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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全498件 1~20 1/25ページ
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| 婚活中にあるかも的な、駆け引きとか、見えないプライドとか、干渉しすぎる親とか、ハラハラ・イライラしながら一気に読み切りました。これでいいのか。 | ||||
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| 読みながら何度も、自分の中にある“傲慢”と“善良”の境界を探ってしまう読書体験。 読み終わって、登場人物に思いを馳せるだけでなく、自己内省を促されてしまう小説でした。 <迷宮のような婚活、出口のない問い> 物語の主人公・架は、婚約者の失踪をきっかけに、彼女の内面と過去を探ることになる。そしてもう一人の主人公である婚約者の真実。 2人は結婚、家族、恋愛、親との関係について、さらに、彼らや周りの人たちの”傲慢”と”善良”について、深く哲学しながら、自分の価値観に迷い、すれ違い、そして答えのない問いに向き合っていきます。 読んでいるこちらも、答えの出ない問いの迷宮に迷い込むようでした。 でもだからこそ、 「結婚は、2人だけの問題だ」 という終盤の心境の変化には、心を揺さぶられました。 <「ピンとこない」は誰のせい?──無意識の傲慢さに気づくとき> 印象的だったのは、小野里さん(婚活相談員)のセリフ。 > 「ピンとこない、の正体は、その人が自分につけている“値段”です」 > 恋愛も結婚も、どこかで“自分はこのくらいの価値がある”という思いが無意識に働いている。 自己評価が低い一方で、自己愛はとても強い。 自分が見合うと思えない相手には“ピンとこない”と感じてしまう。 無意識に相手をジャッジしてしまう自分の傲慢さは、もちろん自分も経験があるし、耳が痛い話です。 <善良な人が「選べない」理由> 真実は「いい子」でした。 親の期待に応え、恋愛も経験せず、恋の駆け引きや打算的な行動を学ばないまま大人になった。 > 「いい子だから、恋愛経験の蓄積がない。だから動けない」 > 守られた環境の中で育った“いい子”が、大人になってから突然「人生の選択」を迫られる。 自分の意思で何も選んでこなかった彼女が、その選択の場面でいかに“傲慢”に変わってしまうのか、 その変化は、ぜひ小説で味わってみてください。 <家族の「善良」が、「傲慢」になるとき> この物語のすごいところは、傲慢さが個人の問題にとどまらず、家族や友人関係にも向けられているところ。 > 「真実はもう30を過ぎた大人だ。それなのに、彼女の歩む道にすべて口出しし、手元から出すべきではなかったと思う親の考えは、いくらなんでも傲慢ではないか」 ──そうなんです。 家族や友人が“善意”でやっていることも、本人や他人から見れば「傲慢」に映る。しかも、当の本人はまったくそれに気づかず、「善良」な行為だと思っている。 登場人物たちが、それぞれの視点で「善良」と「傲慢」のあいだで揺れる構図について、読んでいる自分も揺さぶられました。 <正解ばかり選んできた人が、迷子になる理由> 作中の朝井リョウさんによる解説も読みごたえがあって、深く胸に刺さります。 > 「自分の意思によるビジョンを掲げるのではなく、不正解を避け続ける減点法の人生。その人生を送っているうちは、不正解なわけではないので、取り立てて明確な不満も生まれない。」 「そうなると、ポジティブな方向にもネガティブな方向にも自分の意思が働かなくなり、ビジョンのない流れの中をただ揺蕩うことになる。」 > 善良だけど、不正解を避け続ける減点法の人生を続けると、ビジョンのない流れをただ揺蕩うことになる。 時には、傲慢になることも大切だと読み取りました。 <さいごに:傲慢と善良を行き来した先に「答え」はあるのか?> 恋愛や結婚だけじゃなく、人生そのものの“選び方”を問われるような作品でした。 自分の中の傲慢さに気づかされ、ショックを覚えつつも、善良すぎてもいけない。 「傲慢」と「善良」は対立ではなく、私たちの中に同時に存在しうるものだし、バランスを取っていかないといけない。 人生の難しさを突き付けられます。 | ||||
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| 『傲慢と善良』というタイトルの通り、人の中にある二つの側面を丁寧に描いた小説でした。 婚活で出会った30代後半の男女・カケルとマミ。付き合って2年、同棲から婚約へと順調に見えた二人の関係は、彼女の突然の失踪によって大きく揺らぎます。 カケルの視点から彼女の行方を追う中で、信じて疑わなかった「善良な彼女」の知らなかった一面、そして自分自身の中に潜む「傲慢さ」に気づかされていきます。 私自身、これまでの人生で「生きづらいな」と感じる瞬間がありましたが、この作品はその理由に気づくヒントをくれたように思います。真面目なだけでは生きていけない。けれども、自分らしさを追求していくことも大切。その中で――“どこまで傲慢に生きるのか”――その割合を自分で決めきれる人こそが、自分の人生を生きているのだと感じました。 自分の成長を望むなら、心地よい環境から一歩離れ、自らチャンスを掴み、困難に立ち向かう。地に足をつけて考えられる人間でありたい。そして、自分の子どもにも価値観を押し付けすぎず、相手を尊重できる親でありたい――そんな気づきを与えてくれた作品です。 | ||||
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| 教訓:男にとって,女友達は百害あって一利なし! | ||||
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| 親になったすべての人に読んでほしい一冊。高校生の息子がいる私には刺さりすぎて、これまで読んだどんな子育て本や教育本よりもタメになりました。登場人物たちはみんな人間らしく、泥臭くて、とてもリアルでした。 | ||||
