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慟哭
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慟哭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 1~20 1/3ページ
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そう来たか、という結末だったけど所々で?な記述があり…他の方も書いてましたが少なくとも都市部の幼稚園児は園から家に帰るにあたり、バスが有ろうが無かろうが途中1人になる事はあり得ません。セレブな家庭の子どもが通う所なら尚更です。あと結構重要かと思われた登場人物があっさりいなくなったり回収されてない伏線らしきものが色々。伏線じゃなく私の思い違いないのかもしれませんね。 | ||||
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佐伯と松本が同じ時間軸で動いている様にみせて、実は前編、後編だったのだが、これちゃんと成り立っていますか? 脅迫状の部分とか、作者のご都合で誤魔化しなのかと。グイグイ話に引き込まれましたし、心情もよく描写できてましたが、途中で同じ人物だと分かってしまったのは残念でした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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全体のストーリーは、退屈することなくグイグイ引き込まれます。 然し、佐伯が言う「娘のことになるときちがいになる」の部分が全く共感できません。 娘を遊びに連れて行くこともあまりなく、コミュニケーションも無く、なんのケアなしに別居もしている父親が娘を狂う程大事にしていると全く感じません。月一だけ家に帰っても娘と会話がない。 もっと娘とのコミュニケーションや愛情表現の描写があれば、なるべくしてあのラストも納得できたのかもしれませんが、ストーリーに重要なな親子の絆的なものが欠けているので、正直「う~ん」という感じでした。 | ||||
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Amazonの商品ページから見れるあらすじがネタバレ。このあらすじを見ていなければまだ多少は面白かったかもしれない。2つの視点が交互に切り替わるので、ミステリ好きなら割と初期の段階でトラックに気付くはず。全てが予定調和に終わった佳作。 | ||||
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なんとなく犯人が分かるような進み方だったが、最後は何かつじつまが合わないような気がした。 モヤモヤって感じ。 | ||||
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慟哭というタイトルは、この小説には少々重すぎるのではないでしょうか。 内容にどことなく溶け込めない要素があって、正直、期待はずれでした。 デビュー作ということを考慮しても、う~ん、と首を傾げてしまった。 | ||||
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あえてレビューもあらすじも読まずに読んだけれど、文章構成や言い回しで早々にトリックに気付いてしまい、犯人も目星がついてしまった。これに関してはこの作品が、というよりも私がミステリーを読み漁るうちにある程度パターンが見えてきた結果かもしれない。でも言い回しなど、かなり露骨で不自然さが目立つのでやっぱりほとんどの人は気付いてしまうのではないでしょうか?そう考えるとこの作品の最大の売りであるラストの衝撃とやらはかなりインパクトが弱い。 という事で、メインのミステリー要素は思ったほど楽しめなかったけど、サイドストリーである警察関係、特に新興宗教に関する話が秀逸だった。 人の心の闇にスポットを当て、新興宗教にのめり込む人、またはそうでない人の心理描写を上手く描いてると感じた。「彼」が殺人を犯すほど娘を愛していたのかはあまり描写がなく動機の弱さが気になったけれど、そこに宗教を絡めることによって上手くカバー出来ているようにも思う。 結論、普段からミステリーを読んでいる方はあまり期待できないが、そうでない人にとっては衝撃を受ける作品だと思う。 | ||||
