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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全829件 681~700 35/42ページ
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| 現代の30代男女の婚活事情や人間関係、価値観などが描写されていて、近い世代の自分には興味深い内容だった。 難しい言葉はないけれど、愛に対する各々の気持ちについては没入することができた。 | ||||
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| 怖い。 この物語を読んで1番に感じた感情それだった。 主人公、架と真美そしてその親たち。取り巻く状況全て自分と似ていたからだ。 皆さんには今一度自分の恋愛観を振り返ってみて欲しい。 本当の意味で相手と向き合えているのだろうか。相手の何を見て、何を感じて、どうやって判断しているのか。 この本を読むとそんな自分の心の恐ろしい「傲慢」さに気づかされるのではないだろうか。間違えなく自分の恋愛観に影響が与えられるに違いない。 今、恋愛に悩んでいる全ての人に読んでもらいたい本だ。 | ||||
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| 現代的な結婚の問題と、心理描写が鋭く描かれている。出会いが多い現代社会だからこそ、条件でパートナーを値踏みするという意味で、傲慢に陥りやすい社会だと思う。 | ||||
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| 怖い。書けない。 あまりの既視感に、何事か書くことが憚れる。ここに書くことが彼女に見られてしまうかも・・と思うと、書けない。 書けないけれど、書きたい。 一つだけ、書かせてください。 入母田のおばちゃんの、あの一言。 宇都宮線のグリーン車の中で、還暦を2年過ぎた私は泣き崩れた。 『キャンセルして・・・』 その先の結末。 鼻水は涙なんだね。 還暦を2年過ぎてわかったよ。 映画化してください。 | ||||
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| 自負と偏見のもじりと聞いて楽しみに読んだのだが、傲慢と善良という言葉が説明的に何度も出て来て興ざめした。そこは人物やエピソードで表現してほしい。 架の婚活の苦労話には多少の面白みはあるものの、基本はくどくどとしたキレのない描写と退屈な会話が続くので中盤からは完全に読み飛ばした。かなり未熟な筆力だと思うが本当にこれでベストセラー作家? というかこの小説を読み通せる人々の根気に脱帽。 ほとんど全ての登場人物が周りを見下しているのに笑う。さすがにそんなわけないでしょう。だから作者の寂しい個性が透けて見えるだけで、人間の普遍性は皆無。当然、架がなぜ変化するのかも描き切れていない。 婚約者失踪ものなら乃南アサの涙が切なくて好き。別の小説で口直ししなくなるほどひどい! | ||||
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| 本書は婚活・結婚をテーマにしていますが、傲慢・善良という相反する人間の態度・感情は、仕事をする上でも共通していると思いながら一気読みしました。また、仙台、石巻という馴染みのある地名が出てきたのも一気読みに拍車を掛けました。特に陸前大塚駅は、20年以上前に仕事で何度か立ち寄ったこともあり、本書の描写と当時の違う風景を思い浮かべながら拝読しました。著者の他の作品も拝読したいと思います。 | ||||
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| 今、この時代をそのまま表現した傑作。結婚に興味のあるすべての人が読むべし! | ||||
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| 30代の婚活について、心理描写が絶妙。 自己愛は強いけど自己概念が低いことからくる相手に対するジャッジは自覚していないとこわい。 夢中になって読んだ。 | ||||
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| 一人の女性がある日突然姿を消したところから物語は始まるのでミステリーかと思いきや、結婚をめぐる当事者世代の複雑な心境がリアルに描かれていて、共感、納得、驚き、いろいろな思いが駆け巡りとても面白く読み終えました。 | ||||
