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慟哭
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慟哭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全257件 21~40 2/13ページ
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Amazonの商品ページから見れるあらすじがネタバレ。このあらすじを見ていなければまだ多少は面白かったかもしれない。2つの視点が交互に切り替わるので、ミステリ好きなら割と初期の段階でトラックに気付くはず。全てが予定調和に終わった佳作。 | ||||
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ガッカリ。やっぱり犯人は予想通りだった。本の半ばで犯人が誰か分かってくる。読み進めると確信してくる。そして最後には「やっぱりね」という展開でした。「仰天のエンディング」なんて謳うからこそ途中で犯人が誰か分かってしまいます。だって「この流れで仰天のエンディングというなら犯人はこいつしかいないよね?」と思いますよ。そしてその通りのエンディングでした。くだらない。この程度で「推理小説」の部類に入るのでしょうかね。 | ||||
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中途半端な印象。いわゆる「トリック」というか犯罪の成立する過程については、いろいろあらをさがせるし、あまりにも犯人にとって都合のいい偶然があったりする。記者会見したような有名人のことを、教団の人間が全く知らないというのも不自然。そもそも全ての犯人が判明したわけでもない(これを言い訳するような最後のセリフ)。「叙述型」と言うのであろうが、はじめから読者を混乱させようとする意図が見え不自然である。よって「謎解き」としてのカタルシスもあまりない。 では、犯罪者や彼を取り巻く人間たちの心理を十分に描けているのかといえば、こちらも?マークがつく。犯人の抱く悲しみを理解はできるものの、黒魔術に走る過程などは強引すぎる感があり、共感するまでには至らない。その他、犯人が教団に入るきっかけとなった少女、教団の黒幕とされる人物、愛人のライターの意味、「犯人からの手紙」などについても、後半十分に処理されているとは言えず、伏線の回収もでききれていないように思う。ただし、作者のいわゆる筆力、読ませる力は一品であるとは思う。 | ||||
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早い段階で作者の仕掛けるトリックには気付いていたものの、それでも引き込まれる作品だった。 叙述トリックに慣れていない状態で読んでいれば、もっと深く突き刺さる作品だったのだろうと思うと、少し残念。 | ||||
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単に奇をてらっただけの小説。筋書きは面白いのに表現しきれていない。 | ||||
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初めてのことかもしれません。 読んでる途中で犯人かなぁと思ったら当たってました。 貫井さんの作品は「愚行録」に続き二作目でした。 章ごとに主体が変わっていく構成が物語に広がりを持たせています。 僕が貫井さんの文章好きだなと思うのは、物語全体に独特の陰鬱な感じというか暗い雰囲気があるからです。 もっとどっぷり、どんどん救いのない物語を生み出してほしい。 | ||||
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トリックがわかりやすいのはいいとして、主人公が身勝手すぎる。 一応恋愛結婚だったのに、自分勝手な理由で家に帰らず子育てもせず、妻の浮気で別居してからも娘とほとんど接触しないほど子供に会ってないのに、「娘は自分を嫌っている」とか、お前のせいやんけ。子供のせいにすんなや。 興味がなく思い出もないのに、娘に執着する理由もわからない。子供一人で育ててた妻が慟哭する側やろが。 自分は不幸でかわいそうで、妻にも子供にも嫌われて、仕事もうまくいかないけど、愛人に癒してもらってつらくとも頑張る主人公の描写が、ナルシズムまみれで気持ち悪い。 | ||||
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最初の方で、結末が分かりました。 彼の正体について、伏線が張っていたので、分かりました。 他の方も言ってましが、その結末では無いといいな…と思いながら読んでましたが。 覆りませんでした。 ここから、【ネタバレ】になりますが… 最初の4人の真犯人は誰? 彼の正体は、30代で無職なのに金回りがいい →30代男性の虚無感 →そのお金は、警視時代の使い切れなかったお給料や退職金なのかと思いました。 →婿養子だったのに、1人暮らし。離婚して名字が変わった。 そこで、彼(松本)=佐伯と判明しました。 丘本警部補の執念や元警察官への敬意は素晴らしいと思いました。 | ||||
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すごい面白かった。2つのお話が重なって最後は驚愕のラスト!ありえない事でも当事者になるとこのように変貌するのか? | ||||
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なんとなく犯人が分かるような進み方だったが、最後は何かつじつまが合わないような気がした。 モヤモヤって感じ。 | ||||
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慟哭というタイトルは、この小説には少々重すぎるのではないでしょうか。 内容にどことなく溶け込めない要素があって、正直、期待はずれでした。 デビュー作ということを考慮しても、う~ん、と首を傾げてしまった。 | ||||