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新興宗教に 心が傾いていく、 大きな要因は 娘が殺された ということだった。 胸にはどうしようもない、大きな穴が 開いていた。 佐伯捜査1課課長は キャリアで 政治家のオトシダネであり、佐伯警察庁長官の娘の婿養子だった。 輝かしいばかりのエリートが 現場の先端に行くことは、まれだった。 そういうなかで 幼女誘拐殺人事件が 起こったのだ。 いったい誰が どのような目的で、 犯人像をさまざまに推定するが。 そして 結末は 鮮やかだった。 うまくねぇ。おどろくほど。 物語として きちんと構成されている。 文体もねちっこい。一気に読んでしまった。 | ||||
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幼稚園の送り迎えは、先生が必ず親に園児を渡し家まで1人で返す事はなく、お茶会を開くような母親なら、娘にあんまり愛情がわかないとしてもセレブママとして教育熱心だろうし、不審者がうろついていたなら、娘が帰るまでにはきりあげるだろうし。佐伯の妻が旦那との虚無感から前半の犯人なら納得するし、松本も娘がかわいくてキチガイになったのか不思議だし、そんなに娘を愛してたのかな?読解力不足かもしれませんね。 | ||||
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この作品に限らないんですが、せっかくもっと面白くできるのに、構成がいまいちでがっかりという本を読むと残念で仕方ない。 これも、松本や被害者の名前伏せ、交互の描写ってあたりで、ミステリ者じゃなくても作者のやりたい事がわかってしまう。 もしかしたら序盤からそう思わせておいての、「松本」での引っかけのつもりだったのかな。 顔を見たことがある、という描写も多い。さりげなく1回くらいで十分なヒントになるのに。なんかとにかく勿体無い。 あと、司摩の密告理由がわからない。 自分の宗教信者、それも黒魔術的なことを精神不安定者に教えたってことが晒されれば彼らも終わりじゃないですか。 さすがに大事になったから? 私は途中で、口封じに司摩消されるかと思った。(黒魔術を教われば、もう用済みみたいなものだし。事実その後の態度は、以前と違って敬ってる感じがなくなっていた) なぜかといえば、松本は慎重で警察が自分へ至る事が出来ないと自身を持っている描写が何度もあったので。 なのに司摩は放置だし、鶏も同じところから調達していて驚いた。全然だめじゃん……。 嫌いじゃないんだけど、色々惜しいなーという作品。 | ||||
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叙述トリックというのでしょうが、残念ながら、小説としてうまくいってないという感想でした。他の方のレビューを読んでも「途中で犯人がわかってしまった」という感想が多いのですが、私もいくつかの伏線で、きっと「この人」が犯人なんだよね、と想像できました。でも、それにしたら、なんでこんなにわかりやすい伏線があるのだろうと思っていましたら、「この人」は犯人は犯人なんですが、警察が追っていた犯人ではなく・・・(これ以上はネタバレになるので控えます)。どんでん返しのつもりなのでしょうが、途中で「この人が犯人かも」と思わせてしまった以上、その展開は面白くないなぁという感じでした。もっときっぱりだまされたかったです。ても、最後の一行は軽く衝撃を覚えました。「この人」が健全な精神ならば、そっちのほうをなんとかしていたはずだけど、逆に精神を病んでしまって、まったく別の方向の行動に出たことが、「悲しい」と感じるよりも、「なんでそうなるかなぁ?」と思ってしまう、人物描写の深みがいまいちで、ちょっと疲れた小説です。 | ||||
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どんでん返しでちょっと話題になっていた作品。 最初は別々の2つの視点で物語が進んでいき、 一見関係のなさそうなものが終盤に向けて交わりを見せる。 技巧的な作品でミステリーとしてはすごく巧緻されていると思う。 けど、けど! オチは読めるぜ、これー(;′Д`) どんでん返しじゃないぜー全然。 前半で2つ物語が進んでいる時点で、 あれこれ推理しながら読んでしまったから、 オチがわかった時点で、 「あー、やっぱりね」という程度の衝撃だった。 先入観持って読むとバカをみます。 | ||||
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自分が読んだものの”関連”によく出るので、これも読んでおくかなーと手にした一冊。 概要はあまりよく把握してなかったけど、最後になんかあるっぽいので、叙述モノとして挑みました。 この構成からすると、新興宗教にハマっていく松本なる人物が、いったい何者なのかが肝になると思い、序盤から下記の様な可能性を思い浮かべながら読み進めました。 1.最初の被害者の父親 2.幼い子を持つ刑事(婿養子なので離婚したら姓変わるだろうと) 3.まったく関連のない人物(純粋に単なる犯人) 吝嗇やら韜晦やら、滅多に見掛けない単語も目につきますが、基本的に読みやすくスイスイ読める。 