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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 1~20 1/6ページ
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婚活する人々についてと、真実とその周りの人間の心理みたいなのは自分は経験したことないのに図星つかれてるような感覚でゾワゾワしておもしろかった。 なのに後半単調になって驚きもなくつまんなくなった 結末知ることをモチベに読んでたから、それほどじゃなかったなという印象 | ||||
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読みやすく退屈もしなかったが、啓蒙臭が鼻につく。 | ||||
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長すぎです。半分くらいでいい。 婚活について色々と書かれていますが、最終的に思ったのは、「だから何?」でした。 一生を共にするパートナーを選ぶのだから慎重になるのは当然で、言い方は悪いですが、よりいい条件を選びたいと思うのは普通では?(自分が何点かはおいといて)それを傲慢と言われても。。。 人として何が傲慢で何が善良かを書いてますが、婚約者の行方が分からなくなったと知って、まず思ったのが「また1からか」とか、「この人を好きになれたら、どんなに良かったか」とか、傲慢とか善良の以前の問題として、人として最低すぎませんかね。私はそっちが気になりました。 読んでいてい途中で思わず、「くだらな」と声に出して言ってしまいました。 今の時代になんでそこまでして結婚がしたいのかよくわかりませんでした。(特に男の方) 婚活にスポットを当てて、そこについてのみ重点的に書いており、それ以外があまり記載されていないので、最後になぜ架が真実を選んだのか、真実はなぜ嘘をついてまで架との結婚を急いだのか、よくわかりませんでした。(鈍感という理由が一応ありますが、それしかないので説得力はありません) 帯で人生で一番刺さった小説とありますが、「刺さった」というのはどういう意味なんですかね? 共感したという意味であれば、婚活あるあるの羅列なので、そりゃそうでしょとなるし、それをまるで最高傑作みたいな使い方するのやめてほしいです。 | ||||
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突然行方不明になった婚約者。一体何があったのか? と、興味を惹かれる導入だったが、尻すぼみだった。 婚活あるある話と毒親エピソードがひしめき、ストーリーは大して展開しない。 心理描写は細かく丁寧だが、読者に配慮しすぎている感じがして、回りくどく、かえって読んでいて疲れた。 評価は高すぎると思う。 | ||||
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冒頭の「最後」という表現が一気に読み進めるきっかけになりましたが、第一部の最後のひとことだけでよかった気がします。 第二部以降は蛇足かなと思ってしまいました。 第一部の最後の急展開はよかっただけに、それ以降は反動が大きくてダレちゃいましたね。 | ||||
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善良=良い子?、でも良い子は100点の結婚相手には物足りない、じゃあなにが良いのだろうかと思った。途中途中、不安になることもあった。私も地方育ちで、女はこうであるべきみたいな母の姿を見てきたから重なる部分があって、辛かった。 | ||||
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著者の本は初めて。本の厚さにビビりましたが会話形式なのと先が気になりサクサク読めた。 この表紙の女の子。10代~20代前半くらい?どうみても少女に見えたので てっきり20代同士の恋人の話かと思いきや主人公は39才男性、婚約者は35才の女性と知りビックリ。 あ、けっこうな大人同士の恋愛(婚活?)なんだ、と。 結婚相手の選び方。もともと日本に置いては結婚は「家と家のつながり」「釣り合い」が重んじられ、結婚相手は親が決めるなんて普通だった時代からまだそう経っていないわけで。結局、令和の世でもまだ独身日本女性はあくまで「選ばれる側」なんでしょうね。 色々刺さるところがあったけど、読後に朱野帰子さんの「対岸の家事」を思い出した。結婚がゴールではなくそこからがスタートなのだよなあ、とふと思いました。 スタート地点に立ちそこねた私の感想でした。 | ||||
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意外な展開で新鮮でした。 | ||||
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評価が高く、期待しすぎました。たしかにこのように傲慢さと善良さを併せ持った人は周りにたくさんいますし、ある意味自分もそうです。既婚であってもそのような人もいるし、仕事に対しても、子育てについても同様で、結婚しない人に特有の側面ではないなと思います。シンプルに筋書きや展開だけ見てもとても優れているということもなく、ごく普通だと思いました。 | ||||
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星の数が高すぎる。結婚に対して、すればいいししなくてもいい今、彼女の様に親に依存共存されてる娘も20には親から逃げなくてはいけない。甘ったれすぎて共感はできない。オースティンの偏見の時代と今は違うのだから。ピンて来る、と言う相談所のおばさんの言うことが本当だろう。自分より下に見た相手を伴侶に選ばない。相手もそうだろし。色々考えすぎてたら前進はできない。 | ||||
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映画が始まって話題になるまで、この小説の事を知りませんでしたが、タイトルを知って、読みたくなりました。あの有名な作品から取ったのか、と思いながら。 第一部を読んで、「結局、恋愛できる人と結婚したいのよね」と作中の真美に、つぶやきました。第二部で、「大恋愛」と言うおばあちゃんが出て来て、「私と同じこと、言ってる」と笑いました。 恋愛、婚活、結婚、などなど、色々と考える2人。そして、色々な価値観を話す人々。それらの考えや言葉は、読者にも、「どうよ?」と問いかけて来て、考えてしまいます。 読んでいる間に、映画でこれを描いても、違うんだろうな、と思いました。 映画を観たとしても、原作を読む体験をして欲しい作品です。そして、「う〜ん」と考えてみて欲しいです。面白いですよ! そうそう、恋愛も!結婚も! | ||||
