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慟哭
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慟哭の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全261件 221~240 12/14ページ
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| はっきり言って落ちが読めます。皮肉なことに、帯等にある「驚愕」というコメントがなおさら落ちを判り易くしてしまっています。私は、本はよく読みますが、それ程ミステリーは読みなれていません。それでも見えてしまったこの落ちは少し安易な気がします。加えて、読後に納得いかない点が多々残ります。読者が推理するような内容ではないので尚更不快です。恐らく、この書き方は筆者の狙いなのでしょうが、少しいただけません。しかし、これだけ批判はしましたが、なかなか面白いです。文章や内容として未熟な部分はありますが、落ちが読めても最後まで読ませてしまう魅力を持っています。あえてお勧めはしませんが、気になった方は読んでみてはいかがでしょう!? | ||||
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| 2つのストーリーが交錯し、読み進むうちにあるていどは予想はつくものの、それを上回るドンデン返しがあるところが堪らない。ミステリとしても、社会派ものとしても非常に上質である。 | ||||
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| 二つのストーリーの連鎖につきます。最初は一体何がどうなるのか予想できず疲れる場面もありましたが,話が進むにつれ,連鎖がどんどん読者を引きつけていきました。警察組織,宗教,家庭環境等のそれぞれの題目内容は薄っぺらさを感じる時もありましたが,ミステリーとしての技法は最高でした。後半は「え!」が連発でした。 | ||||
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| 「これが、デビュー作!?」と、目を疑うような作品でした。緻密に計算された作品構成。綿密な調査の元に書かれたであろう、状況や背景が読者の想像力を助けます。そして、最後まで期待を裏切らない結末が、読んだ人をとりこにするでしょう。余韻の残る作品です。 | ||||
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| たまたま手にとった一冊・・・時間つぶしの為、その時、読み終えた時の感情・気持ちを想像できなかった。なにげなく読んでください。それでいいです。誘拐犯のこと捜査する警視庁キャリアのこと順番にゆっくりよんでください。人の気持ちの変化も注意して・・・・あけてみましょう「びっくり箱」Michael.I | ||||
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| 純粋にミステリとしてみるなら、良くも悪くも「十年前の新本格」です。この手のものをはじめて読む人ならともかく、読みなれた人にはおおよその予想がつくでしょう。ただ凡百の本格が、ネタが読めた瞬間、先を読むのが苦痛になるのに比べ、この作品には、ネタを予測できてなお先を読ませる力があります。そして迎える、まさに表題そのもののラスト――正直、完全に予測できたにもかかわらず、あるいは予測していたからこそ圧巻でした。ミステリ初心者にはもちろん、読みなれた読者にも「小説」としての読み応えを与える構造をもった名作といえるでしょう。 | ||||
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| 読み終えて、帯を再見、いや、本当にビックリでした。乙一氏の「GOTH」と東野圭吾氏の「彼を殺した」シリーズに遠くて近い読後感。読み終えた人数人で集まって議論を交わしたいようなそんな一冊。貫井氏の作品を今だ読んだことのない方は是非。オキニイリの作家が増える可能性高しです、たぶん。 | ||||
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| 推理小説を読み慣れたものならかなり早い段階で犯人の目星はつくと思う。推理小説で謎解きの辻褄が合わない、というのは致命的。筆者のデビュー作ということなので、かなり力でねじ伏せ、強引に結末を導いていった感がある。何度読み返しても納得いかない部分が多々あり、ラストあと5ページくらいは「納得のいく」謎解きに費やしてほしかった。ただ、90年代初頭にかかれたこの作品が、今、非常に今日的なテーマを扱っている点で作者の目の確かさを感じる。 | ||||
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| 驚愕のラスト・・・という触込みのミステリーだが、残念ながらほとんど驚くことなどなくて、がっかり。作者はうまく書いたつもりだろうが、こういうプロモーションの仕方はよくない。「驚愕のラスト」という前提で読み始めると、「それじゃ、こういう結末しかないじゃない!」と思ってしまい、「で、トリックは、これしかないじゃない」と読み進めると、「やっぱりそうだったじゃないか」・・・という感じだった。ほかの方の評価が実態以上に高いと感じたので、あえてこれから読まれる方への警鐘もこめて星2つ。 | ||||
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| とにかく、衝撃の展開であった。おもしろい。とても読み応えのある一冊である。しかし、この小説を読むにあたって、結末ばかりに目がいってしまいがちであるが、この小説のおもしろさは、それだけではない。結末にいたるまでの、重厚なストーリー展開にも注目すべきだ。宗教に心のよりどころを求めた心理描写、親の子供に対する常軌を逸した愛、過剰なまでのマスコミの報道、社会的地位に対する嫉妬心、警察の捜査体系、犯人の犯行に及ぶまでの経過など、どれも全てとても事細かに表現されていて、自然と物語に感情移入ができ、読み終わったあとに、心にずしりとさまざまな感情が残るほどであった。ぜひ、読んでもらいたい一冊である。 | ||||