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叙述トリックってオチに使っちゃダメだと思うんよね。 この反省を生かしなのか次の作品は中盤でうまいこと絡めてラストって構成にしてある。 「実はこうでした」って最後に小説の仕掛けを説明されても読んでるほうは「それで?」としか思わない。 この作品で面白かったのは子供を失った男がいかに新興宗教にのめりこんでいくか、でその男の本質的に狂った部分がのめり込みに加速をつけて....っていう描写。ここで読者が感じるのは「ダメ、洗脳されちゃう!」っていう第一印象から、「あ、こいつもともと子供無くしておかしくなってたのか...」っていう痛ましさであり、時制をいじくってこの人物が犯人でしたって話にしちゃうとその面白さすらブレてくる。 オーソドックスに狂った犯人と警察の対決を描くべきだったとしか言えない。 | ||||
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あえてレビューもあらすじも読まずに読んだけれど、文章構成や言い回しで早々にトリックに気付いてしまい、犯人も目星がついてしまった。これに関してはこの作品が、というよりも私がミステリーを読み漁るうちにある程度パターンが見えてきた結果かもしれない。でも言い回しなど、かなり露骨で不自然さが目立つのでやっぱりほとんどの人は気付いてしまうのではないでしょうか?そう考えるとこの作品の最大の売りであるラストの衝撃とやらはかなりインパクトが弱い。 という事で、メインのミステリー要素は思ったほど楽しめなかったけど、サイドストリーである警察関係、特に新興宗教に関する話が秀逸だった。 人の心の闇にスポットを当て、新興宗教にのめり込む人、またはそうでない人の心理描写を上手く描いてると感じた。「彼」が殺人を犯すほど娘を愛していたのかはあまり描写がなく動機の弱さが気になったけれど、そこに宗教を絡めることによって上手くカバー出来ているようにも思う。 結論、普段からミステリーを読んでいる方はあまり期待できないが、そうでない人にとっては衝撃を受ける作品だと思う。 | ||||
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長いです。ほとんど話が先に進みません。 叙述トリックとしてはサクッと書いた方が面白かったかも ただ文章が硬質なので社会はミステリーの方がいいのでは | ||||
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映画の愚行録を見て作者を知りました。原作を読もうとしたところ、慟哭の方が評判が良かったのでこちらから読みました。最後の10ページくらいからの展開に「えっ?えっ?どういうこと?」と軽くパニックになり、頭の中で整理しながら読み進めました(笑)読了後は悲しいとか切ないとかの感想になりますが、読み応えがあり、とても面白かったです。 | ||||
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これは私の好きな警察もの。 捜査一課長の佐伯さんは能力の高いキレ者。事件をバンバン解決していくのかと思ったが、そういう話ではなかった。 人間誰しも、心の奥には辛いものを抱えているんだな…。 ラストは、驚きと同時に切なくなった。 | ||||
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「愚行録」に続いて貫井さん作品2冊目。 難航する連続女児殺人事件の捜査の指揮をとる捜査一課長・佐伯と、新興宗教にのめりこむ「彼」の物語が章ごとに交互に語られてゆく。 人物の描写や背景が丁寧に描かれている。佐伯や伊津子を好ましく思いながら読んでいった。 メインストーリーとサブストーリーが交わった時、頭が真っ白になった。 あまりの衝撃に、ページをめくれなかった。 大きな哀しみに打ち据えられた佐伯の「慟哭」。この場面のために用意されたタイトルなのだろう。 感情を表出できればよかったのか。 誰から見てもわかるように。誰から見ても理解できるように。 でも佐伯はそうしなかった。そうできなかった。 ただただ、自分が瓦解する音を聞いていることしかできなかった。 こんなに哀しい「慟哭」を私は知らない。 胸が詰まり、ワンテンポ遅れて涙が溢れた。 なかなか再読できず、再読しても佐伯や伊津子に感情移入してしまって本を閉じてしまうことの繰り返しだった。 私はこの作品がミステリー・推理小説だと知らずに読んでいたが、ミステリー・推理小説を読みなれた方なら驚きはもっと小さいだろうし、もっと早い段階で犯人がわかるのかもしれない。 | ||||
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新興宗教に 心が傾いていく、 大きな要因は 娘が殺された ということだった。 胸にはどうしようもない、大きな穴が 開いていた。 佐伯捜査1課課長は キャリアで 政治家のオトシダネであり、佐伯警察庁長官の娘の婿養子だった。 輝かしいばかりのエリートが 現場の先端に行くことは、まれだった。 そういうなかで 幼女誘拐殺人事件が 起こったのだ。 いったい誰が どのような目的で、 犯人像をさまざまに推定するが。 そして 結末は 鮮やかだった。 うまくねぇ。おどろくほど。 物語として きちんと構成されている。 文体もねちっこい。一気に読んでしまった。 | ||||
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幼稚園の送り迎えは、先生が必ず親に園児を渡し家まで1人で返す事はなく、お茶会を開くような母親なら、娘にあんまり愛情がわかないとしてもセレブママとして教育熱心だろうし、不審者がうろついていたなら、娘が帰るまでにはきりあげるだろうし。佐伯の妻が旦那との虚無感から前半の犯人なら納得するし、松本も娘がかわいくてキチガイになったのか不思議だし、そんなに娘を愛してたのかな?読解力不足かもしれませんね。 | ||||
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最初の方でなんとなくこの小説のネタがわかってしまいましたが、 外れて欲しい思いで読みました。結局当たってましたが。。。 なので、ラストがそこまでの衝撃ではありませんでしたが、 それでも面白かったです。 文章も読みやすく、この作者の小説は初めて読みましたが、他の作品も読みたいと思いました。 | ||||
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