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方舟
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方舟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全457件 241~260 13/23ページ
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ネタバレも多いのでご注意ください。 終盤までダラダラした展開で、犯人が明らかになったあとのやり取りがクズすぎるなとダメダメ小説の烙印を下しながら読んでいたのですが、最後のどんでん返しで溜飲を下げる。これで+3点です。 そもそも形状のわからない地下空洞に浸水する速度を何故あんな高精度で推測することが出来たのか。地下三階に降りる階段の各段が水没する時間とその高さから発電機が水没するまでの時間をおおよそ一週間と見積もっていた。それが残り2日程度までになると残り時間が時間単位の予報となり、最後はピタリとその時間で水没・停電してしまった。そんなのあり? また大岩は人力では動かないと最初に見切りをつけ、その後一度も再考していなかったが、そう言うのってしつこく検討したり無駄とは知りつつも努力はするのではないかな?例えば方舟は地下空洞を利用して建設されたもの。それなら地下一階の屋根や天井部分を解体して通路を確保するとか検討する価値はあったのではないか。地下二階の壁部分は洞窟との間に空間があることは分かっている。それなら天井も同様の可能性があるではないか。何しろみんな暇なのだから色々と試行錯誤すればよかったでしょうに。翔太郎が生半可な推理で断言するものだからみんな引っ張られたのか? またその大岩を動かすには起重機で大岩を動かすと言いうことだった。レバーを引けば大岩が落ちるということはウィンチを巻き上げ方向ではなく、リリース方向で動かすということ。それならばレバーは引くだけ或いは押すだけで良い。つまり細かな調整は不要でリリースさえすれば大岩は自重で落下する。ロープをレバーに結びつけて一方向に動かせば良い。それなら起重機のレバーに室外から延ばしたロープを結びつけ、壁などに固定した環などを介して力の方向を変換させてレバーを引けば良い。何故それをしないのかともどかしく思っていたら、それでは最後のどんでん返しが成り立たなくなることが判明。だからこの点はこれで良かったのかも。 古今東西の推理小説ではこいつは絶対に犯人ではないと読者に思わせる人物が犯人と決まっており、この小説もその例に漏れない。最後に明かされた犯人の根性腐れ具合は清々しいものだった。でもこの犯人に本当にあんなことが出来たの?物理的・体力的に。例えば剪定ばさみを人体に突き立てて致命傷を負わせるのってかなり大きな力が必要だよ。しっかり構えて勢いをつけながら突進して体当りするくらいの勢いで刺さないと筋肉と骨が障害となり、致命傷を与えるほど深くは突き刺さらない。 あと、この施設は宗教団体の施設だったらしいが、その痕跡を残さず退去した割には生活道具や工具類それに食糧までご丁寧に残してある。水道は何処から引いているのよ?トイレは汲み取り式だったようだけど地下水が浸水して階上まで上がってくるのならその汚水も上がってきてたということだよね?施設を運用していた頃汚物の排出はどうしてたの?浸水した地下水が溜まっていくということはトイレは外部には通じていないはず。そもそもで出入り口が人一人が通れるだけの竪穴しかないのなら建設資材類や発電機などの大型機器類を何処から搬入したの?そこから脱出できるじゃないの? ところで犯人はその後どうしたのだろう?恐らく無事に脱出しおおせたと想像する。下界に降りれば行方不明になった7名と3名のグループの捜索が行われていることだろう。そこに一人が生還すれば当然残りの行方不明者の捜索になる。犯人は方舟の件を話す訳にはいかないだろう。捜索隊が内部を捜索することは確実だ。もしかして残りの6名が生存しているかもしれない。仮に生存していなくても彼等と殺された3人の遺体は遅かれ早かれ発見される。当然犯人が何らかの事情を知っているものとして追求されることになるだろう。犯人にはその追求から逃れられるとは思えない。しかし方舟の件をどんなに隠しても一週間もの間どのようにして生き延びていたかの説明が出来ない。夜間の低気温と一週間も食糧無しで過ごしてきた状態ではないからだ。犯人は自供せざるを得なくなる。犯人の自供がなくても行方不明者の捜索の過程で必ず方舟の存在は明らかになる。捜索隊は監視カメラと非常口の存在に気付くだろう。また付近で潜水道具が発見されるだろう。どのみち犯人に逃げ場はない。 捜索隊が方舟を発見すればその後は行方不明者の救助に全力を尽くすだろう。まず出入り口付近の土砂の除去。これはヘリで重機を運び作業に当たることが望ましい。人力では限りがあるからだ。