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慟哭
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慟哭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全257件 81~100 5/13ページ
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結末が見えているものの、人の性について色々と考えさせられる小説である。 | ||||
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とても気に入ったというレビューを見て読んだのですがLASTが気に入らないです。 | ||||
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10年以上前に1回だけ読みました。 なのに、まだストーリーの概要をハッキリと覚えています。 それだけのインパクトを食らうことの出来る小説です。 トリックとしては一発芸的な部分はあります。 このこの手の、一発芸的なトリックをあまり知らずに、 何の先入観も持たずに読めた人は本当に、幸せですよ。 自分は幸せでした。 最後に息を飲む、アッという驚き。あの衝撃。 まだその時の感覚を覚えていますよ。 この手の○○トリックと呼ばれるミステリの洗礼を初めて 受けたのが本書でした。 本という、文章で書かれた物語の可能性というものを 恐るべき形で知ることになった事件でしたね。 そして、「”慟哭”で受けた衝撃をもう一度」という欲求の元、 ミステリ小説を読み漁るようになりました。 この作品、ミステリ小説を読み漁るようになる前に読めることが、 一番重要だったりします。 なので、「読者のミステリ遍歴の中でいつ読めたか?」 という微妙で繊細な取扱いが必要でもあり、 色々な意味で一筋縄ではいかない作品です。 つまりは、このタイプのカテゴリーの中ではもっとも 出来が良い部類に入るので、 「慟哭」で体験しちゃった方がいいですよ、ってことです。 | ||||
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途中で気がついたものの、仕掛け自体は好きでした。 ただ誰も何も救われない話で暗くなります。 | ||||
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。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 | ||||
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著者についての知識はまったくありません。 昨年末、帰省時に電車内で暇つぶしに読むものとして 書店の好位置に配置された本書が目にとまり、購入しました。 率直に読後の感想だけ述べますと 物語中盤というか、ややもすると前半くらいから お話のタネがじんわりわかってきてしまいます。 残りページ数を鑑みながら「残り枚数これだけでどうやって事件をまとめる気なんだ?」 といぶかしみながら読んでいくと… (※こっから先ネタバレです) うわー、まとめてなかった!wwwww これは酷い! 事件ぜんぜん解決してない! これでいいんですか? 事件の大元になった犯人は今どこで何をしてるんすか? 正直モヤモヤ感しか残りませんでした。 叙述トリックはいいですよ。別に。警察=犯人も別に新しくも珍しくもありません。 ガストンルルーもドルリーレーンも主人公(探偵)=犯人やってましたし。 ほかにもたくさんあるでしょう。 自分が気に入らないのは、「主人公が犯罪を犯すことになった原因である犯人が不在」のまま 本書を締めくくってしまったことです。 これは僕は嫌だなあ。好みの問題かもしれませんが、嫌です。 | ||||
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90年代前半に出版され、インターネットなどで「おもしろいサスペンス小説」で検索すると、いまでもタイトルをちらほら見ることができる本作。購入したのはずいぶん前なのだが、思い切って読みはじめてみた。 結論を言ってしまうとタイトルがすべてでおわってしまうのだが、どうもストーリーテリングが弱い。僕は佐伯が犯人だということが最後までわからなかったせいもあり、本作の二層構造を読んでいる最中どうも冗漫なたどたどしい印象がぬぐえなかった。「彼」と称する人間が犯人なのだろうことは容易に想像がつく。そうすると、その層とは反対の警察の捜査進展のスピーディーさと犯人がそれを察知して、いかに逮捕から逃れながら犯行を繰り返すのかをスリリングに描くことが作品の可否になるが、「彼=佐伯」が犯人の一人であることが設定されているため、その動機づけと必然性を描かざるを得なくなり、宗教への没入と儀式への盲信が作品後半まで延々と続いていく。これを言ってしまうと作品を全否定していることになってしまうが、佐伯を犯人にするため、すべての展開が、結果的に、冗漫なまま続かざるを得ない書き方になってしまっているのだ。 佐伯を犯人にせず、別の人間を設定し、前述した警察と犯人の攻防戦を中核にすえていたら本作はぐんとおもしろい小説になっていたと思う。 | ||||
