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占星術殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
占星術殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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トリックはすごい関心しましたが、過去の未解決事件を読み解く形のため、全ての事件が終わっており、後半の現在の行動全てが読まなくてもいい蛇足部分に思えます。 無駄な占星術の説明、登場人物、行動や作者の挑戦状みたいな文等が長すぎて無駄にページ数が多くなってるため、もう少し短くするか本流を太くしてほしかった。 | ||||
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話口調が昔なのでかなり読みずらさあり 私は途中で挫折して最後だけ読みました | ||||
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余りに評判が高いので購入したが、名探偵とやらの御手洗の活躍 というより、途中で事件関係者の重大な自白があって最大の 謎が明かされてしまう。他の謎はトリックを細かく練ってあるだけで 驚き、或いはどんでん返しでびっくりというほどの事もない。 また、事件の本流に関係ない登場人物が多くて、単にページ数が 増えているだけのところもある。 | ||||
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やっと読めた。噂に違わず凄いトリックです。 ただ文章が読みづらくストーリーもやや退屈であんまり楽しめなかった。 | ||||
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重要な手記から始まりこの事件を あることきっかけに初めて知った主人公とこの事件のマニアである 相棒がいかにこの事件が穴のない謎の事件なのかを推理しあったあと 解決に向けて調査に向かうって流れ何ですが どうも話が頭に入ってこない浮かばない・・・ 自分推理物に触れたとき推理しながらするタイプじゃないんで そういう人には向いてないかもしれません といっても極端につまらなかったわけではなく キャラのやり取りも面白かったんで他のシリーズ作も読んでみたいな、と思いました | ||||
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「謎解き小説」ですので言ってみりゃあ理屈の世界。現実的に「そんなバカな」と思う方には不評かも。[付:私の失敗]解説は誰かなと思い後ろのページを繰ったところ、たまたま本篇の最終ページの決定的な単語を目に飛び込まさせしまった。後ろのページは繰るまい繰るまい。 | ||||
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本格ミステリは、ほとんど読んでこなかったのですが、ずいぶん昔に勧められたのを思い出し読みました。 遺伝子捜査のある現在ではありえないトリックですが、この本が書かれた当時は血液の適合ぐらいしか無かったので成立したんだなぁ。 話に出てくるアソートなる物が、トリックの肝なんですが、なぜ気がつかないのか?詳しくは書けませんが、私には違和感アリアリでした。 トリックのためのミステリーが、ミステリをダメにしたと聞きました。 ミステリは、そこまで読んでいませんが、物語として破綻はしていません。読んでいて、引き込まれる部分もありました。 しかし、状況からも動機からも犯人は一人しか考えらず、そのヒントも早々に提示されます。 私がたまたま気がついただけなのかもしれませんが、小説の都合の中で、これが何十年も解かれなかった謎というのはちょっと違う気がします。 | ||||
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この手の本の読者は、「とにかくトリックを見破ってやろう!」という態度で臨むのに対し、作者は、いかに読者をだまし、かつ、タネ明かしを納得させるか、が重要。実際、大胆にも作中に、ストーリーとは無関係に、作家自らの「挑戦状」が挿入されている。その点、本作は終盤に至るまでトリックは見破れず、かつ、タネ明かしも納得。もちろん、現実にこんな犯罪が発生しうるのか、という問題はあるが、物語の中で破綻なく論理が完結しているという点では、十分に説得力がある作品。 | ||||
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友人に勧められて購入。 現代の知識があるせいで、期待していたほどの驚きは正直なかった。 | ||||