でも松本が最初に女の子を手にかける時、そんな理由で殺すのかと(先もなんか見えたし) 一瞬本を投げたくなりましたが、まぁ最後まで見届けようと。 後半の偶然要因の強い(印象な)ミスリード誘発事項のせいで、 「あれ、同時進行だっけ?」と揺らがされましたが、松本さんやたら警察の内部事情に詳しいし やっぱり”2”の線だな・・・。 ということであの丘本の一言には、「ですよね~」でありました。 ちょっと突っ込んで読めば、刑事が追っていく事件の発生時期と 松本がアクティブに行動している時期が違うのはすぐ分かるし、 自分はしなかったけど、最初の3人の子の名前からディジタルルートを当たってみることで 何らかの発見が出来そうですね。 余談ですが、最初の犯人は何故、4人目で犯行を終わらせたのでしょうかね? 挑発を受けて刑事の娘をターゲットにした様な展開になってますが、 警察官名簿の流出はもっと前・・・。 つまり、もともと警察関係者の身内を犯人は狙っていたのかも。 で、目的達成でなりを潜めたのかもね。 ちなみに勘でしかないのですが、一人目とされてる子は連続殺人とは別の事件の様な気がするなぁ。 | ||||
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結末が見えているものの、人の性について色々と考えさせられる小説である。 | ||||
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途中で気がついたものの、仕掛け自体は好きでした。 ただ誰も何も救われない話で暗くなります。 | ||||
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90年代前半に出版され、インターネットなどで「おもしろいサスペンス小説」で検索すると、いまでもタイトルをちらほら見ることができる本作。購入したのはずいぶん前なのだが、思い切って読みはじめてみた。 結論を言ってしまうとタイトルがすべてでおわってしまうのだが、どうもストーリーテリングが弱い。僕は佐伯が犯人だということが最後までわからなかったせいもあり、本作の二層構造を読んでいる最中どうも冗漫なたどたどしい印象がぬぐえなかった。「彼」と称する人間が犯人なのだろうことは容易に想像がつく。そうすると、その層とは反対の警察の捜査進展のスピーディーさと犯人がそれを察知して、いかに逮捕から逃れながら犯行を繰り返すのかをスリリングに描くことが作品の可否になるが、「彼=佐伯」が犯人の一人であることが設定されているため、その動機づけと必然性を描かざるを得なくなり、宗教への没入と儀式への盲信が作品後半まで延々と続いていく。これを言ってしまうと作品を全否定していることになってしまうが、佐伯を犯人にするため、すべての展開が、結果的に、冗漫なまま続かざるを得ない書き方になってしまっているのだ。 佐伯を犯人にせず、別の人間を設定し、前述した警察と犯人の攻防戦を中核にすえていたら本作はぐんとおもしろい小説になっていたと思う。 | ||||
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やっと読みました。何となく古本屋で手に取り、興味を引かれたので購入です。 他のレビュアー様の仰る通り、ラストは随分早くに予想ができてしまって少し残念でした。勘繰りながら読んでしまったからなのかもしれません。 帯は見ない方が良かったな。 しかしデビュー作でこれほどまでの作品を生み出せるのは流石です。 ラストは予想通りでしたが、そこに至るまでの過程でぐいぐい引き込まれました。一気読みです。 だから尚更ラストの衝撃がなかったのが悔やまれる。 普段どんでん返しには気持ちいいほど騙される私なので、「私で予想できたということは、更なる衝撃がこの後続くということなんだろうなあ」と思っていたのですが、そういこともなく。 後味の悪いラストで、好き嫌いははっきり別れると思います。 これはこれであり、いい意味でも悪い意味でも余韻が残るとも思いますが、私、騙されたかったです。(笑) しかし、細かい伏線やあまり衝撃でもないラストに目を瞑れば本当に面白い作品といえます。 先入観なしで読みたかった、と心底思いましたので、これから読まれる方は何も考えずに…いや、ここのレビューをご覧になっている時点で無理でしたね。 | ||||
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ミステリーとしての面白さはある。 しかし、子を失った親への洞察が浅いように思われた。 主人公が落胤であることも物語の傍流で語られるのみで、本作の「親子」という関係への浅薄さはおおいに指摘されよう。 裏表を交互に読ませる構成にももう一工夫欲しかったと思う。 | ||||
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