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陰気な私は地球を回さないさんのページ


自己紹介
読むのが遅いのでこのサイトを参考にして、読みたいと思ったものから順に手を付けています。皆さんのレビューをとてもありがたく感じているので、それに影響を受けて感想の少ないものは積極的に書かせていただいてます。つまらないことを書いていましたら、稚拙な読者だと思ってご容赦ください。
ミステリが好きになったきっかけ
中学時代の担任の先生から伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」をお勧めしていただいたことからミステリが好きになりました。
好きな作品の傾向
伊坂幸太郎が大好きです!物語の中身はもちろんのこと、雰囲気、文章のリズム感など全てがどストライクですが、どんなテーマでも重たさを感じさせずに軽やかに進んで行くところが最大の理由です。

殺人事件からの探偵が登場して論理的な推理を行うような本格物よりも、事件の背景に重きを置いた社会派ミステリや、何気無い日常の中で謎を紐解いていく作品の方が好きかなと感じています。
オススメしたい作家や小説
少ない読書量ながら、とりわけ好みであるのは以下の作品です。有名どころばかりですが…
伊坂幸太郎「チルドレン」
島田荘司「異邦の騎士」
高野和明「13階段」
乙一「暗いところで待ち合わせ」

レビュー数
209
最近のレビュー
3pt
7pt
8pt

双頭の悪魔とは

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学生アリスシリーズを読むのは何年ぶりだろうか、登場人物の特徴等は全く覚えていないが、このシリーズがとても楽しいものだったことだけは記憶している。本作も例に漏れずあっという間に読めてしまった。非常にボリュームのある大作であるが、分量は一切気にならない。読者への挑戦状は3つも用意されており、3度も事件の解決を楽しませてもらえる、非常に贅沢な1冊だった。「双頭の悪魔」とは見事なタイトルに思う。川を隔てて存在する2つの村、そこにはかつて川の氾濫をおさめるためにそれぞれの村から生贄を用意させていたという言い伝えがある。そんな村にやってきた主人公一行は大雨により橋が壊れてしまい、互いの村を行き来できなくなるどころか2手に分断されてしまう。そしてそれぞれの村で殺人事件が起き互いにどのように絡み合うのか非常に興味をそそられ、最終着地も見事だった。そんな本作の良かったポイントはこれだけ多くの登場人物が出てくるのに、一人ひとりをしっかり描き切ったことだろう。それぞれの人物が個性的で、この手の作品によくある、誰が誰だかわからないといった事象は一切無かった。本格ミステリではストーリーは非常に退屈だといったことが珍しくないが、このシリーズでそのようなことは未だ経験していない。

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大作の第1部

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外国の小説を読む場合、アメリカやイギリス等といった我々にとって馴染みの深い大国を除いてその国に関する多少の下調べは有意義だ。主要な都市や人口、経済規模、その国特有の文化や特徴程度は抑えておいたほうが楽しく読書できると思う。本作の舞台スウェーデンに関する世間一般のイメージはどのようなものか。日本人からすると、経済水準が高く高税率高福祉の社会民主体制や、世界でもいち早く女性の参政権を認めた点等から男女平等の意識が比較的強い国、といった印象の人が多いのではないだろうか。よく北欧諸国の政治は模範のように扱われ、日本も彼らの年金制度を模倣しようとしていると言った話を耳にする。そんなスウェーデン(少なくとも私はスウェーデンについて良い点しか耳にしたことがなかった)にも様々な問題があり陰となる面も当然ある。そんな部分を浮き彫りさせる社会派といった印象を本作から受け取った。主人公でありジャーナリストのミカエルは、ある富豪実業家であるブルムクヴィストに関するデマを掴まされ名誉棄損で禁固刑を言い渡される。そこからブルムクヴィストの弱点を握っているこちらも実業家のヘンリック・ヴァンゲルの依頼を引き受ける。彼の依頼は失踪した親族の行方を調べて欲しいとのこと。そして衝撃の展開からまさかまさかの連続。上下2冊の大作であるが、正直に言って面白くなってくるのは下巻に入ってからだった。それまではただのミステリーとしか思っていなかったが、先ほど書いたような社会派の印象が強くなっていくのが下巻からだ。私が本作の特徴に感じたのが、女性に暴力を振るう男性がたくさん出てくることだ。各部の冒頭にはスウェーデンにおける女性の○○%が〜といった挿入があるが、決して意味のない物を書いたりはしていない。経済水準が高く幸福度が高いと聞くスウェーデンでも日本と同様に、もしくはそれ以上に悲しい犯罪が起きているのかもしれない。どれだけ行政の体制が良くても、そこに暮らす人々は個々に自我を持った人間であり、社会に縛り上げられているわけではないといった印象を受けた。作者であるスティーグ・ラーソンは人権派のジャーナリストであったようだが、ミカエルにも同様の印象を受けた。ジャーナリストがこれほどかっこよく映る作品に出会ったのは初めてかもしれない。あとがきにはしっかりと3部作であると書かれていた。第1部だけでも十分に面白かったが、謎は残っており完結していないとのことだった。この続きを読むのもそれほど後にはならなさそうだ。


読書数
278
最近の読書で 8pt 以上の小説

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高校教師・巣藤浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。

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S 7.43pt 7.81pt 3.93pt

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A 7.20pt 7.14pt 3.63pt

「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。

S 8.27pt 8.28pt 4.10pt

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。

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売れないアラサータレント「おかえり」こと丘えりか。唯一のレギュラー番組が、まさかの打ち切り…。

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B 7.40pt 6.59pt 3.67pt

僕の小説の中ではもっとも本格ミステリー度が高い自信作です。

A 7.08pt 7.11pt 3.24pt

オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。

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幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。

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B 7.33pt 6.90pt 3.63pt

小規模なテロが頻発するようになった日本。

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門限六時。家が厳しい女子大生ハコちゃんはやっとアメリカ行きの許しを得た。

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リサイクルショップ・カササギは今日も賑やかだ。

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検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。

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永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

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日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。

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二代目教祖の継承問題で揺れる巨大な宗教団体“惟霊講会”。

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失われた過去の記憶が浮かびあがり男は戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺したのか。

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嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、精確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。

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犯人は、13歳の少年だった。娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。