落下する花-月読-
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本日届きました。 著者の本「月読」は読みやすく引き込まれるように数日で読んでしまいました。なので、次の「落下する花 月読」がすぐに届きとても嬉しいです。 | ||||
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人が死ぬとその場に残る月導。それを読み解く月読。ミステリー小説に組み込むには随分と大胆で、かつ直球すぎる(ダイイングメッセージ)と思える設定。 しかしこのシリーズの本質は、むしろそれを取り巻く世界の穏やかな雰囲気の魅力にあるのだと思う。月導の研究に費やした分だけ文明の発達が遅れた世界。おそらくは携帯もインターネットも見出されていないこの世界では、時間の流れがとても緩やか。 そして月導に遺されたメッセージが、単純に犯人を示唆するようなものではないのがポイント。直接のヒントではない、暗号というわけでもない、死に直面した時に脳裏をかすめた刹那の思考。時に愚かしく、時に優しい。 連作短編集で、基本的にはやるせないエピソードが多いのに、読み終えた時、気持ちはとても静謐だった。 | ||||
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現在単行本でも刊行されている『月読』の続編です。 と言っても、前作の直接的な続きではなく、主人公の 毎回変わる短編ですが、作品中の設定で人が亡くなる 時に必ず残す『月導(つきしるべ)』を読む事の出来る 『朔夜一心』さんが毎回登場し、主人公の鬱積する 心の内を解きほぐして行くといった内容になっています。 私は間違って『月読』の前にこちらを読んでしまい ましたが、これだけを読んでも十分に面白く、そして 『月導』に関する話なので、毎回死者の友人や家族 などの葛藤もあり、何となく切なくなる内容なの ですが、読後感がとても良くてお勧めです。 もちろん『月読』を先に読んだ方が、前作に出て来た 面々がちょっと登場したりして、嬉しくなる事請け合い ですよ。 | ||||
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