占星術殺人事件
評判
占星術殺人事件の評価:
4.03/5点 レビュー 223件。 S ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 101〜111 6/6ページ
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占星術殺人事件の評価:
4.03/5点 レビュー 223件。 S ランク
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【ネタばれがあるため、以下を読まれる方は必ず本作を読了のうえ、お進みください】
メイントリックについてのみ書きます。犯人がバラバラ遺体を並び替え埋めた(他人を使って)理由は二つ。【1】、自分が犯人であることを隠すため(マイナス一)【2】、真相を見破った人と結ばれるため。以上のことを基本とします。まず、犯人は何故、【アソート手記を残したのか?】その理由は、自分の父に嫌疑をかけるためとするなら、そもそも【1】を理由とした場合、極めて不自然です。まず父は殺害されていたため、誰も父がアソートを作成したとは思わない。むしろ犯人が意図的に置いたことは誰の目にも明らかです。さらに、殺人とは(あくまで基本ですが)遺体が発見されてから、警察による捜査の鋭いメスが入ります。(もちろん失踪でも警察は動きますが、比になりません)であるので、他人を使って遺体そのものを完全に焼却(または消滅させる)するか、または地中深く埋めてしまって、犯行の痕跡を抹消する。これが【1】の理由のために、犯人が取りうるあたりまえの行動です。従ってわざわざ手記を公然にすることは絶対にありえない。となると理由【2】がそのメインの動機となります。しかし、精神的にかなりまともな犯人が、この【2】だけの理由であんな大それたことをしでかすのか?という大いなる謎が残ります。つまりトリック主体の小説を書く場合、トリックが派手すぎると、よほどの必然性を考慮しなくてはなりません。素晴らしいアイディアなのに、筆者は自らのトリックに溺れるあまり、そこまで深く考えていなかったのではないでしょうか。