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| マルシィ「幸せの花束」 朝井リョウさんの解説にもあった通り、架と真実の”傲慢”と”善良”の二項対立が逆転する様は見物 真実(まみ)という名前もその名前からくる善良、真面目から読むうちに遠ざかっていくことに、憤りさえ感じました。 途中の”ピンとくる”が多様されているシーン ”像を結ぶ”に始まり”自己評価”、”自分の値段”、”釣り合う”という表記まで連想的に言い換えをし、心のレンズで見る描写に繋げていて素晴らしかったです。 | ||||
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| ごめんなさい、 恋愛コンサルの仕事をしていた時、「彼に執着を抱かせる方法」で指導していたそのまんまだったww 今時こんな小手先のテクにここまでハマるモテ男、いるわけないやんww 退屈過ぎてかなり飛ばし飛ばし読んでしまいましたが、充分でした。すみません。 人間心理を学んでなかったり、恋愛に疎い男女、大半の婚活に必死なアラフォーアラサー世代には、響く?と思う。 その世代特有の「親とのインナーチャイルド問題」も含めて。 けど、今時のモテ若者はとても悟ってて人間関係もドライで執着しないから、まず「70点の女にプロポーズ」までいかないし、この方法は通用しない。 幽遊白書で幽助が仙水に対して「これだからクソ真面目な奴は始末が悪いよな。極端から極端へ走りやがる」の超何気ないただの小コマ台詞の事やん、って思ったくらいやっぱり冨樫さんは凄いなぁ、文字好きならHUNTER×HUNTER読んだ方が遥かに有意義だなぁとw また、更にちなみに仮にこれで結婚しても真実みたいな女はワンオペにボロボロになるとか離婚の度胸もなく婚外恋愛にハマって複数男の穴扱いされて終わるし、架みたいな男は200%浮気している。それが真実。そっちの方が残酷w そして表紙絵から「美しく若い爆モテ聡明女子の悟り苦悩」の本かと思って期待したのに、、、、 そう言う本は絶対数的に共感力得られないから、流行らないのよね(';ω;`)… でも表紙がちゃんと「70点の女」のルックス絵でも売れないのだろうから、人間なんてそんなものw | ||||
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| これは、結婚を前にして、2人がそれぞれ成長する物語です。男性側と女性側の、それぞれの視点から、丁寧に描かれています。私は、婚活をしたことがなかったのですが、この本を読んで、いかに過酷な作業かを認識しました。結婚とは、何かわからないまま突き進んでしまいがちですが、正直に、わからないから立ち止まって考える2人の姿がとても潔くて、せつなくて、眩しくて、よかったです。自分の気持ちがわからなくなったら、逃げて考えてみてもよいのだと思いました。 | ||||
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| 一組の男女が結婚に至るまでの物語だったが、著者の狙いは、「それぞれが自分を確立する物語である」と受け取った。ストーカーの話から始まって、そのストーカーを突き止めようとする主人公の架、まるで推理小説のようだった。しかし、話は意外な方向へと展開し、結局はもう一人の主人公真実の「再生の物語」へと展開していった。最後に、一つだけ著者への要望が残った。辻村深月氏が女性だからか、真実やその他の女性(真実の母親など)の心理描写は素晴らしいと感じたが、架がなぜ結婚をしようと決意したのか、その過程も、真実と同様の長さで書いてほしかったと思う。結婚したい気持ち70%の架が、なぜ100%になったのか。なお、筆者は、辻村氏の作品を読むのは初めてである。ちくま新書『聞く技術 聞いてもらう技術』(東畑開人 ちくま新書)のなかで、東畑氏が「微細な傷つきを書かせると天才的なのが、小説家の辻村深月さんです」と書いていたので、辻村氏の作品に興味を覚えたのであるが、期待通り小説の面白さを味わうことができたと思う(長編なので、読み終えるのがちょっとしんどかったが)。ここで筆者はブックレビューにざっと目を通した。すると辛口の批評もあったので、筆者は特に個人的に感動した理由を書いておきたくなった。筆者の身内に、筆者に対して上から目線で接する人(仮にSとしておく)がいる。数日前Sに向かってその点を指摘すると、Sは当然のように言い返してきた。それは筆者を納得させたいというのではなく、言葉で押さえつけたいという言い方であった(「この愚か者めが!」――Sへ向けた筆者の心のセリフです)。では、この『傲慢と善良』の第二部冒頭を見ていただきたい。真実は架に向かって「私に対して必死になってほしい」と訴えている。Sも、自分の事では必死になるが、筆者に対してはこの五十年間、必死になってくれたことがない。筆者がSに訴えたかったのは、「私に対して必死になってほしい」ということだ。辻村氏は、筆者の気持ちを代弁してくれたのだ。 | ||||
