イン・ザ・メガチャーチ



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    初公開日(参考)2025年09月
    分類

    長編小説

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    イン・ザ・メガチャーチ

    2025年09月03日 イン・ザ・メガチャーチ

    沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰するーー。 あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側ーー世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。 「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    イン・ザ・メガチャーチの総合評価:7.96/10点レビュー 256件。Bランク


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    (7pt)

    イン・ザ・メガチャーチの感想

    誰もが何でも発信できる社会で、SNSに群がる人々は滑稽だと、揶揄されますが、その人々にスポットを当てています
    著者はそんな情報過多の社会を上手に、体現されたのかな、と感じました
    そのような作品です


    82QYAGNC
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.255:
    (3pt)

    現代的

    面白い。ストーリーがよくできているし、中年の悲哀と孤独であったり、中心的なテーマである推し活であったりについての解像度がものすごく高くて、これは調査の結果なのか、いやいくら調査しても実際に体験していないことをこんなに書けるものだろうか、と読んでいて感じずにいられなかった。中年の人間関係、距離感の難しさの描写も鋭い。

    一方でとても「現代的」という印象を受けた。浅いわけではなく、むしろ鋭い描写が立て続けにあって情報量はとても多いのだけど、後に尾を引くような心の動きを引き起こすことはなくて、ただ次から次へと大量の情報を提示される感じ。ショート動画が次々に、消化できない速さで表示されるのを連想する。

    作家さん自身も、時代を超えて読まれる作品とは思っていないのかなと感じた。でなければ「進次郎構文」なんて本に書かないだろうし。文学的に優れた作品を目指すよりも、今のこの時代をいかに鋭く切り抜くかということに全振りしているような印象を受けた。

    良い悪いじゃなく、とにかく現代的だなと感じた。
    イン・ザ・メガチャーチAmazon書評・レビュー:イン・ザ・メガチャーチより
    4296121049
    No.254:
    (4pt)

    祝、本屋大賞。ただ、読むべき人は読まないような…

    「推し活」をテーマしつつ、作者自身の視点を巧みに織り交ぜ、現代の側面を切り取った作品として評価したい。〝推し〟という言葉がいつ頃からポピュラーになったかは定かではないが、熱狂的ファンはプロ野球、相撲から、Jリーグ、アイドル系まで従来もあった。しかし、ネット時代が到来し、情報共有の容易さから方向性を同じくするコミュニティーがネット空間に形成されると、一気に〝推し活〟に発展し、集中的な消費活動を煽り、煽られるようになった。これが健全な行動かは別にして、対象を愛でることによる幸福感と対象自体の幸福を願うことによる相乗効果が発揮され、コミュニティー内の緊密性が増すとともに狭い世界で完結するようになった。いわば、宗教と似た側面を持っていることから本書のタイトルIn the Mega-churchにも採用されたのであろう。本書では、供給側として物語を用意し、感情に訴え狭い世界での消費を勧誘する戦略に関する話と平行し、現代人の孤独や関係性にも鋭く切り込んでいるように思う。一点、作者の年代のせいか、ジェンダーに対する理解については男女平等という社会性をベースにしているが、当然個人差はあるものの、生物学的な部分に起因する男女差はあるだろう。一般に女性は他者への共感性が高い反面、空間認識の脆弱さゆえに、一から十まですべての情報を盛り込んだ会話量になりがちであることを指摘したい。そして本書のテーマは、結局のところ、「幸せとは何か」に対する多面的考察であると感じられた。
    イン・ザ・メガチャーチAmazon書評・レビュー:イン・ザ・メガチャーチより
    4296121049
    No.253:
    (5pt)

    人として共感することが多い

    イン・ザ・メガチャーチは、とにかくリアリティのある作品だった。

    物語は、「推し活を仕掛ける側」「推し活にハマる側」「かつてハマっていた側」という、異なる立場の視点から描かれていく。ただの“ファン”ではなく、「推し」という存在に対する極めて能動的な感情がテーマになっている点が印象的だった。

    特に、推し活にのめり込んでいく大学生の娘の描写が生々しい。彼女は周囲に影響されやすい自分を変えたいと思いながらも、父親に嘘をついてまで推し活の費用を工面してしまう。一方、その父親は娘の実態を知らないまま、推し活を“仕掛ける側”として関わっていく。居場所のなかった人間が、アイドルやコミュニティに救いを見出し、やがて依存し、転落していく流れが非常にリアルだった。

    この作品は、推し活そのものというより、「現代に広がる孤独」を描いているように感じた。

    誰かを応援したい。
    誰かと繋がりたい。
    感情を共有したい。

    人間は社会的な生き物だからこそ、そうした欲求を誰もが持っている。だから読者の多くが「これは自分のことを書かれている」と感じるのだと思う。

    また、この作品は「幸せとは何か」についても考えさせられる。

    人のために生きることや、誰かを応援すること自体は、本来とても素敵な行為だと思う。ただ、それが自分自身の経済的・精神的な余裕の上に成り立っていない場合、“応援”ではなく“依存”に変わってしまうのではないか、と感じた。

    そして、依存は対象を失った瞬間に崩壊する。

    推しがいなくなる。
    コミュニティが壊れる。
    承認されなくなる。

    その瞬間、人は幸せから一気に遠ざかり、強い絶望を味わう。だからこそ、この作品は「依存の危うさ」を通して、自分自身の幸せの土台をどこに置くべきなのかを問いかけているように思えた。
    イン・ザ・メガチャーチAmazon書評・レビュー:イン・ザ・メガチャーチより
    4296121049
    No.252:
    (1pt)

    これほど面白くない本は読んだことがない。

    倫太郎なるものが出てくるが花形見鶴倫など登場させてパロディー化させたほうがまし。冒頭数ページでだらだらと評論家なる登場人物の1人が推し勝つについて蘊蓄を語る場面が出てくるが、これを読んだだけで読むのが嫌になった。
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    4296121049
    No.251:
    (5pt)

    高速展開

    読みやすくて、展開が早くて、ついつい読んでしまう。どうなるのか、なかなか見えないのも面白いですよ
    イン・ザ・メガチャーチAmazon書評・レビュー:イン・ザ・メガチャーチより
    4296121049



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