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| しみじみと思わされた。 真美の母親や、架の女友達が何といやらしく描かれていることか。 ああ、男で良かった! | ||||
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| 2人の内面が成長していくのと共に、私も成長させられました。 | ||||
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| 男女2人が出会ってから結婚するまでの恋愛小説。 私がこの本で好きなところは2つある。 1つ目はまずストーリー構成の良さ。この本は冒頭、彼女がストーカー被害に会い、行方不明になるところから始まる。彼女はどこへ行ったのか、ストーカーは誰なのか。彼氏が探偵さながら探す展開になっている。読み手も彼氏と一緒にあれこれ考えながら読み進められるところが楽しい。 加えて、本の前半は彼氏視点、後半は彼女視点となっており、さまざまな出来事に対する2人の思考の対比も楽しめる。 分厚い小説だが最後まで飽きずに読めるストーリー構成だった。 2つ目に好きなところは、思考の解像度が高いところだ。解説で朝井リョウさんも言及している。 偏見っぽいが、土地柄や育て親により、こういう人間が生まれる、というのは傾向としてやはりあると思う。それを踏まえた上で、一人ひとりの登場人物が現実に居そうだった。クセの強いキャラ作りなどしていないのに、あまりに解像度が高くて引き込まれるものがあった。私は人付き合いが苦手なので、この本を通して色んなジャンルの人間の思考回路が覗けたような気分になり楽しかった。解像度の高さと、それを表現する文章力が光っていると思う。 そして最後に、この小説は私の中にある善良と傲慢に気づかせてくれた。私は彼女に少し似ている。親の言うことを聞く素直さ=善良と、箱入り娘ゆえの世間知らず=傲慢にシンパシーを覚えた。善良であることが必ずしも良いことではないと学べた。傲慢になるのを防ぐために、人付き合いが苦手でもできる範囲で人と関わりを持ち、偏見を捨てて人の中身を知ろうとする姿勢を持ちたい。 | ||||
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| 学生時代のカースト制を思い出しました 失踪した彼女の気持ちを思うといたたまれないというか 最後は丸く収まりホッコリでジエンド 面白かったです | ||||
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| 今の時代に合っていて、誰しも思ったことがあるかもという感情を的確にまとめて文章化されています。 | ||||
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| 最初から面白くてすぐに読み終わった感じがする。 いや、突っ込みたい所は多い。1番言いたいのは架の女友達性格悪すぎない?!!笑 ブン殴っちゃうレベルwwwそこだけ共感出来なかった。今時あれは無理があるかなと思った。それを除けば面白かった。 婚活経験は無いけど、性格が共感する所は非常にある。 全体的に面白い作品でした。 | ||||
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| これも高校2年生の姪の息子からのリクエストで買ったものです。今の若者には興味があるのでしょう。 | ||||
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| イケメンでBMW乗りの主人公は王子様だし、彼の女友達たちはシンデレラの義姉たち。お伽話に現代的リアリティを付与しただけのものと言えば言える。 主人公たちの苦悩がたかが結婚制度へのこだわりに結びついていることにも古さを感じる向きもあるだろう。 だが主人公たちの嫌らしさは著者の視野にしっかり入っており、その上で人の切実さに触れたこの作品を、私は大甘のお伽話とは思わない。 | ||||
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| 婚活という身近なテーマだったので興味を持って読めた。少し心理描写が長い。少し情景(状況)描写が長い。そこは人によるけど、自分的にはもっと物語の展開のテンポが欲しかった。 | ||||
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| 序盤から中盤にかけて正直少しダレましたが終盤は怒涛の展開で飽きませんでした。最後は感動しました。 | ||||
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| 婚活経験が長ければ長いほど心にダメージを受けます。用法用量を守って読んでください。 | ||||
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| 最後まで面白く読めました。 | ||||
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| 色々と自分の傲慢さについて考えさせられました。 また、朝井リョウさんの解説がとても良かったです。 | ||||
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| 主人公の真美と自分も似たところがあって、考えさせられるシーンが多くあった。 ある意味で興味関心のそそられる分野で、最後まで夢中で読んだ。 | ||||
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