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占星術殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
占星術殺人事件の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全218件 141~160 8/11ページ
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| この本を読むまでは、図解が入ってる小説ってのは苦手でした。 地図とかもそうなんですけど、なぜか図解が突然入ってくるってのは、 活字ですべてを説明するはずの小説には邪道のように思えました。 挿絵入りの本ならちょっと事情も違うんですけど、 文章だけじゃなく図が入るなら、叙述トリックで別の人だったみたいな時には なんでまぎらわしい文章でほんろうするばかりで絵で見せないって文句言いたくなるし フェアじゃないんじゃないか…ってのが印象でした。 でもよくよく考えれば、かのコナン・ドイルだって暗号だとか地図だとか 結構使ってたんですよね。 そんなこと思ってたらここで、突然終盤に出てくる「あの」図解。 一気に別の次元に飛ぶ感覚……。これが起承転結の転の面白さだなと思いました。 トリックとしては、古いパズル作家のサム・ロイドの「地球から追い出される中国兵」とか 「ライオンとハンター」とかのアイディアの発展型と思いますが、 応用の仕方にオリジナリティがあって、舞台への奇妙な生かし方も秀逸だと思います。 これこそ新本格という醍醐味を味わせてくれた傑作でした。 | ||||
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| 本書は著者のデビュー作であり、私はベスト作品だと思う。一般的には「斜め屋敷〜」を好きな人が多いようだが、私は本書の熱気というか、本書に込められた著者の怨念のようなものが非常に好きだ。 もちろん、最初の版、解決編が袋とじになっているものを所有している。しかし、あれは意味がない。あの袋とじを破らない読者などいないからだ。あの謎がどう解決されるのかが気にならない読者は、ミステリなど読まなくていい。不可解な謎とそのきれいな解決は本格ミステリの王道であり、社会派推理全盛時代に本作品を乱歩賞に投じた著者の本格ミステリに対する愛情には、頭が下がる。本書を書店の平積みで見付けたときの驚きと喜びは、今でも覚えている。 傑作は、時代を超えて読み継がれるものである。「黒死館〜」しかり「ドグラ・マグラ」しかりである。本書も初刊からかなりの年月が経過しているが、いつまでも色褪せない風格がある。けっしてうまい文章ではない。だからのちの島田作品と比べて少々読みにくい。ヴィジュアルでもない。しかし、アゾートのイメージは鮮明であり、猟奇的な事件がきれいに着地する。これを読み逃す手はミステリ好きにはないはずだ。 後年の著者の活躍の全ては、本書に込められた熱気と怨念にある。この作品がまさにビッグ・バンなのだ。だから、とにかく読むことをお勧めする。剛腕島田の、間違いなく確かな第一歩である。 | ||||
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| 横溝正史好きならまず大丈夫でしょうが、 現代小説の軽い会話文が好きな方は多分無理です。 お好きな方は最初からぐいぐい島田ワールドに入っていけます。 なんじゃこれ?と思いながらも、難しい言葉をスルーないし 読み返しながら地中を進んでいくと 突然、地上に出て話が展開し始めます。 読んだ後はかなり満足 反面、なかなかこの話の中から抜けきれない感じです。 はっとして次の御手洗シリーズを探し始め 色々読んでみたけど、やはりこの占星術より面白い本はありません。 | ||||
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| 冒頭で親切に「読者が謎解きに必要な手がかりは早い段階で全て示される」と教えてくれます。 よって一字一句見逃さず脳を働かせながら読みましたが、結局分かりませんでした。 あなたの推理が、探偵「御手洗潔」に勝るかどうか試してみませんか? | ||||
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| 素晴らしい作品です。 トリックはもちろんのこと、登場人物のキャラも個性的で面白いです。 ただ、奇妙な手記から始めり、彼が読み終えてから手記だと分かるので、最初は 「意味分からん。このまま進んだら、最悪だな」 と思ってしまい、出だしはあまりよろしくないですね。 物語の進行もよいとは言い難いし、展開が急すぎるところも。 しかし、名作には変わりないので全て推理小説ファンは読むべし。 | ||||