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いきなりわけも分からず始まった手記が衝撃的で 最初から引きつけられました。つかみは最高でした。 手記は情報が濃いのも良いです。 手記や事件、奇抜な探偵や狂人の描写など満足できた 点は多いですが、前半の読みにくさや石岡パートの微妙さは 気になります。某漫画のせいでトリックバレしてしまったのも 痛いです。 | ||||
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40年以上にわたり迷宮入りだった事件がちょっと見方を変えると簡単に解き明かされていくと言うのは中々にワクワクする話だ。 私はあまりミステリ慣れしてない上金田一少年の騒動も知らなかったので、作者に上手く騙されることが出来た。 しかし、この作家トリックを先に思いついてそこから話を考えたのだろう。後付けも甚だしいものが多く、かなり大雑把だ。犯行動機やトリックの細部、犯人のその後に関しても「多分こうなんじゃない」とか「何とかしたんだろう」ってのがあまりに多く少々げんなりいた。やけに理屈っぽいが細部がおおざっぱって言うのは作中で語られるシャーロックホームズと似ていると思う。 そして最も納得がいかないのが、一家惨殺と言う残虐極まりない凶悪犯罪を憎んだり嫌悪したりする描写がほぼないと言う事だ。 最初、探偵の御手洗潔が陰惨なこの事件を前にして飄々としてるのを、「この探偵はそう言うキャラなんだな」と寧ろ好感をもって読んでいたのだが、読み進めていくうちにどうやら登場人物のほぼ全員がそうらしいと言う事が分かった。 例えば、探偵のものにお決まりの登場人物を集めて解決編を行う時、御手洗が「これは犯人をたたえる講演会といった趣が強い」などととんでもない発言をするのだが、それに誰も抗議しないし疑問すら持たない。 ミステリには、探偵と犯人が対峙するときに二人が「こんな凄い犯罪を思いつくなんて・・」「いやいやあなたこそ・・。」などと探偵と犯人が非常に気持ち悪い褒め合いをする作品があったりするが、これはつまりメタ的な視点で言うなら、犯人が思いついた完全犯罪を讃える=こんなトリックを思いついた作者が自画自賛をしていると言う事であり、この作品もそんな気持ちの悪い所がある。 最初から最後まで、犯人の犯行を怒る人間など出てこない。何故犯行を起こしたかについて探偵は自分から聴く事すらしない。 つまるところ、トリックや謎解きはあっても、事件をめぐる人間ドラマはこの作品は無きに等しいのだ。恐らく、作者にとってミステリーにおける人間ドラマとは取るに足らない些末な事であり興味はないのだろう。 しかし、私の様なミステリーにおいて人間ドラマも重視するタイプには何か片手落ちのように感じる。 ドロドロのミステリードラマを進行しつつも、探偵御手洗潔だけが飄々としてる、などと言う内容であれば傑作と思えたかもしれないが、これは好みの問題かもしれない。ドラマの浅さとか気にしない人にはこれで問題ないのだろう。 改訂版のあとがきには「この作はもはや自分のものではなく、公的な存在となり、時代やジャンルや、時には国を代表してしまった」との言葉があり、「あれ?これは熱心の島田ファンが書いたあとがきなのかな?」と思ったらばっちり作者名が書いており驚愕しました。自分の作品をここまで自画自賛出来るって凄いですね。たとえ事実でもなかなか自分の作品をそこまで褒めるなんて出来ませんよ。 | ||||
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ミステリ・オールタイム・ベスト上位の本作を遅ればせながら読んでみた。 メインのアゾート殺人のトリックは確かに名作だが、 前半の平吉殺しの密室は凡庸で、余分な気がする。 メインへの伏線として必要なら、もう少しアッサリと扱った方が良かったと思う。 全体に長くて不要なエピソードも多い。半分くらいのページでまとめれば文句なく名作だと思う。 名探偵御手洗潔のキャラ設定・思わせぶりな口調もウザい。 後半、私の地元である京都~大阪間に舞台が移ってからは土地勘が働き、 非常に読み易くなったのは有難かった、 因みに私は、探偵小説はたまに読む程度ですが、第一の「読者への挑戦状」直前のヒントで、 メイン・トリックと犯人の特定は出来ました。 | ||||
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メインのトリックは他のレビューにあるとおり高評価だが、他の部分でマイナス点が目立ち、星を減らさざるをえない。 私の読みが浅いのかも知れないが、下記にマイナス点を記す。 ①まずトリックがありきで、そのために殺人を犯している。(昌子が殺されていない。つながりの薄い、礼子と信代も殺されている) ②犯人の居場所の特定があまりにも安直すぎる。 ③四十年間日本中の話題になったのに誰もこのトリックに気づかなかったことと、作者のこれだけ情報を提示しているのだからそろそろ解けて欲しいという 読者への挑戦が矛盾している。 ④四十年間誰も解けなかった難問をアピールしているが、単に現代では使えない非常に粗いトリックの連発であり、作中でもそれを認めている。 | ||||
