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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全742件 581~600 30/38ページ
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レビューが良かったので読みましたが… こういう女性をハッピーエンドにさせる必要あるのか?と思ってしまいました。友だちにもなりたくないし、一緒に働くのも嫌だ。 読書時間を返してほしい。 | ||||
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今まで何冊も本を読んできました。お金を払い、ページをめくり、沢山の物語を読んできました。 私なんてまだまだだったのだと思い知らされました。 こんな重みのある、感じていたモヤモヤが全て文章として書かれている小説は初めて読みました。 小説に出てくる登場人物が私や周囲の人に幾度となく当てはまり、見られているのか?と怖くなるくらいに思っていること感じていることがそこに記されているのです。 このような本を書いてくださった作者、編集者の方に本当に感謝です。 | ||||
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人間誰しも傲慢と善良は持ち合わせているものだと思うが、婚活→結婚をこれからする人には多少参考になるかも知れない。しかしそれ以外の人に感動を与えられる作品ではないと思った。長編なので完読がちょっと苦痛でした。 | ||||
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婚活というものを一度でも経験したことがある人なら、何かしら感じるところがある、というか、本当にグサグサ突き刺さるんじゃないかと思う。 人間関係(恋愛関係)における「傲慢」と「善良」は、恐らく誰しも心の中にある部分だし、その複雑かつ矛盾を孕み、そして痛みを伴う感情を、これでもかというくらいハッキリと言語化して白日の下に晒してくれる(もうさすがとしか言いようがない。)。 だから読むことで傷つく人もいる気がするけれど、そんな人にこそ最後まで読んでほしいとも思う。著者の小説は、ミステリ調のストーリーの面白さはもちろんだけど、文章が本当に読みやすく表現が的確で、それでいてハッとさせられる。そして何より優しさに溢れていると思った。 「相手にピンとこない」という感情の正体は、自分につけている点数だ、というのは名言だな。善良さと自己愛が同居している、というのも。自分の持つ傲慢さを思わずにはいられなかった。 | ||||
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合コンを繰り返す停滞したあの日々にこの本を読んだらとても心穏やかでいられなかったと思う。最後まで読めなかったかもしれない。えぐられすぎて。 それぞれが持つ傲慢さと善良さの皮をベリベリ剥がして抉り出していくような作品。 この物語が行き着く先はどこなんだろうと気になってページを捲る手が止まらなかった。 人間が持ついやらしさやどうしようもなさ、自己愛なんかをこれでもかと実感させられた。 | ||||
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タイトルから期待していた内容とは違うなぁ | ||||
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選ぶ側の傲慢さとそれを肯定する善良さ。何かしら理由をつけ条件をつけ値踏みをする、そんな人間の内面的なものが自分にもあてはまる。 | ||||
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はっきり言います。退屈でした。 読書していてこんなにつまらない時間ははじめてでした。 有名な小説家が書かれたとは思えませんでした。 | ||||
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ページの真ん中辺りでガツーンと来ます。 とにかく心理描写の一つ一つが非常に巧みで奥行きがあり深い。 捨て文字や文章がない稀有な作家です。強くおススメ。 | ||||
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主人公の女性が嫌い。 何もないくせに自分に甘くて悲劇のヒロインぶって勝手に傷ついて迷惑かけておいて結局ハッピーエンドでイライラ。 自分が100点満点をつけてる相手が、自分に同じく100点をつけてくれるなんて殆どないと思うけどな。 70点は高評価と感謝して変な嘘つかずに結婚すればよかったのに。 地雷女すぎて怖いよ… 普通こんな事やらかしたら愛想尽かされます。 そして最後の最後、式場キャンセルしてと言える図太さ!! 何様なんだ???可愛くねぇ! 架は相当モテそうなのにとんでもない女性を選んでしまったな。 これはリアルなの?まるでピンとこない。 | ||||
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共感できる、面白いと感じる部分もありましたが、後半が残念でした。 大恋愛というよりも、結局またイチからは面倒くさいからという理由からの最後の決断のように思いました。 読み終わり残念な気持ちになりました。 | ||||
