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占星術殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
占星術殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全211件 81~100 5/11ページ
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メインのトリックは他のレビューにあるとおり高評価だが、他の部分でマイナス点が目立ち、星を減らさざるをえない。 私の読みが浅いのかも知れないが、下記にマイナス点を記す。 ①まずトリックがありきで、そのために殺人を犯している。(昌子が殺されていない。つながりの薄い、礼子と信代も殺されている) ②犯人の居場所の特定があまりにも安直すぎる。 ③四十年間日本中の話題になったのに誰もこのトリックに気づかなかったことと、作者のこれだけ情報を提示しているのだからそろそろ解けて欲しいという 読者への挑戦が矛盾している。 ④四十年間誰も解けなかった難問をアピールしているが、単に現代では使えない非常に粗いトリックの連発であり、作中でもそれを認めている。 | ||||
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残念だ…私はレビューを見て評価が高かったので期待してこの本を読んだのだが… とある棄てトリックが出てきた時に、「ん?これどこぞの漫画の数字が名前の主人公が解いてなかった?」と嫌な予感… そしてメイントリックに至る前のヒントで「アアアァァ…まさかあぁぁ」そうです。無許可で有名な探偵の孫を騙る数字が名前のアイツがどや顔で解いてた謎解きだった。 これを読むまで、あれがパクりだとは全く知らなかったので一気にあれに対して腹が立って仕方がなかった!よくもまるまるパクれたもんだよ、許さんぞ! あーあ、私も皆さんのように「うわあ、そうだったのか!」ってスッキリしたかった… | ||||
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読み進めていくと先が気になってどんどん読み進めてしまいました。 のこりページが少なくなってもまだ謎が解けず、最後の展開に驚きました。 これだけ先が読めなかったのは久々でした。 | ||||
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最初の文書の意味が判らない所がありましたが100ページ位読むと意味がわかりだしてました。まだ、呼んでいる途中です。どんどんはまりそうです。 | ||||
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あまりにも有名な本なので、読む前からトリックのネタは知っていた。 知っていたが、実際読んでみて面白かった。 殺人事件は2.26事件が起きた日と同じ日に起こり、迷宮入りとなった。 その四十年後に探偵御手洗潔が、当時警察官であった娘からその事件の解明の依頼を受けるというものである。 小説は、事件が起きた昭和初めからその四十年後の1979年にまたいでいる。 そのため、昭和初め特有のエログロな雰囲気があって、江戸川乱歩の小説のようで楽しめた。 また、世代的に、私は京極夏彦の百鬼夜行シリーズを先に読んでいるので、時代設定的に似たものがあって、すぐに小説の世界に入っていけた。 面白かったです。 | ||||
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いや、思わず冷蔵庫のナスで試したもの。 良く思いついたなぁ…と驚嘆するばかり。 京都観光っぽい気分に浸れるところも良いなぁ、と。 | ||||
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島田荘司 の他の作品は2つほど読んだ事があったが、本書は例の件で話題になるまで知らなかった。そんな訳で、完全に「金田一」目線のレビューになってしまっている事を、お断りしておく。 事実上の原作なのかと思って読んでみたが、物語自体は全く異なる。トリックも、科学捜査という高いハードルが立ちはだかる今となっては、多分、通用しない。金田一少年の事件簿は、その点を、現在でも何とか通用する様に改訂しており、自分は寧ろ肯定的に捉えている。そう、DNA鑑定を欺くには、高温で焼却するしかないのである。ストーリーも、自分は「異人館村」の方が好きだ。金田一の全登場人物でも、異彩を放つダーク・ヒロイン「時田若葉」の人物像には惹かれる物がある。ラストもいいし、ドラマ化や、ソフト化から、葬られてしまっているのは残念だ。 とは言え、あのダビデの星のトリックは、本作が無ければ生まれておらず、また、1作だけ際立って猟奇的なのも、本作を下敷きにしていればこそ。原作に敬意を表しての星5つとさせて頂く。朝のニュースの「占い」に全く興味が無い人間で、知識として、「占星術」 という物が全く分からないので、どうしようもなかったという感じだ(ゴメンよ)。ただ、昔の時代の話としてみれば、独創的だし、印象には残る。何か外国の作品の翻訳みたいな風情があるのが面白い。 | ||||
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とりたてて読書好きでもなく、ミステリーにも文学にも素人の感想としてお読みください。 私はこれまで小説を読む時はたいていサスペンスやミステリー要素の多い作品をよく読んでいました。本格的なミステリー小説を読んでみたいと思い、自分なりになにがいいかと調べた結果、綾辻行人さんの館シリーズを読むことにしました。現在は3作品読んだところです。 今までに読んだ綾辻行人さんの作品を星の数で評価するとすれば十角館は星5、その他は星4。本作については星3つとしました。理由は本格派と呼ばれるミステリーとしてその要素を楽しむことはできたが、読むのが大変だったからです。(それは私がそれほど読書好きでないからでしょうが)また、一番驚くはずのトリックについて他の作品で似たようなものを読んだことがあったからです。今考えると、本作からアイデアを拝借して書かれたトリックだったようですが、私はそちらを先に読んでしまったので驚きが半減してしまいました。それがなければ星4にはなったかもしれません。 | ||||
