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占星術殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
占星術殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全211件 101~120 6/11ページ
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これを読んで、石岡和巳が「あん時(異邦の~)の石岡さんか~」とやっと理解した。 ”斜め屋敷”では影薄すぎて、まったく印象に残らなかったんだもの。 前半の会話だけで進んでいくシーンはなかなか面白かった。 テンポよく読めましたし。 2,3箇所どっちが話してるか分からなくなる部分もありましたが。 メインのトリック、金田一某の方を知らなかったので、単純に驚けました。 んでもまぁ気持ち悪いかな。それだけの人数の遺体を切断するなんてねぇ・・・。 人を欺くための手記、”異邦”にもありましたよね。 その辺で、同じ作者だもんな~と思ってみたり。 | ||||
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謎が探偵により論理的に解き明かされる過程をあえてカットしています。 挑戦状の意味はここにもあったのです。 謎を解くのは、「読者」なのです。筋を追ったり、感情移入も不要です。 本書の全ては「謎」を解くためにあるのです。 | ||||
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この作品の持つ一番の魅力は、大掛かりなトリック。私が読んできた様々なミステリー小説の中で、一番素晴らしいトリックだった。分かりやすいのに、衝撃度が半端じゃない。しかしこの小説は、少し読みにくい。始めが特に厳しい。普段小説を読まない人なら、そこで中断してしまうかもしれない。しかし、それでは勿体ないと思う。このトリックのために、最後まで読み切って欲しい。途中の展開も冗長だが、それを忘れされる程の衝撃がある。このトリックを越えるものは、きっともうないと、私は思う。それだけ素晴らしいのだ。感動に近かった。後にも先にも、こんなことはないだろう。 | ||||
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迅速なご対応で助かりました。機会がありましたら次回も宜しくお願いします。 | ||||
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島田荘司好きです、読みやすいし久々に読んだので、懐かしい感じがしました。また、違う物を読みたいです。 | ||||
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さっき読み終えました。 他の人が言うほど驚きはなかったです。 「犯人はこいつしかあり得ないじゃん」って序盤から分かるので後は答え合わせになりました。 40年解かれてない謎にしては簡単すぎ。 昭和の警察もそれぐらい分かるでしょ〜。 わざわざ現代に設定を置かず、事件当時の解決にするならまだよかった。 | ||||
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旧文庫版を古本で買っていたのだが、こちらの完全版は行間が広くなり読みやすくなっていたので買い直した。(その分ページ数も増えているが。)この作品は、読み終えた時かなりのショックを受けた。以下文藝春秋編「東西ミステリーベスト100」記載の「うんちく」の助けを借りて述べると、過去の事件なので犯人の可能性のある人物はみな死亡しているという話の前提であるがゆえに、結末では全く予想できなかった驚愕の、それでいて論理的な解決が提示されている。作者にしてやられたという感覚である。島田荘司のデビュー作であり名探偵御手洗潔初登場作品でもあるが、「国産本格ミステリー・ブームの先駆となった大傑作」と言われるのも納得できる。作中におけるそのトリックを作者は「ある朝いきなり飛来した」と述べているが、当時実際に起きた詐欺事件に触発されたらしい。その断片を大きくふくらませて、これほど複雑で面白い物語として世に誕生させてくれたことに私は心から感謝する。 実は以前、同氏の北海道を舞台にした「斜め屋敷の犯罪」を読んだのだが、解明されたトリック自体には驚いたが、それほど熱中はしなかった。しかし、こちらのデビュー作は文句なく傑作である。未読の方には一読をお薦めする。 | ||||
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どのサイトを見ても上位ランキングに登場する作品。 遅らせならば読んでみました。 文章・構成力もさることながら、読者を飽きさせない作者の見事なトリック。 途中でちゃんとトリックと犯人を提供していながら最後までわかりませんでした。 読み返してなるほどっと唸る作品です。 本当にシンプルだけど決して古さは感じさせないと思います。 | ||||