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| 読後感はよくない。幼女誘拐殺人を扱い、新興宗教という今日的な題材を取り上げる。幼女殺人は宮崎事件を思い起こさせる展開。もともと子どもの殺人は気がのらない。淡々とした筆致は冷酷な印象を与えるだけで、気分が悪くなる(こういうのは全然大丈夫という人はいるのでしょうが・・)。書店のPOPや帯で”動転の結末”と喧伝していますが、途中で「もしや?」と危惧していた結末であった・・。 | ||||
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| ミステリーファンなら、最初の方で、タネが分かってしまうので、結末の意外性は、ほとんど感じられないと思います。そのくせ、意外性を出すため、ストーリーをねじ曲げた感があり、登場人物の言動の不自然さが、鼻につきます。タイトルや宣伝文句に惹かれ、感動を求めて読むと、後味の悪さに、げんなりさせられるので、ご用心を。普段、ミステリーを読まない人には、こういうのもあるんだ、って知る意味では、良いかもしれません。 | ||||
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| 内容には触れません。変に語って、これから読む方の楽しみを減らしたくないので。騙されたと思って読んでみてください。特に普段、本を読まないという方にはお薦めします。問題がない訳ではありませんが、最後まで読んで、それを云々する人は多くないはず。デビュー作というのも驚きです。 | ||||
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| 作者のこともこの小説のことも全く知らなかったが、書店の店頭で見かけて興味を惹かれた。なんといっても帯の「題は『慟哭』、書き振りは《練達》、読み終えてみれば《仰天》」(北村薫)が効いている。 たしかに「仰天」だった。真相が明らかになる一文を読んだときには、全身鳥肌が立った。十数秒、あるいはそれ以上も頭がしびれているのがわかった。読書という精神的な行為で、これほどの肉体的な衝撃を受けたことはない。文字通り体が震撼した。 この衝撃は単に意外性によるものでも、トリックへの驚きでもない。それは、堅実で質の高い文章がここに至るまで積み上げてきた人間世界の重さが、一挙に崩れる衝撃にほかならない。解説(椎谷健吾)の「文章から受ける印象自体がトリックを絶大なも!のにする手法」というのはまったく言い得て妙である。 たしか朝日新聞の中条省平の書評で、ミステリーというのは、第二次大戦などの悲惨を経て、トリック重視よりも人間の暗面を探る犯罪小説になった、ということが書いてあったと思うが、この著者も、紛れもなく資質としてそうした系譜に属する作家である。そしてそのことと、人を驚かすアイデアとが表裏一体、渾然となっているのがすばらしい。トリック重視の、純本格派の読者には不満もあるらしいから、この小説の好みも分かれるのだろうが、娯楽小説であっても、より文学度の高い、単なる絵空事ではない人間味を求める読者にとっては、嬉しい作家である。 幼児誘拐殺人とか新興宗教とか黒魔術とか、あまり気持ちのよくない素材を使っていても、往々ち?してそうしたものを扱う小説が悪趣味に堕するのに対して、基本的にどろどろしていない描き方なのもいいと思う。他の作品も読んでみたくなった。 | ||||
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| この作品には作者の熱が籠もっており、時間を忘れて最後まで一気に読み進めさせられた。90年代以降の日本が抱えてしまった病が充分に意識されており、作者は気迫を込めて、それら日本の病を下敷きにしながら物語を作り上げている。その熱意、気迫が類稀なものであるだけに、この作品を推理小説として仕上げてしまった事が大変に惜しまれる。推理小説としての出来を差し引いて、星4つです。(ネタばれを避ける為、抽象的な文章になってしまいましたが、読む価値あり、です) | ||||
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| 推理スキには物足りないとか、普段読まない人にはオススメとか、ごちゃごちゃ言いたくない作品。読みやすい中身だし、さらっと読んで見てください。後味はそれぞれ違うと思いますけど「味わえる」作品です。私は衝撃でしたよ。 | ||||
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| 緊張感のある文章、大胆で緻密なトリック。これがデビュー作品であるというのは驚きです。決して本格推理ではありません。謎解き自体が重要でもないのだと思います。丁寧に読むと辻褄の会わない部分があることも決して評価を落とす理由とはならないでしょう。読後感を(いろいろな意味で)楽しめる一冊です。 | ||||
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| わたしは帯の付いていないのを買ったのでよく覚えていないけど、帯では「意外な結末」を謳っていた気がしました。時々(しかも最初のうちから)「まさか?」と思ってしまうような結末だったという感じ。ちょっと「意外性」には欠ける…物語の性質上、あまり詳しく書けませんが、「慟哭だった」という文が中途半端なところに書かれていた気がしてなりません。せっかくタイトルになってるんだから、どうせだったら最後にドーンっと「慟哭だった」って書いて欲しかった。ちょっと残念。でも、メッセージ性が強かった!悲しくて涙が出ます。読んだ後の衝撃は深く、どうにもならない感情が傷痕として残りました。泣きたくなるような、傷痕を掻きむしりたくなるような、手足が痺れるような想いは、総ての読者の心に大きな何かを残すことは間違いありません。 | ||||
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| あまりフィクションを読まないので本作品にも著者にも何の予備知識もないノンポリ読者として読みましたが、面白い!版を重ねてちょっと過剰になりすぎたセールスコピーとかを見ないで、白紙の状態で読んだら果たして「読めた」かどうか。本でなくて映画ですが最近ですと「シックス・センス」「アザーズ」とか「結末を絶対言わないで」系の作品は観ながら(読みながら)ラストにばかり気を取られて物語を楽しめない、ってのは随分ソンなかんじ。ぼくはさらっと買ってさらっと読んだのでとても楽しめました。 | ||||
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