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| とてつもなくインパクトが強烈な作品です。そう、遺言のとおりに一気に6人もの女性が殺されてしまうという読者にとっても強烈な事件だと思います。そしてこの作品がすごいと言わしめるのは何をどうしても犯人が尻尾を出す要素がないのです。何せ事件現場は完全密室ですし、外部の人間に関しても完璧なアリバイがかかっているのでこれまた読者の私たちを悩ませること必至です。今回出てくる名探偵はなんとうつ病なのであります。そう、彼はひねくれものな性格が災いしてしまったのです。だけれども彼が動き出したとき、本当に犯人は姿を現すのです。そう、そこには一見すると犯人?と思わせる人が…既成概念にとらわれてしまうほどこの作品はしてやられる作品と思ってください。犯人もこれまた意外なのですから。 | ||||
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| 本格が好きなら、是非読むべき名作です。かくいう私も、名作の誉れ高いこの作品を何故今まで読まなかったのか?と自分自身疑問に 思うほど、良い小説です。 驚愕のトリック、サスペンスフルな展開、そして少しホロリとさせる面も。 トリックの素晴らしさだけでなく、小説としても(良い意味で)読みやすく、ぐいぐい引き込まれてしまいます。 他の方も書いてらっしゃいましたが、未読の方は幸せです。是非お読みください! | ||||
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| 悔しいことに小説の世界もご多分に漏れず国際的には西高東低で、 英語で書かれた作品というのはマーケットが世界規模、 アジアの作品というのは海を越えてとりわけ欧米で翻訳版が売られヒットするのは 至難の業です。 この作品がもし英語で書かれていたら本格ミステリの名作としてあらゆる国で 語り継がれるものになっていたでしょう。 もちろん日本でも素晴らしく評価された作品ではありますが、 トリックの独自性とそれを生かす独特の世界観の構成からして、 出来栄えからすれば評価は低すぎるぐらいです。 著者がメイントリックの素晴らしさゆえに映像化を断るほど大事にしていたのに、 間違った形で世に知れ渡ってしまったことはまったくもって日本ミステリ界の 大きな損失でしょう。 永遠に語り継がれるべき傑作であり、日本が世界に誇れる一篇だと思います。 | ||||
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| 足跡トリックから、バラバラ死体、密室、そして“読者への挑戦”など、本格推理ファンにはたまらない内容です。 トリックの大胆さもさることながら、文章の流麗さ、キャラクターも本当に魅力的で、素晴らしい作品。 何度読み返しても、トリックわかってて読んでもおもしろい。 御手洗潔さんと石岡和己さんが探偵&ワトソン役ですが、事件の舞台は戦前の昭和11年。 自宅横のアトリエで殺害された画家、梅沢平吉。 その死も密室での不可解なものだったが、平吉の残したとされる手記がまた常軌を逸した内容で、 自分の娘や姪たちを殺害して、各々の完璧なパーツを寄せ集めた一人の完全なる女性、“アゾート”を作るというものだった。 そしてその手記の通り、娘たちがバラバラ死体となって日本各地で次々と発見されます。 その後40年以上も解かれることのなかったセンセーショナルな連続殺人の謎に、御手洗さんが挑みます。 | ||||
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| 警察におもねることなく、事件解決の名探偵って感じですね。しかも、ひょうひょうとして、どこか世捨て人のような人でありながら、内面には権力には絶対に屈することのない人。いいです。 事件そのものは、多分こうだろうなとなんとなく思っていましたが、犯人の心情が綴られるラストの手紙は優しさにあふれていて実に味わい深いものがありました。 乱歩賞に落選した作品らしいですが、ちょっとばかり作者が選考委員に対して挑戦的すぎたからかもしれませんね。 でも、本になって良かったと思える作品です。 | ||||
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| ノスタルジックな時代背景を舞台に、大胆で斬新な結末。 確かにこれは一度知ったらお終いのトリックです。 謎が解けた瞬間の「なんで気付かなかったんだ自分!」という 爽快なやられた感は今でもよく覚えています。 ミステリ読みで良かったと、風呂につかりながらふやけ気味の本書を しみじみ眺めたんでした。 いきなりいってる導入部に挫折せずに(なんなら飛ばしてでも)読んでほしい。 地元民以外にはだるいかもしれない中盤もやり過ごして最後まで読んでほしい。 まだ読んでいない人は幸せです。 | ||||
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| 初めて読みましたがアタリでした。 驚天動地のトリック、破天荒なキャラクター、さすが絶賛されているだけあって面白いです。 ただやはり昔の本だからか、個人的にやや間延びしたシーンが多かったように思いますので、☆4で。 | ||||