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非常に面白かった。何より作者の小説技法の巧さに恐れ入ってしまった。 婚活で出会った女性が結婚を目前に失踪し、残された男性がその過去を探る、という舞台設定。なぜ失踪したのか?というミステリー要素に惹きつけられながら、実は素性が知れなかった相手の過去を紐解いていく。自然な展開のまま、現代の「婚活」を主題に描くこともでき、よく練られた設定だと感じた。作中の男性が39才まで結婚せず、しかしそれでいて結婚相手としては魅力的に見えるような設定もなかなかよく案出されている。 婚活に限らず、誰しも他人を「品定め」してしまう瞬間というのはあり、その後ろ暗さを丁寧に、時に陰湿に描いた作品だと思った。それでいて最後は爽快感のある終わり方となっており、みごとに作者の作ったジェットコースターに乗せられた気分だった。 <以降はネタバレを含みます> ・第一部終了時点ではこの嫌味な小説、読むのをやめようかと迷ったが、第二部で十分すぎるほどに伏線が回収されて大団円となり、読み通してよかったと思った。 ・ハッピーエンディングにするため仕方がないとは思うが、架が真実に求婚するのはややご都合主義的か。そう、傍目からみたら「おもしれー恋愛してんな」(石母田のばあちゃんがいう「大恋愛」)って感じだが、幸せになりそうな匂いはまったくしない。何もこんな、嘘つきでプライドはいっちょ前に高く、そして毒親まで付いてくる人と結婚せんでも...。真実はこれからも、架の友人への嫉妬、タワマン生活への不順応、過干渉してくる親からのストレス等々にさいなまれてしまいそう。架も結局アユと比較してしまい、満たされない生活に不満をもってしまい... ・タイトルは『高慢と偏見』を大いに意識したもので(実際にそう言及されている)、「傲慢」は音合わせとしては良いが、そこまで正鵠を射ているとは思わなかった。何より、マッチングアプリの中では同年代、同属性の同性などと並べて比較されるわけで、そうした市場の一商品として並べられる自分をみたときに傲慢であり続けられるひとは数が限られるように思う。 ・表紙絵の女性は真実?だとすると、あまりにも幼く、美しく描かれていてミスリードでは。もっとも、この絵の魅力で一部売れている部分はあると思うので商業的にはプラスだろうが...。 ・現代の生きづらさや、生き方での迷いを、いくつかの対比構造で描いているのが面白かった。「東京vs地方」「恋愛結婚vsアプリ婚」「タワマンvs地方の生活」「自立した女性vs親の干渉を受け続ける女性」など。真実は地方に呪縛された人生だったが30を超えて一念発起し、東京での架との生活に手がかかったわけで、作中人物の表現通り「上手くやった」のだと思う。一方で、地方の生活での成功事例(金居さん)も描いていて、作者のバランス感覚の良さを感じた。 | ||||
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読んだ感想は、20代女性と30代男性にはとても刺さる物語ではないのかと思いました。私自身、20代女性ですが、自身の共感、もしくは自分に重ならなくても身の回りの人に重ねることができる心理描写や行動が多く、非常に面白かったです。読み止まりませんでした。 | ||||
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現代の30代男女の婚活事情や人間関係、価値観などが描写されていて、近い世代の自分には興味深い内容だった。 難しい言葉はないけれど、愛に対する各々の気持ちについては没入することができた。 | ||||
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怖い。 この物語を読んで1番に感じた感情それだった。 主人公、架と真美そしてその親たち。取り巻く状況全て自分と似ていたからだ。 皆さんには今一度自分の恋愛観を振り返ってみて欲しい。 本当の意味で相手と向き合えているのだろうか。相手の何を見て、何を感じて、どうやって判断しているのか。 この本を読むとそんな自分の心の恐ろしい「傲慢」さに気づかされるのではないだろうか。間違えなく自分の恋愛観に影響が与えられるに違いない。 今、恋愛に悩んでいる全ての人に読んでもらいたい本だ。 | ||||
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現代的な結婚の問題と、心理描写が鋭く描かれている。出会いが多い現代社会だからこそ、条件でパートナーを値踏みするという意味で、傲慢に陥りやすい社会だと思う。 | ||||
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怖い。書けない。 あまりの既視感に、何事か書くことが憚れる。ここに書くことが彼女に見られてしまうかも・・と思うと、書けない。 書けないけれど、書きたい。 一つだけ、書かせてください。 入母田のおばちゃんの、あの一言。 宇都宮線のグリーン車の中で、還暦を2年過ぎた私は泣き崩れた。 『キャンセルして・・・』 その先の結末。 鼻水は涙なんだね。 還暦を2年過ぎてわかったよ。 映画化してください。 | ||||
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自負と偏見のもじりと聞いて楽しみに読んだのだが、傲慢と善良という言葉が説明的に何度も出て来て興ざめした。そこは人物やエピソードで表現してほしい。 架の婚活の苦労話には多少の面白みはあるものの、基本はくどくどとしたキレのない描写と退屈な会話が続くので中盤からは完全に読み飛ばした。かなり未熟な筆力だと思うが本当にこれでベストセラー作家? というかこの小説を読み通せる人々の根気に脱帽。 ほとんど全ての登場人物が周りを見下しているのに笑う。さすがにそんなわけないでしょう。だから作者の寂しい個性が透けて見えるだけで、人間の普遍性は皆無。当然、架がなぜ変化するのかも描き切れていない。 婚約者失踪ものなら乃南アサの涙が切なくて好き。別の小説で口直ししなくなるほどひどい! | ||||
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本書は婚活・結婚をテーマにしていますが、傲慢・善良という相反する人間の態度・感情は、仕事をする上でも共通していると思いながら一気読みしました。また、仙台、石巻という馴染みのある地名が出てきたのも一気読みに拍車を掛けました。特に陸前大塚駅は、20年以上前に仕事で何度か立ち寄ったこともあり、本書の描写と当時の違う風景を思い浮かべながら拝読しました。著者の他の作品も拝読したいと思います。 | ||||
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今、この時代をそのまま表現した傑作。結婚に興味のあるすべての人が読むべし! | ||||
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