誇り高き「阿呆の血」が騒ぐ! TVアニメ化され、累計32万部突破した大ベストセラー『有頂天家族』。

犯人当て、安楽椅子探偵、日常の謎、バカミス…ミステリでお馴染みの七つの「お題」を解くのはマッドサイエンティストに記憶障害の探偵、超天才殺人者!一筋縄ではいかない狂った事件、犯人、探偵を巧緻な論理で寄せ木細工のように組み上げた、叙述トリックの名手としても知ら

「君がどういう理由で金を欲しがっているのか、私は知らない。知る必要もない。

死者の最期の想いを読むことのできる「月読」―死はいったい誰のものなのか?静かな感動にみちた物語。

新人刑事の無藤太郎は、名探偵刑事・南塚と、名家の当主・北小路の盟友コンビのせいで、幽霊がらみの事件にかり出されるように。

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。

巨大な妄想力の持ち主。主人公のひねくれた学生生活が描かれた、笑撃のデビュー作。

一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。

大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。

頭上に地面、足下に星空が広がる世界。人々は僅かな資源を分け合い村に暮らしていた。

女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。

伝説の名探偵刑事・南塚浩平。現在、目白台のお屋敷に居候中。

風が吹き荒さぶ中、闇を裂いてトラックがやってきた。運転する商人は葡萄酒を運んでいると主張する。

京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。

毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。

「…殺してしまった」という父の呟き。疑いもしなかった、母の人生。

スタッフの熱い想いを乗せ、構想4年をかけて、堂々たるTVアニメ化! 原作もアニメも楽しめるガイド。

ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面面は、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。

OLから探偵に転身して二十年。

文京区目白台―昔ながらのお屋敷街の雰囲気を色濃く残す街。若手刑事の無藤は、ある屋敷を目指していた。

弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。

売れない怪奇小説家・津久田舞々(本名)は、ある日小さな田舎町からの依頼を受けて、その町の郷土史を執筆することになる。

凶悪犯も必ずオトす美貌の刑事・京堂景子の剛腕と、家事はおまかせ、イラストレーターの夫・新太郎の名推理。

鋼は、心の痛みを抱えながら、愛犬・ステラとともにひっそりとオルゴールを修復する日々を送っていた―ある女性と出会うまでは。

1993年、世の中がまだバブル景気に浮かれていたころ。

鴬橋派出所の管内で起きた殺人事件。それが、一人の外勤警官の日常を変えた。

物語に、喰われちまえ。想像力の暴走に任せた、驚くべき古書幻想譚 また買ってしまった──。

「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。

佐々波と雨坂が、本当に編集者と作家だった、若き日の物語。ある一人の女性の存在と本にまつわる謎が、眠れる天才を呼び覚ます。

「氷の女王」と渾名される鬼刑事の景子さんの夫は、料理上手で優しい新太郎くん。

長編に劣らず短編においてもカーは数々の名作を書いているが、中でも「妖魔の森の家」一編は、彼の全作品を通じての白眉ともいうべき傑作である。

「月読」とは、死者の最期の思いを読みとる能力者。

連続殺人犯が殺された。捜査一課の新人・和賀は遺体発見現場で美少女と遭遇する。

9マイルは遠すぎる ｱｰﾑﾁｪｱ・ﾃﾞｨﾃｸﾃｨﾌﾞ・ｽﾄｰﾘｰの定番。

「じつはフランス製じゃないんだ、フランス人形は」「そうなの?」ある春の日、八駒家に持ち込まれたプラスチックの箱の中身は「冬の室内」といった趣の舞台装置と、その右のほうで行儀よく椅子に腰かけている少女の人形。

高校で起きた凄惨な殺人事件――腹を割かれた被害者の額にはティカが残されていた。

「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。

薬剤師夫婦がシチューで毒殺。が、各々の皿の毒が異なり夫婦互いに殺し合ったかに見えた事件の真相「皮肉な夕食」。

英国ミステリ史上、ひときわ異彩を放つ重鎮ブランド。本書には、その独特の調理法にもとづく16の逸品を収めた。

〈王国〉周辺の海域を荒らし回る海賊連合〈南十字星〉の首魁アルバート・リスターが、海賊退治で勇名を馳せる海軍提督バロウズ卿を誘拐した。

「世界一異常な探偵」こと四里川陣のもとを訪れた1人の女。

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

烏丸花頴の若き当主ぶりも板につき、執事の衣更月とも息が合ってきた今日このごろ。

少年同士の耽美な愛の世界を巡り、一人の美少女が自ら死を選んだ。

東京生まれの鏡味龍は名古屋大医学部に今春から通う大学生。

天使へと解体される少女に、独白する書家の屍に、絵画を写す園に溺れゆく男たちに垣間見える風景への畏怖、至上の美。

女だてらに武の道を選んだ毛利玄達は、男装し諸国をめぐっている。

修行の旅を続ける毛利玄達だが、剣豪たちの遺した名所旧跡を訪れる度に、なんの腐れ縁か柳生十兵衛と出くわすことに。

あのオルゴールは呪われている。命が惜しければ手を出すな。

中学生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂。けれど周囲では次々と事件が発生し、2人暮らしの日々は何かと騒がしい……。

茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。

小劇団「紅神楽」を主宰する女優・紅林ユリエの恋人で同居人のミケさんは料理の達人にして名探偵。

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。

雪に埋もれるように亡くなった恋人たち。

妻の死から一年。警察官の神崎守衛は、遺品の中から手紙を見つける。