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占星術殺人事件



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占星術殺人事件の評価: 4.03/5点 レビュー 211件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全211件 181~200 10/11ページ
No.31:
(5pt)

本格ミステリー復活の狼煙!

衝撃でした……ショックでした! 本格ミステリーのトリックはすべて出し尽くされたと言われつづけ、社会派やサスペンス・アクション物(まあ、そっちも嫌いじゃないけど)にミステリーの主導権が完全に移ったかと思われていたあの80年代に、「そうか、まだこんなトリックが残っていたのか!」と、目から鱗のインパクト。松本清張の登場によって社会派ミステリーが日本に根付いたように、本書が世に出たことによって、それまで時代遅れ呼ばわりされていた本格派が、新たな産声をあげたのです!
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.30:
(5pt)

虐めは撲滅すべき!

和服の裾から見え隠れする女の脹ら脛は、男を迷わせ、強い衝動を引き起こす。確かにそうだとは思うが、それにしても、犯罪計画の遂行のために、犯人はそこまでするかしら?そして、そう上手い具合に男から「あるもの」を搾り取ることが出来るものかしら?小説全体としては秀逸ながら、その部分だけは承伏できませんでした。さて、「あるもの」とは何か?それは、この小説を読んでみて下さい。
占星術殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件 (講談社文庫)より
4061833715
No.29:
(3pt)

トリックは星5つ

アゾート殺人のトリック自体はすばらしい。ただし一つの小説としてみると、京都行きなど冗長に感じる部分が多い。探偵が少しずつ犯人に迫るさまが描かれるわけではなく、一つのヒントで一気に解決が示されており、途中経過は意味のないものでしかなくなっている。人物描写やエンターテインメント性も不十分に感じたので、私の好みとしては、むしろ事件背景の紹介と解決のみ、論理部分のみの構成だった方が良かった。犯人があれだけ凝った殺人を行った動機にもいまいち共感できず。むしろネタをパクった某マンガの方が、ドライブ感・動機・描写など総合的に面白かったです。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.28:
(5pt)

面白いね!

最初ミステリー小説とゆうより、なにか実際にあった事件の報告書を読んでるかと思ったくらいリアルな説明、それだけでほかのミステリーとちがう!と思ってしまった。最初からなんだかたよりなさげな主人公(毒舌ではあるものの)御手洗が「こいつ本当に解決できんのかな」とゆう読者の不安を一蹴するかのごとく、物語の最終にきてからすごい勢いで謎を解いていくのは快感でした!うん。「推理小説の金字塔」と呼ばれている意味がすごく理解できた作品。いい作品の条件は読後が好い事、その点この本は「腑に落ちない」「だまされた」などの読後感はないですただ~自分も「あの漫画」を読んでたのでトリックが解っちゃったんですよね。。。もし知らなかったらもっと面白かったと思うとものすごく悔しいですね!
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.27:
(5pt)

現代古典

~ 御手洗探偵の第一作。本当に面白く読むことができました。実は私はこれを一番最初に読んだ訳ではありませんでした。その理由の一つはやはり出版がずいぶん以前であったこと。古典としては新しいし、新本格と言われる程新しくはない。それが今まで手を伸ばさなかった理由でした。しかし、今読んでも全く何の遜色もなくプロットもしっかりしているし、素晴ら~~しい内容でした。ただ、これは作者の問題ではないのですが、これをまねた漫画があり、私はそれを知っていたので、そちらに怒りを感じました。やはりトリックは個人財産だと思います。しかしそれを差し引いても読むに値する作品です。 もし、悩んでいる方がいらしたら是非読んでいただきたいです。~
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4061308203
No.26:
(4pt)

挑戦せよ!

『占星術殺人事件』,1日程で読み切ってしまえる。冒頭部分は読みづらいが,耐えて読み進めると,止まる方が難しくなってしまうだろう。著者の罠という気もする。この作品,ミステリー好きならば,解決することが可能だ。私も,御手洗潔が真相に辿り着く辺りには,すでに見当がついていた。しかしながら,あれまですっきりと解決出来るのは,やはり御手洗潔をおいて他にいまい。この作品を読む皆さん。冒頭部分を決して流さぬ様に。そして,著者の罠に嵌らぬ様に…。又,ミステリーとは別に,言い知れぬ涙も感じるだろう。深いセリフもある。見逃しては,勿体ないですよ。
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4061308203
No.25:
(5pt)

