のイメージ

痛快な小説と言う噂を聞いて手に取ったが、期待ハズレの内容。恐らく、「あをによし」が奈良の枕言葉である事や、伊勢大輔「...山桜...」の歌、邪馬台国論争等に対する知識を持たない層に受けているのであろう。

全体の構成は、漱石の体験及び「坊っちゃん」、「三四郎」をベースに邪馬台国の風味を加えたものになっている。例えば、漱石がロンドン留学中に「神経衰弱」になった経緯を知らないと冒頭の意味が分からない。第二章にあたる「長月」以降は、主人公の青年の妄想と取っても良く、むしろその方が自然であろう。そして、物語は心を病んだ青年の癒し・希求を綴ったものであろう。だが、繰り広げられる遊びの世界は狭い。

"解説"に依ると、作者の自由奔放な発想に驚いたそうだが、私はむしろ作者のイメージの貧困さと頑固さに驚いた。作中で一旦は「三****鏡」と邪馬台国との関係を否定しておきながら、その実、作品全体を通して全てが「三****鏡」と執拗に結び付けられているのである。この論理的矛盾は何なのだろうか ? 私は、作中に鹿男や狐女が出て来ても一向に構わないと思っているが、こうした学術的部分に対してはロジカルであって欲しいと思っている。そして、本物の「三****鏡」が作中にように保存されているなら、それは実は金色で立派に鏡の役を果たしている筈である。作者の出身地は知らないが、関西出身で頑迷な邪馬台国畿内説の信奉者ではないのか ?
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No.2:
(2pt)

萌え漫画ぽい

萌え漫画はだいたいこういう展開が多い。
つまり違う土地に引っ越す。
引っ越した先には可愛く個性的な女性。
女子高校や女の子のいっぱいいる所に行く羽目になる。
そこで不思議な事件が起きる
これが萌え漫画の王道だ。俺には個性を感じることはできなかった。
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No.1:
(2pt)

詰め込みすぎ

地震を起こす「ナマズを鎮める」ための宝物「サンカク」をめぐる物語。
その構想の規模は壮大で、出てくる人物はボッチャン。うん、なかなか、受ける設定である。が、しかし、ボッチャン的な雰囲気をつくるために紙面をつかいすぎた。それぞれの人物に深みや現実味を持たせるべきだ。いろいろなアイディアがいっぱい詰め込まれているが、詰め込みすぎである。
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