正欲
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水に性欲を感じるなんて、変わってるけど他人に糾弾されるわけでもないぬるい性的指向を主要人物に設定してまったのか。 もっとメジャーなペドフィリアなんかの方が四方八方針の筵で人間あつかいされない。 単純に写真持ってるだけで捕まる当人からしたら地獄なのでは? それと比べたら水に性欲を感じるなんてぬるゲーでしょ。 性的指向がヌルゲー過ぎて、なんでそこまで世界を呪っているの?と疑問に思ってしまう。 多分、作者はペドフィリアみたいなのを設定したかったんだろうけど、社会的に糾弾されるのが怖かったから、こういうヌルい設定にしたのではと思う。 だったら、まだズーフィリアにするとかしたほうがよかった。 徹頭徹尾、なんでこの程度の話で世界を糾弾してるの?と思ってしまった。 | ||||
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でも社会問題でもなく、どんどん読み込める小説。 登場人物が読み進めるうちに点が線になり、線は面になり、エンディングに進んでいく。 登場人物が多く、途中で迷ったが、それも読み終わって、納得。力作!! | ||||
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. 横浜地検の検事・寺井啓喜(ひろき)は小3の息子・泰希(たいき)が不登校になっていることを悩んでいる。 イオンモール寝具店勤務の桐生夏月は独身。中学時代のさほど親しくもない友人たちから同窓会に誘われ、戸惑っているが、学年途中で転校した佐々木佳道も来るかもしれないと知って出かける。 金沢八景大学学祭実行委員の神戸八重子はダンスサークルの諸橋大也が気になっているが、彼はサークル仲間と交わることが少ない特異な存在だと聞かされる。 住む場所も年代も異なる三者の人生が交錯していく……。 ----------------------- 第34回柴田錬三郎賞受賞。第3回読者による文学賞受賞。2022年本屋大賞ノミネート。累計発行部数は2023年10月現在、50万部超え。2023年11月に稲垣吾郎や新垣結衣ら主演で映画公開。そんな話題沸騰の長編小説です。 予備知識のないまま読み始め、名もなき人々の三者三様の日常が淡々と描かれれていくばかりで、どこでどのように繋がっていくのかと、当初は首をかしげながら頁を繰りました。 寺井啓喜は不登校の息子が社会の既定路線からはずれながら、学校に行くのが当たり前の時代は終わったとYouTuberに転身する様子が理解できず、大いに苛立ちます。 夏月はできるだけ社会や会社から距離を置いた人生を歩みたいと努め、人間関係も希薄な日々を送っています。 八重子は気になる対象の大也が性的少数者であることを薄々感じとり、そんな彼のことを理解して力になりたいと考えます。 交友関係が全くない三者の間に、社会的多数に身を置く側と社会的少数と呼ばれる側との区別という共通項があることが徐々に見えてきます。 物語の中盤になって、三者の人生が繋がり始めるきっかけとなるのが、YouTubeである点がとても現代的な気がします。物理的な境界を軽やかに飛び越えて地球の裏側にまで交友の手を伸ばすことも可能なこの動画投稿サイトが、少数者同士の繋がる手段を提供していく話になっていくのです。 しかし、少数者が生きやすくなる世界の広がりを約束するのだろうなと希望がほのかに見え始めたと思ったのも束の間、〈多数者〉――すなわち〈主流派〉――の論理によってその世界は無惨にも断罪の場へと変貌を遂げるのです。多様性が声高に叫ばれる社会の中で〈より良き理解者〉であろうと考えるこの自分が、所詮は「大きな答えにまとまろうとする」(351頁)ことを良しとしていること、「自分はまとも側の岸にいる、これからもずっとそこにいられると信じている人」(379頁)であることに気づかされる瞬間が訪れて、息を呑みました。 「多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉」(248頁)だという一行の意味を噛み締めることになります。 結局のところ物語は〈少数者〉が口を閉ざすことを選ぶという結末を迎えます。その痛ましさに、読むわたしもまた言葉を失ったのです。 なかなか手ごわい小説でした。 . | ||||
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面白い!!!多様性の今の時代にふさわしい作品です!考えさせられます。 | ||||
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何が良いのか分からない。 好みの問題だとは思う。 軽い…ただただ軽い… 何かの台本みたいな本。 | ||||
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