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トリックは有名ですが、それを抜きにしても、島田先生の小説は人情味が入るので好きです。 | ||||
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読者が解けるか解けないかギリギリのラインになっている。 ミスリードが絶妙なため、最後まで頭を悩ませることになるだろう。 君は作者からの挑戦に勝つことができるか? | ||||
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冒頭から読むのが疲れる というか前半は疲れる…だけど続きが読みたくなる不思議 トリックは良く出来ていて、私は謎を解くことは出来なかった | ||||
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トリックの内容や動機部分に関しては納得のいくものでした。私にとってこれは結構珍しい事であり、その点は、とても良かったですね。 しかし、途中まではとにかく読みづらい。特に最初の方での御手洗と石岡の話し合いですが、地の文がほとんどありません。会話だけなので物凄く疲れます。ただ、そのセリフを二人の内どっちが喋っているのかの区別は容易につきました。 また読みやすくなってからの内容の多くが、果たして必要だったのかと思える内容です。真相説明部分以外の多くが、石岡が単独で行動する内容なのですが、御手洗が極端な性格なのに対して石岡はいたって平々凡々なキャラクターなので、読んでいて余り面白くはありません。ハッキリ言ってもう少しコンパクトにまとめても良かったかなぁ、という感じですね。 そしてこの小説の読みづらさの最大の原因が、恐らくは「作者の意気込み」です。具体的に言えば「読者に突っ込まれる事が無いよう」に、あらゆる可能性を追求し、真相以外の可能性を全て否定しようとしているところです。 まぁ、それはそれで結構なのですが、それが余りに熱心すぎるので、ちょっと疲れます。例えるのなら、こちらが聞いてもいないのに、異常なほど細かく説明をする販売員のような印象ですかね。「熱心なのは、わかるんだけど……」という感じです。 ですからロジックを重要視するミステリーファンには良いかも知れませんが、そうでない場合は、結構な覚悟をしなければならないでしょう。ただし、我慢して読むだけの価値はあると思います。 また私は「斜め屋敷の犯罪」を先に読んでいたので御手洗のキャラクター性を理解していましたが、この本では真ん中あたりにならないと、それが顕著に現れません。よって最初の内は、今ひとつ感情移入しづらいかもしれませんね。 ちなみに8月9日に「占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)」というのが出るそうですから、そちらを待つのも一手かも知れません。ただし内容紹介のところには、本書のページ数が470ページ、改訂版の方が544ページとあったのでチョット驚きです。「あれ以上、何を追加するの?」って感じで……。 でも本書の方は少し活字が小さいので、それを大きくするが故にページ数が増えるのかも知れませんね。私としては改訂版を買う気はありませんので真相はわかりませんが……。 | ||||
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キャラも良くて御手洗も石岡君も好き 少し苦痛になる奇怪な文章を超えると、しばらくは解説と、欝になってる御手洗と石岡君の張り合いが続く。少しだれるかなあ | ||||
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推理小説の最高傑作でしょうね。警察官の告発が途中ででてきます。ここがポイントでこの章を読み終わっても犯人がわからない場合は迷宮入りですね。 「ん?」って思うかどうか、それが全てです。 しかしkindle版、高すぎませんか? | ||||
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とある雑誌で名作と勧められていたので買ったのですが、正直言っていまいちと感じました。良くない意味で、現実感が乏しいです。現実感が乏しくても、それが味になっている作品もありますが、これはそうではありませんでした。キャラも、犯行動機も、すごくいまいちです。読んだのが出版とリアルタイムではないのと、作者と世代が違うせいかもしれません。時代設定が古くても、京極夏彦さんや井上尚登さんみたいに、比較的近い世代の作家さんのものは感情が入り易かったりするので。(30代女性です。)当方読書は好きなのですが、特別トリック好きではないので、余計にそう思うのかもしれません。他の方が言及される、金田一少年の・・・は知りませんでしたが、トリックが暴かれても、ふうん・・・と言う感じでした。最初から最後まで、先が気になって夢中でページをめくる・・・という場所はなく、むしろ面倒くさくて何度も読むのを止めようかと思ったくらいです。私はトリック好きではありませんが、推理小説やサスペンスは好きです。登場人物や世界観に魅力を感じるかどうかで、おもしろいかおもしろくないかを判断するので、推理好きの方とは違う意見になるのかもしれません。特に女性は、????と思ってしまうかも? | ||||