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| 重ね合わせて読んでしまう。お互い配偶者を思いながら架と真美を評価、分析してしまう。79点とストーカーの嘘が2人を大きく引き離し、その空白期間でお互いが大きく成長し結ばれる。最後式場のキャンセル発言はびっくりしたが、読み進めてそういうオチで良かったとつい安心してしまった。文字通り大恋愛の映画を見たような気持ちよさが読み終えたあとに残る。さすがランキング上位本と思いました。 | ||||
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| 主人公については交際した女性の気持ちに理解がなく結婚を匂わせれば怖い女と拒絶感を露にしてきた悪気のない傲慢さが描かれており、彼女失踪からの出来事で変化していく過程も引き込まれるように読めました。 彼女の性質の描写もリアルで彼女の両親の子離れ出来ないやりとりの気持ち悪さ。 その環境で両親に不満を感じながらも両親にとっての良い子でいることでやりすごし、自分から行動を起こすことが出来ないままなのを正当化して自立している同級生や友人、主人公の女友達を否定し自分を保とうとしている内心。 不安な私を安心させてくれない主人公への苛立ちもまた、彼女の歪んだ生立ちからきていると思うと鳥肌です。 そんな彼女への主人公の女友達の描写もリアルです。世間知らずの良い子風でいて女の強かさも感じる理解の出来ない異物としての扱いがもう本当にリアル。友人を想ってなんて正義感を翳して異物を排除しようとする感じも。 彼女もまた失踪中の出来事や成長、変化も良く描かれており彼女が自分の意思で生き生きとしています。 主人公と彼女お互いの変化が最後は良い方向にまとまります。読まされました。 そして序盤は主人公と一緒に彼女に騙されました。面白かったです。 また、自分の価値観や考え方に実は傲慢さが潜んでいるのだと考えさせられる作品です。 本書の解説もまた核心をつく書き出しに面白さを感じました。 | ||||
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| 読みはじめは、作者の人間の観察力に感心したが、段々、真実と彼女の母親に嫌悪感を覚えた。私は真実のような人は苦手。全て相手まかせのようで歯痒い。被災地に行って開眼、てなのも安易 だ。もっと他の過程で終わって欲しかった。 | ||||
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| 結婚相談所での婚活に失敗し、ティファニーブルーの指輪を台無しにしてしまった私には、胸を抉られるような作品でした。 特に婚活再開を再認識させられる主人公の描写は昔の自分を見ているようでした。 最後がハッピーエンドで良かった。 | ||||
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| ヒロインが好みではないし、心機一転が都合良過ぎると思いました。圧倒的に、主人公の女友達派です。婚活でこんなに自己批判しても仕方ない気がします。 | ||||
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| 大変面白かった。初めは単なるミステリーかと思って読み進んでいったが、少し背筋が寒くなった。人は恋愛においてだけでなく、いろいろな場面でこの傲慢と善良を繰り返しているのではないか⁉️ 二人の関係性がわかってくるにつれ、物語は思わぬ方向に進展していく。私は、もうすぐ還暦を迎え、自分で選んだシングルの道を辿っている。まあ、この主人公達のように傲慢と善良をうまく使い分けなかったせいかと思わす苦笑してしまうが、彼女に振り回された彼には少し同情してしまうが~ でも、特に若い方々は、結婚を意識する前に一読されていた方がいいと思う。相手に対して新たな発見が、見られるのではないかという老婆心からか⁉️ とにかく1度手に取って見られることをお薦めしたい。相手を見る眼に新たな発見があるかもしれない 若い方に特にお薦めしたい。辻村深月は、このような本を書かせたら天才である。 | ||||
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| 本屋さんでたくさん並んでいたので手に取ってみたが、読むことに時間がかかった。 「傲慢」「善良」のワードが作中に出てくるがが、何が言いたいのかよくわからなかった。 登場人物に魅力がなく、第一部では嫌な人ばかり出てくるなと思った。 登場が多い人ほど、嫌悪感があった。 どこの年齢層で支持を得た評価なのか純粋に気になった。(あと未婚か既婚か) | ||||
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