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貫井さんの作品は、短編集の『崩れる ‐結婚にまつわる八つの風景』を読んで 次に『乱反射』を読んで、この作品が三番目です。 この作品を読む前に、レビューの点数を見て、平均点が4点以下だったので それほど期待せずに読みました。(自分の中で基本的に4点以上がかなり期待できるとの基準のため) 結論から言えば、とても面白かった!! 十分に満足出来る内容でした!! まず、読ませてくれます。引き込んでくれます。 デビュー作品と思えないほどで、『乱反射』でもそうでしたがさすが と感心しました。 トリック(?)の方も自分はすっかりやられてしまいましたww 確かに後味の悪さは他で指摘された通りですが それ以上に一つの作品としてとても面白く読むことが出来た 満足度は高かったです!! | ||||
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貫井さんの本を読んで一言。。。久しぶりに出会ったすごい本!!!展開がが速いしなにしろ読んでいて読者を退屈にさせない、 | ||||
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私は謎解きや予測に全然長けていない読者です。 作者のひっかけにはひっかかり,伏線は明らかになるまで気にしません。 で,慟哭。 面白いったら,面白かったです。 人物造詣について,本格の作家の中ではとびぬけたリアリティを感じさせると思います。 あらかじめの情報はもたずに読むことをお勧めします。 | ||||
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残虐さもトリックもそこまで驚くほどのものでもなかったです。 「驚愕のラスト!」と銘打ってあれば誰でも想像がつくラストでした。 読む前の想像が膨らみそれを超えるような展開にはならず物足りなさを感じます。 そのことを差し引いても、あまり満足のいく内容ではありませんでした。 何もかもが予定調和で、決まっているラストへ向けて用意されたような登場人物やセリフ。そのため、心理描写や人物の性格に違和感を抱くことが多々ありました。 本をたくさん読んでいる人のはお勧めできません。 | ||||
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みなさんが書かれておりますが、あれだけ「衝撃のラスト」というふれこみであの内容であれば ラストほとんどの方が予想出来るのではないでしょうか。レビュー書いておいてなんですが 前評判一切なく読んだらもっと楽しめたかも。 また、不自然な個所や有耶無耶になってしまっているところが多いように思いました。 回りに目立たないようにあえてマスクとかを付けずに公園に行ってましたが、そもそも30超えたおっさんが 平日に公園に出入りしてたら目立つだろ。 「彼」を新興宗教に導いた女の子のことやその子目当てで集会に参加してた青年、犯人のことや彼女との別れ方 あえて有耶無耶にしているのでしょうが、読後、非常にもやっとした感じになりました。 | ||||
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やっと読みました。何となく古本屋で手に取り、興味を引かれたので購入です。 他のレビュアー様の仰る通り、ラストは随分早くに予想ができてしまって少し残念でした。勘繰りながら読んでしまったからなのかもしれません。 帯は見ない方が良かったな。 しかしデビュー作でこれほどまでの作品を生み出せるのは流石です。 ラストは予想通りでしたが、そこに至るまでの過程でぐいぐい引き込まれました。一気読みです。 だから尚更ラストの衝撃がなかったのが悔やまれる。 普段どんでん返しには気持ちいいほど騙される私なので、「私で予想できたということは、更なる衝撃がこの後続くということなんだろうなあ」と思っていたのですが、そういこともなく。 後味の悪いラストで、好き嫌いははっきり別れると思います。 これはこれであり、いい意味でも悪い意味でも余韻が残るとも思いますが、私、騙されたかったです。(笑) しかし、細かい伏線やあまり衝撃でもないラストに目を瞑れば本当に面白い作品といえます。 先入観なしで読みたかった、と心底思いましたので、これから読まれる方は何も考えずに…いや、ここのレビューをご覧になっている時点で無理でしたね。 | ||||