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未だに私にとって推理小説の最高峰。 ただ、作者の他の本を先に読んで面白い話を書く作家と解った上で読まないと、冒頭で挫折する人が多そうだ。 その辺は作者自身も自覚していると言っている。 そこを越えればぐいぐい引っ張られて最後まで一気に読める。 (グインサーガの読者も同じことを言っていた気がするが) ライトノベルの延長のような推理小説が氾濫している今の状況を思えば、この当時のトリックと人物造形の巧みさのバランスの良さは奇跡的だった。 特に、苛めに耐え続けた某氏が、他人から見ればほんの些細な切欠で狂気に踏み込んでいく心理の過程がぞっとするくらいリアルだ。 引き金がどこにあるのかは、本人にしか解らない。 その始まりのあまりのささやかさと、結果の凄惨さの対比に読んでて呆然とした。 男性作家で女性を「女神扱い」も「娼婦扱い」もせずに、一人の人間として書く作家は実は少ない。 トリックと犯人だけ解ればいいや、と斜め読みせず是非じっくりと読んで欲しい。 | ||||
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評判がよさそうで前から気になっていたので、購入し一気に読破しました。 物語の設定、トリックともに見事。一級品の本格推理本として定評があるのも納得です。 ただ他の方もおっしゃってましたが、御手洗と石岡の口調に大きな違いがないのでどちらが話しているのかわからなくなります。 とても残念ですが個人的に2人ともあまり好きになれませんでした。 それに無駄なシーンが多いように感じました。もう少しテンポがよければなと。 期待していただけにとても惜しいですが 読了後は満足感に浸っています。 デビュー作でこの内容は衝撃です。 | ||||
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私はこの改訂完全版で占星術殺人事件を読んだので、これ以前の版とどこがどう変わっているのか全く分からないですが、島田氏の著作2作目で本書を手に取り、島田氏にハマったものです。噂には以前から凄い凄いと聞いていましたが、実際読むとこんなに凝った作品だったんですね。表紙も今風の感じになってますし、まだ島田氏の著作を読んだことのない若い人にも是非本書でその面白さにハマって頂きたいものです。 | ||||
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この作品に出会う前に一通り金田一少年作品は読んでしまっていてトリック自体は分かっていたのですが、それでも十分楽しめる内容でした。 事件背景も興味深く、何より御手洗のキャラクターが強烈で良いですね。 主人公が一概にまじめで正義感が強い作品に飽きていたので、御手洗シリーズを一気読みするキッカケになった一冊です。 事件物、推理物があまり好きではない方は、前半部分は読み難い文章、内容(説明が多い)かもしれません。 が、後半(特に3分の2以降くらい)の謎解き部分から強烈に面白くなってくるので、それまではぜひ我慢して読んで頂きたいです。 現実的ではない壮大なトリック物が嫌いな方、謎解きより心理描写やストーリー展開に期待する方には向かないと思います。 私の中では御手洗シリーズでトップ5に入るオススメ度です。 | ||||
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のらりくらりと語られていく前半部分がしんどくて、寝る前にベッドで読んでいたのですが、5ページも読めば睡魔に襲われるほどでした。僕は年間50冊は本を読んでいますが、年に1冊くらい読み進められなくて諦める本があります。この作品は、すぐに眠くなってしまう本なのですが、なぜか続きが読みたくなるのです。 そして半分を超えたあたりから、物語が大きく動き始めます。そうなると、今度は読むのが止まらなくなり、後半部分は1日で読んでしまいました。のほほんとした御手洗潔のキャラクターも良いですし、ストーリーやトリック、動機も含めすべてがよく練られていて、最後まで読んで良かったと思いました。御手洗潔が登場するほかの作品も読みたくなりました。 | ||||
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