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慟哭



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【この小説が収録されている参考書籍】
慟哭 (黄金の13)
慟哭 (創元推理文庫)

慟哭の評価: 3.58/5点 レビュー 261件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全261件 201~220 11/14ページ
No.61:
(4pt)

軽い錯覚

面白い書き方です。読み始めて、読み進みそして読み終わると私は勘違いしてたのか、と思うのです。貫井さんの作品は良く知らず、この作品がデビュー作だと知り、こんなアイディアもありなんだなという感じです。先入観なく読んでみると面白いですよ。読み出したらすぐでした。
慟哭 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:慟哭 (黄金の13)より
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No.60:
(5pt)

読者が、助走をつけて、全速力で完走できる本

新興宗教と幼女誘拐という、世間を騒がせた題材なので、ちょっと、のぞいてみたいと思った。でも、四分の一を過ぎたあたりから、もう、引きずり込まれるように読んだ。歪んでるようで、誰にもありえることのような気がした。読者を裏切らない本だと思う。他の作品も読んでみたいと思わせる作品だ。
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No.59:
(3pt)

読みやすさは保証します ミステリーにスレテナイ人なら

あまりにも評判が高かったので手に取ってしまいました。冒頭 確かに読みやすい。小説ってどんなに面白いものでも感情移入するまでに時間がかかるものなのですが、これはすいすいスムーズにはいっていけます。展開も悪くない。ただあっと驚く仕掛けがあるのですが。ぼく これ 気がついちゃったんですよ 涙多分他にも結構気がついちゃった人いらっしゃるんじゃないかな。意外といえば意外なんだけどでも読めちゃうんですよね。それに新興宗教については既に知られているようなことばかりだし。筆力は充分に認めます。損はしません。でも秀作までは行かないような気がします。
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No.58:
(2pt)

それほど。

 なんだか、えらく評判がいいように感じて読んでみました。 確かにこの作者には見事な筆力はありますが、物語はあまりに先が読め、後半は状況の設定に少々無理があり、物語前中盤の根幹となる宗教へののめりこみも、上手に書いてはいるけれど説得力は弱い。おまけに肝心の物語の終盤のカタルシスは全く無く、頑張って読んだけど、ハズレだったかな、全然駄目な作品ってとこまでは行かないけど、読む価値はあまり無いかなと思いました。 筆力はあるんですけどねえ。だから、軽いノリの文章ではなく、重厚と言ってもよいくらいなのに、気持ちよく読み進めるのですが。残念。
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No.57:
(4pt)

慟哭

意外性のある作品でした。「一体犯人は誰なんだ」ということを深く考えずに読み進めていましたが、後半の意外な一文で驚かされます。文体はしっかりしていて読みやすいですが、ちらほら「僥倖」など意味の取りづらい単語が混ざっていて、若年層に対する配慮が無いとも思います。後味が妙に悪く、読み終えても煮え切らない感じがします。しかしそれは悪い点ではなくこの本の特性によるものなので、気になる方はぜひ読んでみてください。
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No.56:
(4pt)

筆力

ミステリのジャンルに分類されるが、トリックは然程驚くべきものではない。故にトリックの衝撃を楽しみたいならばオススメはしない。私が評価している点は「筆力」に尽きる。実に読みやすいが、強力な引力で読者を引き込む勢いもある。時間があれば一気に読むことが出来る作品だろう。二つの異なる視点から物語が語られ、交わるところで物語が終わる。『敏腕エリート刑事の視点』と『胸の穴を埋めるために新興宗教に嵌って行く男の視点』。絶妙のタイミングで交換される視点が実に綺麗で、作者の意図を窺わせる。ラストに納得がいかない人が居るようだが、この結末だからこそ読者の心に深く残るのではなかろうか。是非、一読をオススメします。
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No.55:
(3pt)

悲惨。

推理とは少し違うな、って思います。 簡単に言うと娘を亡くした男の話です。 彼は飢餓感にも似た感情を持っているようです。それは懊悩であり、焦燥であり、罪悪感でもあると思いました。 飢餓感は彼自身を蝕んでいき、しかも彼には自らを救う術がありません。そのことを最初から最後まで彼は口には出さず胸のうちで叫びつづけています。それが彼の慟哭である、と僕は思いました。
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No.54:
(4pt)

おもろしろかったです。

初めはあまりのめりこむ事が出来なかったのですが、終盤あたりからはグイグイと話しに引きずり込まれていきました!人それぞれの意見があると思いますが、私はお薦めしたいと思います
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No.53:
(5pt)

一気に読めます

推理小説は、久ぶりだったのですが、タイトルが気に入り買ってみました。犯人側の視点と捜査側の視点が絶妙です。読んで損はないと思います。
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No.52:
(1pt)

読後感最悪

読んでいて中盤から気分が悪くなり、半ば救いを求めるように最後まで読んでしまったが、結局救われることはなかった。子供を殺される親の心理も、宗教にはまっていく者の心の動きにも無理があり、はじめにトリックありきのストーリー構成に思えてならない。著者は取上げたテーマに関する検証をどの程度まで堀り進めたのだろう。幼児の猟奇的殺人という極めて重いテーマを安易に「利用」してほしくなく、幼い子を持つ親として「慟哭」するどころではない。少数ではあるが、読後に不快感を覚えたとする他の方のレビューに同感である。
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No.51:
(4pt)

ビックリ

全く異なる性格と思われる二人の人物が交互に登場し,どんどん話が進んでいくうちに,小説の中の世界に入っていました。ちょっと「ん?」と思うようなところもありましたが,最後はほんとびっくり。驚かされました。期待以上に楽しめた1冊でした。
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No.50:
(3pt)