出入り口のマンホールを発見すれば内部に侵入できる。問題は生存者が生存しているか。地下水の浸水速度は一週間で約2m程度と推測される。最初の発見時地下3階階段の4段目の水位だった。それが7日目には地下二階約1mの水位。多く見積もって一週間で2m程度の速度だろう。そこから地下二階を水没させ地下一階天井までの浸水する時間は2週間〜3週間程度と見積もることができる。但しこれは洞窟の形状にもよるので誤差も大きいと思われる。 犯人は警察の追求に対して大して抵抗は出来ないと思われるので、警察はすぐに概要を把握するだろう。場所を特定し救助活動を行うまで一週間から二週間もあれば良いと思われる。 大丈夫、皆は助かり、犯人は前代未聞の猟奇殺人者として裁きを受けることになるよ。 | ||||
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正直、書の途中で分かりにくい(想像しにくい)シーンもあった気はするが、 読み終わった瞬間には、そんなものはどうでもよくなる。 最後の破壊力が大きすぎ。 最近、他の作者の作品だが「名探偵のいけにえ」を読んだ。 「方舟」を後で読んだのは正解だった。 順番が逆だと「名探偵」の方の感動が薄れてたかもしれない・・・ | ||||
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すごく面白そうな紹介されてましたが、え?最初の最初から変じゃない?てことでいつまでたっても深刻さが伝わらずとにかく最初がおかしい。閉じ込められてからどうするかの行動もおかしい。とにかくおかしくてどういしょうもないです。それと、主人公のいとこだっけか?頭脳明晰で推理力もすごそうな彼が「実は」特殊部隊だったりCIAだったり検事だったりなにかすごい設定なのかと思ったらただの口だけ番長のモブだった。 | ||||
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ラノベっぽいので特に読後感はないが粗探しをしなければ普通に面白いと思う。大岩で部屋が通れなくなる構造などの情景描写が分かりにくい。 | ||||
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工具があるから一週間もあれば壁や岩に穴を開けられたでしょう。 誰かが初日に脱出して応援を呼んで戻って来ることもできた。 誰も行動しないことにモヤモヤしていました。 そのため話が入ってこなかったです。 ミステリー自体は最高クラスに面白いです。 ただ穴を掘れない設定と戻ってこれない設定が欲しかった。 | ||||
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風来坊の探偵気取りな先輩がどんでん返しにより絶望の絶叫をあげる場面を想像して笑ってしまった ぜひ東出昌大に演じてほしいが映像化されても観ることはないだろう それ以外は失笑のオンパレード 極限状態においての登場人物の行動言動に何一つ共感できないしリアリティがない トリックが先立って人間が描けていない | ||||
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息子から面白いらしいとのおススメで購入。予想出来ない結末だろうと思っていたが、やっぱり最後の最後が凄かった。 | ||||
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読みやすくて夢中で読めます。展開もドキドキします。人間関係のところはちょっとあっさりしてて「そうなんだー」って感じ。入り込むと言うより眺めてる感じで読めます。 | ||||
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なぜ誰かが潜んでる可能性を書かなかったのか不思議。全くリアリティなし、違和感だらけ。 | ||||
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ハードルを高くして読んだものの、その期待値の遥か上空を飛ぶように爽快で痛快なオチでした! このオチは凄い… トラウマもののミステリーです。 終盤に進むに連れドキドキが止まらなかった。 この終わり方、斬新だけど深い! きっと私も主人公と同じ選択をするだろうなぁ… | ||||
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うーん、私からすると動機とか聞くと「え、それに賭けるのはリスクあり過ぎじゃないか?」と思った。人物の背景とかが乏しくて共感には至らなかった。 | ||||
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Audible版の二倍速、かつ、真ん中の半分は飛ばして聴きました。この小説は、結論に向かって行くだけの構成だと気づいたので(あとから飛ばした部分を少し聴きかえしてもやはり)それで十分な感じでした。最後は背筋が寒くなりますよ。なのでミステリーというよりホラーかな? | ||||