まぎれもない傑作、近年まれに見る本格派

 これだけトリックで読ませる作品は少ない。読後、なんだかだまされたような気分にさせられる推理小説も少なくないが、本作は素直に、してやられた、参った、と思えた。読者への挑戦も、この上なくフェアで大胆。主人公のキャラクターも魅力的(独特?)で、一気に楽しみつつ読める。陰惨な設定なのに、そう思わせないのは軽妙な文体と主人公のキャラクターによるのだろう。 なお、文壇から、文章が粗い、という批判が本作に対してあったと聞いた。確かにそういうところもあるが、荒削りな勢いにも満ちていて、ミステリー好きの一読者としては、少しも星を減ずる気にはならない。
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4061308203
No.24:
(5pt)

正統派ミステリー

ミステリー史上に残るこの作品、さすがにすばらしいです。メインの「アゾート殺人」のトリックは見事です。 しかも我々読者の前には、謎を解く鍵がすべて示されており、謎解き前に示されるヒントも秀逸です。まさに「ピン1本」のヒントで、すべてが分かったときの快感! また、トリックだけでなく、文章も巧みで読み物としても秀逸です。 ミステリーファンはもちろん、「何か面白い本ないかなぁ」と思っている方すべてに、自信をもっておすすめできます。
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4061308203
No.23:
(4pt)

六人殺しのトリックは素晴らしい

メインのトリック(六人殺し)は素晴らしいアイデアだと思ったが、第一の密室殺人、第二の長女殺人は、それに比べるとランクが下がる。そこの部分で犯人が分かってしまうから、六人殺しのアイデアの価値が幾分かは損ねられてしまっている。しかし、なかなかの作品。文学的過ぎる欠点はあるが、楽しみながら読むことが出来ました。
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4061308203
No.22:
(5pt)

「趣味 読書 特にミステリ」と言う前に読め。

著者が定義する本格推理小説とは「幻想的で、魅力ある謎を冒頭付近に有し、さらにこれの解明のための、高度な論理性を有す(形式の)小説」。この定義が見事なまでに具現化されている。まずい。これを読まずに「趣味は読書、本格ミステリが好きです」と公言するのは非常にまずい。思い当たるアナタ、今すぐショッピングカート入れたほうがいい。私にはこの作品が「島田荘司」初体験だったが、その後、彼の全著作制覇にはさして時間を要さなかった。ちなみにこの作品を読んだ数年後、愛知県へ転勤になった私は真っ先にアレを探しに明治村へ行った。 結果? それは言えない。
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4061308203
No.21:
(5pt)

最高峰の本格ミステリ

冒頭の手記から驚かされます。40年間誰も解決することが出来なかった猟奇殺人。我らが占星術師にして名探偵、御手洗潔がその謎を論理的、かつ華麗に解決してくれます。この作品を初めて読んだときの興奮は忘れられません。何度読み返しても興奮し、感動します。超必読です。
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4061308203
No.20:
(5pt)

これから『占星術殺人事件』を読めるシアワセ

~言わずとしれた島田荘司のデビュー作。昭和56年、横溝正史の死の2週間後、氏は『占星術殺人事件』を引っさげ、本格の騎士として登場する。~~最近作の『「異邦」の扉に還る時』の中で、このプロットを思いついた時の状況を説明されているところが出てきてとても興味深かった。西荻窪のアパートの高い自作の二段ベッドの上で氏の上に天啓は舞い降りたそうだ。氏はほぼ半分書き終えていた『異邦の騎士』をストップして本作の完成をスタートする。~~閑話休題。なんら解説の必要もなく本作は史上稀に見るミステリーの傑作なことに疑問の余地は全くない。後のミステリー界だけでなく、『金田一少年の事件簿』等マンガの推理物にも多大の影響を及ぼしている。これからこの本を手に取る読者のみなさん。『占星術殺人事件』をまだ読んでいないシアワセは格別です。~
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4061308203
No.19:
(4pt)

読者への挑戦

2度にわたって読者への挑戦が挿入される本格物この本が上梓された当時は日本は社会派ブームだったのでまるで売れなかったというのが意外なくらい斬新なトリック。(奇術的ともいいますが)
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4061308203
No.18:
(4pt)