驚愕には値しないが、一読の価値あり。

帯ではやたらと、落ちの衝撃を訴えていますが、皮肉なことにそれを訴えれば訴えるほど、我々の衝撃は和らいでしまいます。というのもストーリーを半分程おっていくと、驚愕に値する落ちは一つしか考えられなくなるからです。恐らくミステリーをそれ程読みなれていない方も、その落ちにたどり着くでしょう。個人的には、それを更に裏切る種明かしが欲しかったです。もう一つ難点を言えば、最後まで解決されない謎に不快感を覚えました。恐らくは作者が、作品のテーマの一つとして我々に不快感を与えたのだと思うのですが、それにしてもスッとしないものが残ります。ミステリーとしてはもう少し上手いやり方があったのでは?と思います。この作者の作品、全般に言えることですが、帯に強調される、売りの部分にもう一工夫必要な気がします。しかし、確実に読者をひきつけるストーリー展開と話術は、そういった難点を差っぴいても十分に評価できます。ストーリー自体も単なるミステリーではなく、ドラマ性や教訓があるんで、ミステリー以外の部分でも楽しめると思います。まだ読んだ事が無い方は、特別お奨めはしませんが一読の価値はあると思います。
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No.49:
(3pt)

違った意味での後味の悪さが残念

誘拐事件を追う刑事・佐伯と、新興宗教にのめりこんで行く男・松本の2つの視点でストーリーは進行していく。淡々と話が進んで行くし、引き付けられるだけの文章力は確かに有る。ミステリファンには物足りないのかも知れないが、私などには十分楽しめたし、結末にも驚いた。ただ、作品中、様々に張られた伏線がイマイチ消化不良気味なのが気になるところ。物語として納得できるけど後味が悪い、というのならば良いが、何の説明もないままに終わってしまう部分が多く、それが少し残念。
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No.48:
(3pt)

折原一とはチト違う

叙述トリック。みんなが言うほど衝撃は受けない。折原一ジャンと思ったけど、世相が入ってるのが違うとこかな。ただ、最初は叙述とはしらず読んでたけども途中で叙述っぽいと思ったら案の定そうでした。なので、新鮮さは別にって感じ。あとこの人の作品は暗いよ~。折原一?叙述?って言う人はよんでみたら良いんでは。新鮮な驚きがまっているかもしれません。
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No.47:
(5pt)

エンターテインメント作品として楽しむべき

この作品では、連続幼女誘拐殺害事件の指揮を執る佐伯捜査一課長が 主人公になる章と、新興宗教にはまっていく松本なる人物が主人公となる章が、交互に書かれている。この全く関わり合いを持たない二人の接点に、事件解決の鍵があるのかと思ったのだが、意外な結末を迎える。カンのいい人なら、この結末はある程度予想出来るかもしれないが、私は単純なせいか、一種の叙述トリックに見事騙されてしまった次第である。この意外な結末を含め、敢えて自分に厳しくあろうとした佐伯の苦悩や、松本の中に芽生えてくる狂気を絡めたストーリー展開はおもしろい。描き出された人間の内奥に焦点を当てるより、エンターテインメントとして読むのが相応しい作品だと思う。
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No.46:
(5pt)

最後まで飽きないストーリー

最後まで飽きずサクサクッと一気に読んでしまいました。読みやすいです。しかも、最後の最後まで展開が読めず驚かされました。何か読みたいけれど面白い本無いかなぁと探している方!オススメです。
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No.45:
(5pt)

まさに筆力

ミステリーとか本格とかのジャンルにはめ込んでこの本を方って欲しくない。もちろん、最後のあっとおどろく仕掛けを意識して語られた創作ではあるが、その仕掛けへと向かってぐいぐいと読者を引きずり込もうとする貫井の筆力に身を任せた数時間はまさに読書の醍醐味を堪能させてくれるひと時ではなかろうか。
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No.44:
(5pt)

10年経った今でも色褪せていない作品

 貫井のデビューである本作だが面白い。最後は驚嘆したね。北村薫にあやかると仰天なのかもしれないが。読ませる力は凄いと思った。これがデビュー作というのは、いい出来だ。内容もリアルだった。 警視庁捜査一課の佐伯と、娘を亡くし途方にくれる松本の2つのストーリーが並行して進む。と言っても読めばややおかしいのは気づく。それが最後のオチにもつながっていく。それもそうだが視点が個人的には面白いと思った。推理ものというのではなくあくまでストーリーを楽しんでもらいたいということなのだろう。自分は十分楽しめた。ただの叙述物ではない。 ストーリーでも読ませてくれることで普通に手が止まらない。とにかく最後の方は残りのページでどういう展開を迎えるのかがひたすら楽しみだった。そして驚嘆、かな。10年前に書かれた物だが今読んでも十分だ。逆に、何が起こってもおかしくはない今だから読んでみるのもいいと思う。
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No.43:
(5pt)

仰天

本当にいい本だと思います。現代社会の問題点等を明確に表現し、伝える。読み終えてみると本当に仰天。一度は読むべき一冊です。本当にお勧めします。
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No.42:
(3pt)

10年前の作品

ということに気が付けば納得して読めるとおもいます。そうでなくては、現代は現実のほうがこの小説の内容よりさらに凄惨を極めているので、帯書きにあるような衝撃は受けないでしょう。「グロテスク」などもそうですが、現代はもはやフィクションを上回る勢いで非日常化した出来事が普通に起こるようになってきていて、小説も書きにくくなったんだなーと読みながら思った次第です。
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4488012515

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