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書評が良かったので、知識なしに読んだ。 タイトルから宗教絡みのサスペンスと思えば、ガチガチの本格物。 偶然迷い込んだ地下施設で地震によって閉じ込められた9人の間で起きる連続殺人事件…。 この偶然の事態で何故殺人事件が?その動機は?殺害方法の理由は?と次々に謎が出てくる。 あちこちに張られた伏線を余すことなく説明しきるラスト、そして意表を突いた犯人像やどんでん返しは見事で、近年読んだ本格物の中ではベストの出来。 間違いなく映画化権争奪戦だろう。 | ||||
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息子にミステリーは抜群に面白いからと薦められた。方舟と称せられる地下建築に閉じ込められた 人間たち。やがて地震が起きて、大きな岩で扉が塞がれる。この岩は巻き上げ機で動かせる ことは出来そうだ。だが、その巻き上げ機を操作するものは脱出することが出来ないという 極限状況。誰にそのジョーカーを引かせるのか。やがて、不可解な連続殺人が起きる。密室 状況の中、犯人はこの閉じ込められた人間の中にいる。犯人探しが始まり、そして皆が期待 していたように、その犯人にジョーカーを引かせて、残りの人間が助かる。という簡単な結論では ない。ここで作者は飛んでもないトリックとどんでん返しを入れて来る。極めてロジカルに犯人探しの 為の推理が進められるが、この作品のエッセンスは最後のエピローグにある。推理小説好きには 堪らないエンテイングだろう。私も思わず声を上げそうになった。流石昨年度の賞を総なめにした 作品だ。 | ||||
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山奥にある地下建築物。外からは発見されない場所で、学生時代のサークルの仲間と山で迷った家族が閉じ込められる。脱出するには誰かが犠牲にならなければならない。そんな極限状態で連続殺人事件が起きる。探偵役が事件を捜査し、犯人を突き止めるが、そこから先はネタバレになるので書けない。クローズドサークルの殺人事件であるが、あまりパニック感もなく、緊張感なく終わったのが残念なところかな。本作のラストからさらに進めてどんでん返しがある方がスリラーっぽくなって良かったかもしれない。 | ||||
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読書の秋!本当に面白かったです!思い込みをうまく裏切られる納得のラスト。読み終わった瞬間すぐに最初から読み返したくなりました。 | ||||
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ラストの展開は悪くないと思うのだけど、そこにいく過程ちょっと現実離れしすぎて入り込めなかった。 それぞzれの人物設定ももうひとつ。 謎解き要素はほぼないので、読みやすいのだけど。 | ||||
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最後のどんでん返しには驚いたんだけど「うわっ騙された~」ってスッキリするわけでもなく「なるほどね~」くらいな感じなのが作品のせいなのか、色々本を読んで歳も取って感受性が鈍くなってきた自分のせいなのかがイマイチ判断できない。 正直ラストには驚かされたけど、そこに至るまでの人物描写が薄いので特に心が痛まない。 でももっと若い頃に読んでたらもうちょっと響いてたんじゃないかな~とも思うので、なんか評価が難しい。 まあでも今の自分の正直な感想は何年かしたら忘れてそうな作品ってのが本音 | ||||
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現代のミステリにおいてこのシンプルさで読者を驚かすことができたというのが驚きです 「そして誰もいなくなった」を初めて読んだ時のような素朴で鮮烈な読書体験を感謝します | ||||
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快作です。 ネタバレレビューは読まずに、まずは読まれることをお勧めします。 道中の推理はまあ丁寧で、反証やミスリードを潰していくのはフェアでしたが、1つの結末にインパクトが無いから、ページ数的にもこのまま終わりかぁ〜…まあ並の推理小説でしたね。って思っていたら、あれよあれよという間におっとっとな展開で、我は満足じゃ。 | ||||
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