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予断を入れずに読んでみるべき。 まさにページターナー。 とても悲しい物語。この作者は、 筆力があり、重い余韻が残るので、 心身元気なときに読んでください。 素晴らしい傑作。 | ||||
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ミステリーとしての面白さはある。 しかし、子を失った親への洞察が浅いように思われた。 主人公が落胤であることも物語の傍流で語られるのみで、本作の「親子」という関係への浅薄さはおおいに指摘されよう。 裏表を交互に読ませる構成にももう一工夫欲しかったと思う。 | ||||
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文章が読みやすく、読書欲を誘うストーリーの運びとなっていました。 ただ惜しいのは、登場人物の台詞・行動・思考から早い段階で仕掛けが分かってしまうコトです。仕掛けが分かると、あとは彼らの人間模様や結末に至るまでの鬼気迫るモノを期待してしまうのですが、そこが薄くて本当に惜しいっ。 ラストはこの小説に似合う不条理さだと思いますので、私は特に気にはなりませんでした。 | ||||
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もう一回読みたい!読んだ後すぐに「再読しよう!」と思わせるミステリーでした。 犯人がわかって読む2度目も面白そうです。(まだ1回しか読んでいないので、断定できませんが) 1度じゃなくて、2度読んでも楽しめるミステリーを書く作家さんが、個人的に大好きです。 貫井さんの本を私が読むのは、この本で3冊目です。 別冊文藝で、先月まで連載(新月譚)をされていたので、その影響で失踪症候群 (双葉文庫)を購入し、失踪症候群も悪くなかったので今回デビュー作にも手を出してみたのですが、この3冊の中でダントツにこの「慟哭」、面白かったです。 私はミステリーでいうと、王道の宮部みゆきさん&東野圭吾さんが好きな一般的な読者です。 東野圭吾さんの白夜行 (集英社文庫)まではいかないですが、あの物語の「ダーク」さが5段階評価の5+としたら、「慟哭」のダークさは「3」くらい。そこが貫井さんの売り(よさ)、だと思います。(3冊しか読んでないのでわかったつもりかも知れませんが) 暗すぎは気分が滅入るけども、軽すぎなのも、物足りない。そんなミステリー好きな人はこの本、どんぴしゃで、気に入るのではないでしょうか。(私は、好きですね。この1,2年読んだミステリーの物語の中でベスト3に入るくらいに気に入りました。) 180ページ目あたりまでは、普通のミステリーだな〜、なんてことはないな〜、とちょっと肩透かし感がありますが、それは序盤だけ。気がつくと物語にぐいぐい引き込まれて、300ページ目あたり以降は、最後を読むまで本を閉じることができませんでした。 あんまり言うと期待度があがって、ハードルが高くなるので結末については触れませんが…300ページ目くらいから「あれ?もしかして?」となーんとなく胸がそわそわ、してきます。そのドキドキ感、ぜひ味わってください。 | ||||
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連続する幼女誘拐事件の捜査は行き詰まり、捜査一課長は世論と警察内部の批判を受けて、苦悩する。異例の昇進を果たした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心を寄せる。こうした状況下で、新たな展開が始まる。 幼女誘拐殺人や新興宗教といった現代的なモチーフを用いながら、本格ミステリーとしての読み応えも十分な作品。ひとつには、この作家の持つ文章力があげられるだろう。ストーリー展開の巧みさから作品世界に引き込まれ、登場人物たちに感情移入していく。北村薫氏をして、書き振りは「練達」、読み終えれば「仰天」と言わしめた本格ミステリー。 | ||||
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この作者のものは初めて読んだ。なんとも気分の悪い、読後感である。こうも、人の気分を害してどうするつもりなのか?弱っている時に読むと大変なことになる、あえて厭な気分になりたい方のみ、おススメ。 | ||||
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犯人側?と警察側?が交互に描かれていて話が各々進みます。 徐々に徐々に、リンクしていって最後に「カチっ」と合います。 途中で分かっちゃった人もいるみたいですが、私は、「、、、」と名前が出る前分からなかったし、 その瞬間「?!!」と衝撃でした。 やっぱり読んでいてこうゆう驚きがあると、読んでよかったと思いますよね。 昔にいろいろ読んだのですが、また再読していきたいと思います。 | ||||
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