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私がミステリーを読み始めたときに、評価が高かった本として購入。 確かに最初は読みにくいが、加速度的に面白くなっていく。 トリックばかりがもてはやされるが、そこに至る過程もおもしろく、 若い人にもぜひ読んでいただきたい名作。 | ||||
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ドラマを観てからの島田荘司さんの原作に嵌まってしまいました。 | ||||
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「占星術殺人事件」は島田荘司のデビュー作として、本格ミステリーの代表のひとつを世界に知らせていた。この本をはじめ、私をミステリーの世界に導いていた。 | ||||
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名にしおう名作とは長年聞かせれており、 長さにめげず挑戦したのですが・・・。 読後は徒労感のみ残りました。 せめて半分の長さでいいのではないでしょうか? さまざまな可能性をしらみつぶしにしないと フェアでないと作者は考えたのかもしれませんが。 逆にそれが真実のウソっぽさを引き立てています。 犯人はなんでこんな苦労してこんな犯罪をしたのか・・・。 ここまでひっぱって、それはないだろう・・・。 【ネタバレ注意】 すべての推理素材を提供した、という作者から読者への挑戦ですが、 最初の殺人での絵画モデルについての情報や捜査が示されていないのは、 まったくフェアとは思えません。 石岡の京都散策の部分のみ面白かったのは、 わたしが2時間サスペンステレビのファンのせいかな。 前半、手記や対話ばかりが延々と続くので、作者は 背景描写ができないのかと思っていました。 | ||||
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何を書いてもネタバレになりそうですが とにかく、すごいミステリーです。 どうやっても解決策が無さそうな40年前の事件。 それを御手洗は解けるのか… 長編小説ですが、全く飽きさせない文章力。 背景がうかんでくる描写。 全てが素晴らしいです。 ただ仕方が無いのですが、登場人物が多いのだけは大変でした。私は付箋を貼って何度も読み返すハメになりました。 | ||||
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40年以上前の事件であるため、犯人の動機や重要証言は本人の手記という形で語られる。 また、容疑者も殆どが故人になっているため、捜査過程や謎解き場面が関係者と探偵との会話では進まないのがちょっと物足りないと感じた。 また、犯人の計画には本人も認める通り行き当たりばったりで杜撰な点があるものの、逆に素人の犯罪計画なんだし、運に恵まれたからこそ迷宮入りになったんだろ、というリアリティがあって妙に納得した。 そして、キモの大仕掛けや読者への挑戦状など、本格ファンを魅了する要素は今読んでも色褪せていないと思う。 | ||||
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ってゆうか『金田一少年の事件簿』の原作者A征丸が、かってにこの本のストーリーをまねしちゃったらしい。 この本が文庫化されてすぐ読んだが、そのあと金田一を呼んで、出版社が話をつけているんだとおもうくらいそっくりな話だった。 死体から腕や足を切り取るのもすごいが、そういう死体がたくさんあるのは、もっとすごい。 | ||||
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はじめにトリックありき、文章は引き込まれません。年配の作家さんはトリックやどんでん返しを開拓したという点では確かに功績は大きいのですが、本を読んで楽しめたかと自分に問うと評価は1になりました。島田先生は高度成長期の恩恵を受けた世代のくせにやたら社会派じみたしんどさがあるんですよね。加えて気持ち悪いグロなので評価はできませんでした。やはり自分とさほど年齢の離れてない最近の作家の作品の方が楽しめます。公平に見て島田さんの文章は引き込まれる魅力が少ないです。 | ||||
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完全版?ということだが… そこまで改正はされてない気が。 超単純な子供でも解る馬鹿なトリックを、 最大限難解に見せる手法はやはりすごい。 解けた時「くっだらねー!」って叫んだもの(笑)。 40年間誰にも解けないってのはやや大袈裟か(現実に鋭い人は幾らでもいるよ)。 | ||||
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トリックは面白いが、ミスリードがちょっと多いと思います。 いや、これは負け惜しみですよ。はい。単純に面白いです。じっくり読めるミステリーですね。 | ||||
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ミステリーを読むならこの作品は読んでおかないといけないと思い読み始めたが、300ページくらい読んだけど、 全く面白くない。 これのどこが名作なんだろう…? 時代背景が錯綜しているのか、面白さが全くわからない。 最初は占星術の細かいところを説明(?)みたいに読まされるし、ドキドキ感がない。 気が向いたら再読したいと思うけど、 買って損しました。 | ||||
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表題通りの素晴らしさだ。 その根本的な理由は,もちろんのこと,傑出したトリックの内容にある。 しかし,さらに本作の価値を高めているのは,決して叙述トリックに依拠することなく,謎の解明の章に入る前に読者に対して謎解きに必要なすべての材料を,完全にフェアな形で明示していることだろう。謎が解けなかった読者は,トリックが解き明かされた後に地団太を踏むことになるが,それがまたミステリを読む楽しさを一層かき立ててくれる。それもまた,本作の根幹をなすトリックの素晴らしさがあってこそ。 自分は,犯人とその動機を当てることはできたが,トリックを完全な形で当てることはできなかった。それでも,興奮するほどの読後感に浸ることができた。 ミステリ好きなら,死ぬまでに必読の書だろう。 | ||||
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