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前半はとても面白いです。しかし前半で全てを知ってしまってから読む後半は、とても退屈でした。せめてもう少し短くまとめてほしかったです。ラストは、え?これで終わり?と拍子抜けしました。あのラストなら、前半ももっと短くしてもいいような… 私も婚活、マッチングアプリで結婚した身なので、婚活の難しさは、丁寧に書かれているなと思いました。でも人に勧めたいとは思わなかったです。 | ||||
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ついつい小説に軽快な、劇的な展開を求めてしまう私にとっては、この小説の前半部分は正直なところ「かったるい」と感じました。これまでもいくつか著者の作品を読んでいますが、まさに「傲慢」と「善良」について立ち止まって、染み入るように考えたい人にとっては良いのかもしれません。また、2人の主人公に近しい境遇にある人にも刺さるものなのかなと思ってしまうところが、自分自身のダイバーシティ的な深みが足りないと自省するものです。後半に入ってからは、前半の伏線を回収する感じで展開していき、最後にストンと落ちる内容になっていて、納得はさせられました。 | ||||
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婚活で出会った二人の紆余曲折、? 途中で読むのが疲れてしまい、 すっ飛ばして 最後のオチを読むという タブーを犯してしまいました。 オチを知ってからでも、 なぜそうなったかが気になって ちゃんと読もうと思える作品ではあった。 けど、色々長い、長すぎる、、 | ||||
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人は誰しも傲慢であり、そして善良なところもある。 でも、それだけではないはずだけど、 今回は婚活を舞台にその点をピックアップし、そして、 内省させてこじつけていく。 ちょっと間延びしすぎとも感じた。 特に前半は長い。場面転換があってからはある程度面白く読めたが、 男性の私からすると、男性の心情を表すのがあまり上手ではないのか、 架には引き込まれなかった。 あとは、ある程度予定調和の内容だったので、少し残念だった。 | ||||
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文は読みやすいからスイスイ読めますが内容は作者が昨今のマッチングアプリや婚活を使った恋愛事情に対して思っていることを物語に乗せて書き綴ってるだけといった感じで正直その考えに多少共感はしても物語自体は動きも少なく薄い割に無駄に長い。 説明しすぎ。登場人物が会話してるようで読者にむけて対話形式で隠す気なく説明してる。 もうちょっと自然に物語にカモフラージュしてほしい。 歳行ってる人にはお勧めしないです。独身の10代20代の若者、特に女性は人は新しい考え方をしれたり共感できてよいのかもしれません。純粋な小説として読むと少し肩透かしくらうかもしれません。 | ||||
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相手の異性を様々な言葉で評価するのは、人として自然なことではないかと思った。そう思うのは、そのような話を周りからよく聞いてきたからだ。それは人として傲慢なことなのだろうか。他者からも批評されているのだから、イーブンではないかなと思った。それを反省するのは、まだ愛情が未熟だからだ。しかし結婚をしていないのだから、未熟なのは自然なことだ。特に反省することはないのではないか。この二人は、結婚生活の中で、何かを育ててゆくだろうと思う。けれど奇妙な反省が邪魔をしないといいのだが、と思ってしまった。愛情はあれこれ考えすぎることと少し違うと思うからだ。考えることをやめたところから愛情は始まるのではないだろうか。 かなり変な感想で申し訳ない気持ちです。超おすすめをしているコメントが多いので、作品の良さが届かない人も居て良いかなと思って書き込んでみました。 | ||||
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心理描写が丁寧なので、同じ境遇にいる人には素晴らしい作品だと思います。地方の狭い世界の息苦しさや、都会は都会で開けているかと思いきやくだらないマウントが待っている。主人公みたいな人はどこに行ったとしても生きづらいんじゃん、と思っていたら…まさかの東北被災地のボランティアで居場所見つけちゃう。被災地ファンタジーですね。被災者の皆さんはこうやって都合よく消費されることに、もっと怒っていいと思います。 しかし、心理描写は丁寧なんだけど、架がなぜ真美に呆れたりせずに結婚したいと思い続けたのかが描かれていなかったり、架の女友達がゾッとするくらい意地悪だったり、肝心なところが共感できないまま話を進める装置としてしか人物が動かないので、全体的にご都合主義に見えてしまいました。 | ||||
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『人生で一番刺さった小説』との帯、それからタイトルに惹かれて手に取りました。 既婚のおばちゃんには何も刺さらなかったです…。その昔結婚はただ単純に好きな人とずっと一緒にいたいっていうだけのモノだったので値踏みとかそんなの無縁で…でも婚活とかってなるとこんな感じなんだろうな…と思いました。人の心の中にある無自覚な傲慢さに気付かせてくれた点が、強いて言えば『刺さった』ところかな… | ||||
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ずっと積読してたけど、映画見る前にとようやく読み終えました。面白かった。 さすが、女社会のリアルなエグさを書かせたら天下一品の辻村深月が描く婚活小説なだけあって、その辺は最高に楽しめたんだけど…… カバー裏に「恋愛ミステリー」とあり、なにしろメフィスト作家なのでミステリ面を期待しすぎて最後にもう一どんでん返しあるのかと思ってしまい、後半1/3はベタに感じてしまった。 文化解説の朝井リョウも書いていたけれど、「傲慢と善良さが(現代人には)同居し得る」という洞察が本当にお見事。 ただ、各登場人物がそのテーマを伝えるための「コマ」になってる感が強いのがちょっと惜しい。本格ミステリなら登場人物がパズルのコマになっててもいいんだけど、辻村深月は人間ドラマが本筋だしなぁ あと、群馬の「純金、18金、メッキ」のネタだけど、これは完全に某愛知女子大のことですね…… でもこのネタは「金」が被ってるからナイスネーミングなのであって、もう少し工夫がほしかったかな | ||||
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