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最初の文書の意味が判らない所がありましたが100ページ位読むと意味がわかりだしてました。まだ、呼んでいる途中です。どんどんはまりそうです。 | ||||
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とりたてて読書好きでもなく、ミステリーにも文学にも素人の感想としてお読みください。 私はこれまで小説を読む時はたいていサスペンスやミステリー要素の多い作品をよく読んでいました。本格的なミステリー小説を読んでみたいと思い、自分なりになにがいいかと調べた結果、綾辻行人さんの館シリーズを読むことにしました。現在は3作品読んだところです。 今までに読んだ綾辻行人さんの作品を星の数で評価するとすれば十角館は星5、その他は星4。本作については星3つとしました。理由は本格派と呼ばれるミステリーとしてその要素を楽しむことはできたが、読むのが大変だったからです。(それは私がそれほど読書好きでないからでしょうが)また、一番驚くはずのトリックについて他の作品で似たようなものを読んだことがあったからです。今考えると、本作からアイデアを拝借して書かれたトリックだったようですが、私はそちらを先に読んでしまったので驚きが半減してしまいました。それがなければ星4にはなったかもしれません。 | ||||
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40年以上前の事件であるため、犯人の動機や重要証言は本人の手記という形で語られる。 また、容疑者も殆どが故人になっているため、捜査過程や謎解き場面が関係者と探偵との会話では進まないのがちょっと物足りないと感じた。 また、犯人の計画には本人も認める通り行き当たりばったりで杜撰な点があるものの、逆に素人の犯罪計画なんだし、運に恵まれたからこそ迷宮入りになったんだろ、というリアリティがあって妙に納得した。 そして、キモの大仕掛けや読者への挑戦状など、本格ファンを魅了する要素は今読んでも色褪せていないと思う。 | ||||
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冒頭から読むのが疲れる というか前半は疲れる…だけど続きが読みたくなる不思議 トリックは良く出来ていて、私は謎を解くことは出来なかった | ||||
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推理はすばらしいのだが、やはり乱歩賞を逃しただけはある出来の悪い作品です。 登場人物に御手洗と石岡というホームズとワトソン的な役割の主人公2人が出てくるのだが、キャラの書き分けが出来ていないため、どっちが話しているのか分らなくなります。 探偵役の御手洗は優れた頭脳と推理で事件を解いていくのだが、全く同じしゃべりと言い回しで解説役の石岡が物語を話すため、2人の掛け合いになると同一人物が独り言を言ってるようにしか聞こえなくなって、ものすごくイライラするのです。 賢い御手洗がいきなり馬鹿みたいなこと言ってるけど、なんだ? とおもったら、お前御手洗じゃなくて石岡の方か! 的な混乱を生じます。 せめて、御手洗が話しているのか、石岡が話しているのか、口調や言い回しを変えるなど差別化をはかって欲しかったです。 読んでる側が物語に集中できれば、乱歩賞が取れたのではないかと悔やまれます。 球は速いが暴投といった作品です。 読書を趣味にしている人はイライラすると思うので、避けた方がいいかもしれません。 | ||||
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奇抜なトリックで読ませる文章力もあるのですが、構成がいまいち。 特上の松坂肉を下手な料理人が料理して駄目にしてしまったという感じ。 | ||||
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冒頭は精神病患者のようなおどろおどろしい文が続き 「どうなんのかな」と感じたが杞憂であった。 戦前の事件を1970年代にいる探偵が謎を解くという構造が斬新。 ただ中盤ミスリードの描写が冗長と言えるほど長く中だるみを感じた。 悔しい事に「金田一少年の事件簿」を読んでいたいたのでトリックの驚きは少なかった。 「あからさまにパクってたんだな,,,,」と思うぐらい まんまこの作品の肝がパクられてます(笑) よって正統な評価が下せないのが残念です。 しかし「金田一少年の事件簿」を未読の方にはオススメしたい。 | ||||
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