刑事失格



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初公開日(参考)1992年11月
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長編小説

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刑事失格 (創元推理文庫)

2011年04月21日 刑事失格 (創元推理文庫)

鴬橋派出所の管内で起きた殺人事件。それが、一人の外勤警官の日常を変えた。死体に残された噛み傷、何かを隠している様子の同僚、夜ごとに駅前にたむろする少年たち。小さな謎が絡まりあい、やがて大きな疑惑へと変貌するとき、警官は自分自身の過去と対することとなる…。新本格の気鋭が新しい分野に挑む。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

刑事失格の総合評価:6.00/10点レビュー 4件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

刑事失格の感想

阿南シリーズ第一作。何気なく読んだ「無伴奏」が凄く良くて、遡って読んでみたいと思った。が、売れて無いんだろなぁ、古書で探すのに丁度1年かかりました。内容は青春ミステリー(成長譚と言う意味で)、もしくは変格ハードボイルド(主人公がブレるんで)、と言う感じであるが、いずれにしても雰囲気が暗い。何せ阿南が変人過ぎて怖いよ、考え方が独特過ぎる。ミステリーとしては結構派手で結構ざっくりしてる、本格では無いかな。つまり本作の魅力は、阿南のキャラに尽きる。気持ち悪いが目が離せない男、シリーズを追いかけ変化を見てみたい。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(1pt)

おもしろい???

主人公の性格付けに一貫性がないように思われ、ストーリーの展開も意外性があるというよりは不自然、電子書籍ゆえの素人の方の作品だったのだろうと思いましたが、推薦文を書かれた方の高い評価に驚き、もしかしたら、自分の感覚がおかしいのかと、不安になりました。
刑事失格 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:刑事失格 (講談社ノベルス)より
4061816497
No.2:
(3pt)

テンポはいい。物足りない

楽しく読めたが、ドラマが少ない。シンプルな一冊。
警察物としてはやや物足りないと感じる。個人的には今野敏さんの作品の方がいいかな。
刑事失格 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:刑事失格 (講談社ノベルス)より
4061816497
No.1:
(5pt)

ミステリーとして、青春小説として

冒頭で主人公の「私」は警察を退職していることが明らかにされ、
そのきっかけとなった派出所勤務時代の悲劇的な連続殺人事件が
展開される。さらに物語が進むにつれて、「私」がそもそも警官
を志すことになった事件、警察の仕事に疑念を覚えるに至ったで
きごとも語られることになる。

本書には青春小説という色合いが濃い。全編に渡って描かれる、
自分と現実とのあいだに薄い膜を張られているかのような焦燥感
や違和感はまさしく若者特有のものだ。しかし、過去のふたつの
できごと、さらには本作での事件が主人公に与えた打撃は、心の
傷といって済ませるにはあまりにも大きく、青春小説のラストで
読者が期待するような未来への展望は感じられない。「私」の心
象風景を反映しているかのような暗く寒々とした情景描写とあい
まって、読後感は決してすっきりしたものではない。

にもかかわらず、自分にあまりにも正直な主人公の生き方は読者
(若者にかぎらず)に強い印象を与えるはずだ。暗い過去を背負
い、闇を抱えた主人公という造形はハードボイルドではありふれ
ている。しかし本書は、その暗い過去をまず正面から取り上げる
ことで、ひとりの人間の精神的な成長を描くことに成功している。

なお、本書は、1990年にデビューした太田忠司が初期に手掛けた
ミステリーだが(92年に講談社ノベルスで初版)、筆致に未熟な
ところはいささかもみられないばかりか、現在(2011年)読んで
古くなった感じもまったく受けない。続編『Jの少女たち』、
『天国の破片』も同じ創元推理文庫から再版されているので、是
非読んでみたい。

刑事失格 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:刑事失格 (講談社ノベルス)より
4061816497



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