(短編集)
ままならないから私とあなた
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朝井リョウの描く物語にはいつも心がキュッとなる。悪いことをした覚えはないのに先生に名前を呼ばれた時のような心臓を一瞬、締め付けられる感じ。繕った自分が剥がされるような気持ちになる。当たり前に信じていたものや常識的に思っていることが否定され偽善でできた衣を剥がしていく彼の文章に虜になっている。剥がされる瞬間、自我を否定されたような気持ちになる、だけどその感覚が忘れられなくて次の作品次の作品と手が伸びてしまう。ここまで来ればもう全ての作品を網羅したとしても私は満たされないだろう。完全なる中毒症状である。 | ||||
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「レンタル世界」はともかくとして、「ままならないから」の方は、一体何が書きたいのかわからない作品だった。途中脱落しました。 | ||||
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二篇ありますが,どちらも一般的には肯定される「人のあたたかみ」,「絆」などの人間らしい価値観,正義を改めて吟味させられる作品です. | ||||
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これからの、テクノロジーと思想の関わり方、の話。 朝井リョウは妥協しない人だな、と思う。SNSに落ちてそうな意見を、登場人物の思想の結論に据えることはしない。そこからさらに「でも実際こうじゃん」「でもやっぱりここは譲れない」と議論を進めさせることで、登場人物の本当のスタンスを浮き彫りにする。その一部始終が結果的に読んでいる私たちへの問いかけとなっており、読後は「うーん、自分はどうなんだろう」と自然に考えさせられる。(ちなみに私は薫の台詞に共感することが多かった。) 月並みだが、合理性と人間らしさ、これらをどう両立させるか、その塩梅が、ビジネスでもプライベートでも大切になってくるのだろうと感じた。 | ||||
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文庫本に加筆されたラストがあまりに安直と言うか、軽い感じでそれまでのストーリーとのつながりが感じられません。長い間心にしまっていた気持ちを薫にぶつけたユッコに訪れた、彼女のアイデンディを揺るがす出来事。しかし、2人にはそれまでにいくつもいくつも積み重ねてきたストーリーがあるはずだ。そのラストがこれでいいのかと思った。できるならユッコと薫の先を読みたかった。加筆しない方がましだったと思う。 | ||||
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