文章力の勝利

犯人とトリックは途中でわかります。冒頭の作中作でかなりミスリードさせられたとしても「明らかにこれしかない」と思えてしまいますが、そんなプレッシャーを抱えながら読み始めるのも楽しいのではないかと思います。潔く真っ向勝負してくれている作品で、意外性は無くとも読んでいるこちらとしても気持ち良いものです。作中のホームズ論は面白いですね。「ホームズ的に考えれば解ける」という伏線になってでもいるんでしょうか…不可能なものを除けば…ただ、やはり無駄に長いでしょうか…分量としては3分の2ほどにまとめられたのではないかと感じますが、初読は値段分楽しめます。
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4061308203
No.17:
(4pt)

本格読むなら正に必読。

遅ればせながら、島田荘司初体験です。どうせ読むならば、誉れ高いデビュー作から読んでみようという訳ですが、世間の評判があまりにも高いので、少々期待し過ぎていたかもしれません。とはいえ、楽しく読めたのは間違いない事実であり、決して本作の価値を貶めるものではありません。本作の魅力は、これでもかとばかりに極まった謎の大きさに対する、シンプルかつ論理的な決着でしょう。会話の軽妙さもいい具合です。最初は、これだけの難題を提示して、どうする気なのだろうかと、何かトンデモなオチではなかろうかと、不安になりましたが、、、見事です。島田センセイ。実はもうすでに「斜め屋敷の犯罪」を読み始めていたりします。
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4061308203
No.16:
(2pt)

無駄の多い作品

幾つかの難点のある本だと思う。まず、本格を読み慣れている者にとっては、論理的であるが故に犯人は容易にわかってしまう。犯人がわかると、中盤のワトソン石崎のお喋りはかなり苦痛で、つまらない。京都へは行かず、元警察官の手記から、ゆり椅子の上の種明かしに移った方がよほどすっきりしたと思う。誰がワトソン役の長々とした京都の風景描写や余計な活躍譚を期待しているだろうか。あまりにも無意味な饒舌が過ぎる。また動機が甘すぎる。本格推理といわれるジャンルの致命的な欠点であるが、どんなに巧く取り繕うとしても無理がある。量を半分に削り、もう少し説得力のある動機を与えたら、もっといいものになるのに。冗漫な長さは読んでいて苦痛を生む。無駄のない、アガサクリスティや松本清張の初期の作品をもっと見習うべきだろう。
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4061308203
No.15:
(5pt)

推理小説の金字塔

40年間誰も解決することができなかった事件。登場人物の誰にも犯行を成すことは絶対に不可能であり…というプロローグから始まる本書ですが、その時点でそれってどんな難事件?まさかそんな事件を解決するまでのストーリーが書かれているの?そんな大胆なことを作者は書いても大丈夫なの?早く読んでみたい!…とさせてくれます。そして、その期待を最初から最後までまったく裏切らないというのが本書のスゴイところ。子供の頃よくやったイラスト付きの推理ゲームを、壮大なストーリーの小説にしたという感じで、なんとも度肝を抜かせてもらいました。多くの方がおっしゃる通り、私の中でも推理小説No.1とさせて頂きたいと思います。
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4061308203
No.14:
(5pt)

大トリックにハレルヤ。

20世紀、既に出尽くしたと云われる大トリック群のなか、処女トリックを披露せしめた伝説的作品。しかし本書はトリックが凄いだけではないのだ。探偵が凄いのだ。奇人なのだ。兎に角、魅力的なのだ、御手洗潔は。ミステリは魅力的な謎も重要だが、探偵の魅力も重要だと思わせてくれる本書。傑作です。
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4061308203
No.13:
(4pt)

すべてがはっきりするやさしいミステリ

すべてのヒントを提示して、「さぁ、解いてみてください」、という内容の推理小説はよくあります。この本もそういう類です。ただ、そこからの謎解きが段階を追って解き明かされていくので、途中できちんと読者に解けるようになっています。ですから、読み終わった後すっきり感があり楽しいです。ただ、この作家さんの文作はそういった構成もさることながら、文書自体も優れています。中盤に出てくる警察官の手記など秀作です。ぜひ、一読を。
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4061308203
No.12:
(5pt)

最高作品です!

ここのレビューを参考に読んでみましたが、皆さんが仰るとおり、最高に良かったです。ミステリーと言われるジャンルの者はあまり興味がなかったのですが、この作品を皮切りに病み付きになってしまいました。島田荘司さんはとっても頭が良いなぁ~と感心してしまいました。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203

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