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| 確かに冗漫で退屈な部分も…だけど読者が生涯忘れない大トリックを考えついた点に賞賛を惜しまない。この作品と、斜め屋敷の犯罪はその意味でやはり双璧だろう。探偵も魅力的だし、新本格の原点でもあるこの小説の功績は計り知れない! | ||||
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| 面白ろかったぁーでも若干冗長な部分も多く(筆者はフェアーを主張したいためか)、途中で辟易してしまった。 完全犯罪になりえたのは運とその物語時代であったからであろう。 死体の処理の手の込みようからすぐに犯人は特定できた。 やはり動機が薄いか…まぁ筆者は読者へと謎解きをしてもらいたいようであるからそこは、大きなポイントではなかろう。 今の若い人向け(リアルタイムの謎解きをしたい人)には『なく頃に』シリーズの『うみねこのなく頃に』を強くお勧めめしたい。 | ||||
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| 遅ればせながら、島田荘司デビュー作を読みました。私は吉敷シリーズのファン。御手洗シリーズには少し抵抗があったので今まで読まずにいましたがっ!トリックの面白さや犯人の意外性は思っていた通りで、かなり楽しめました。ただ吉敷シリーズよりは、やや時間をゆっくりかけて読まないと、頭に内容が入ってこず、前のページに戻って「なんだったっけ?」となることがありました。軽い小説を読み慣れている方に特にオススメしたいです。 | ||||
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| 猿丸幻視行を買ったときに、巻末の選考批評でトリックを知ってしまった。 で読むときは、努めてそれを知らないと言うことにして読んだけど、犯人は簡単だし、知らなかったとしてもトリックはすぐ分かったでしょう。中間もただ饒舌な部分が多い気がする。 乱歩賞の規定を考えれば、多分書き足しているのだと思うが、反対に削った方が良かったのでは? ただトリックはかなり独創的だし、推理小説に対する公私を越えた真摯な態度には敬服するが、物語としては、どこかの孤島で次々に殺されていく姉妹……とか言う方が、だれないし、トリックも見破られにくいと思う。 | ||||
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| 最初の40P程の事件についての概要を読んでいるうちは、本当にこの本皆さんが言う面白い本なのか?と不安になりながら読み進めた。そこを抜ければもう、うぉー、おもしれー!って一気に読めてしまいます。占星術に対しての知識も不要ですが、占星術に対しての知識が得られるわけでもありません。丁寧に作られた本格推理小説だとおもいました。 | ||||
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| 奇抜なトリックで読ませる文章力もあるのですが、構成がいまいち。 特上の松坂肉を下手な料理人が料理して駄目にしてしまったという感じ。 | ||||
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| 画家の梅沢平吉の手記には、六人の娘それぞれから身体の一部を切り取り、 完璧な肉体(「アゾート」)に合成しようというグロテスクな夢想が綴られていた。 六人の娘たちは、平吉の手記通り身体の一部分を切り取られた 状態で殺害され、日本各地てんでばらばらの場所で発見される。 しかし、当の平吉は、この連続殺人が起きる前、丁度二・二六事件の 当日に、自宅の密室状態のアトリエで、死体となって発見されていた。 果たして、犯人は誰なのか? 四十年間、誰も解けなかったこの謎に、御手洗潔が挑む!! 西洋占星術に基づく神秘主義的奇想と、日本全国に及ぶスケールの 大きな連続猟奇殺人という詩美性とインパクトを兼ね備えた本作の謎。 用いられているメイントリックは、人口に膾炙したミステリの警句を発展 させたもので、作中において、ある詐欺の手口と類比的に図解されます。 一週間というタイムリミットのなかで、御手洗は神秘と猟奇のヴェールに覆われたこの トリックをなかなか見抜けず、苦しみますが、タイムアップぎりぎりで直観するやいなや、 ものの数十分のうちに犯人の居場所までつきとめてしまうという離れ業をやってのける 展開が痛快です。 奇想溢れる大胆な犯行と、あまりに世俗的な動機の間に埋めがたいギャップが あるというのも、処女作にして著者の資質がよく表われており、味わい深いです。 | ||||
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| 本当に悔しい。僕は運が無かったのかもしれないけれど、金田一少年の事件簿の所為でこの作品を存分に十分に堪能できなかった。似たようなトリックが使われていたっていうかもろにそれだったような。できれば脳をいじってその部分を切り取ってもう一回読みたいけど続編を読んだ方が経済的にも肉体的にも安全かなと思ったのでそうします。 | ||||
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