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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全829件 761~780 39/42ページ
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| 普段なかなか本を読み切らないのですが、続きが気になって一気に完読出来ました。 | ||||
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| 婚活を通しての成長物語をミステリー要素を加えて飽きさせずに読ませる。 これから婚活を考えている人には役立つ内容。ただ、作者自身の意見を登場人物にはっきりと長々と語らせるので、やや説教っぽい。(主張自体は賛成なのだか。)小説を読んで何かを具体的に学びたい人のための小説、自己啓発本?いう感じだった。この主題ならエッセイにして欲しかった。 | ||||
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| どこにでもあるような、ありきたりな話なんだけど、言語化してみるとこれがまた第三者目線から見ることができ面白い。小説はあまり読まないタイプで、届いた時の分厚さにびっくりしましたが笑、なんなく読めました! | ||||
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| 小説として楽しめたし、自分自身の傲慢と善良的な考え方について見直す感覚を持てた。 | ||||
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| 傲慢と善良。 都会と田舎。 昔と今。 などの対比がおもしろい。 対人関係について言語化しずらいものが説明されている部分の読み応えがありました。 正当化できない、世の中にある心の奥底で多くの人が無自覚に感じる嫉妬やプライドの部分がピックアップされていておもしろかった。 他の方も書いているように、前半の第一部がリアルでよく、第二部クライマックスの盛り上がりに欠けているように感じます。 犯罪でもない悪いことでもないけど、こんな生き方してる人いるよね、自分とは違うよね、と自己防衛しつつ結果読み手も傲慢にさせられるような小説。 | ||||
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| 善良さの中にも傲慢があり、その傲慢さが恋愛を遠ざけてしまう。自分の傲慢さに気づいた読者はきっと幸せになれるでしょう | ||||
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| 非常に面白かった。話の展開の踊り場で、別の人物を立てて、筆者のおそらく別の考えや見方を述べているが、 なるほど、とハッとさせられるところがいくつかあった。言葉の受けてによって変わってくる。話の性格(これまでの人生観)なども考慮した受け取り方が必要なんだという示唆。主人公の結末も気になるが、それ以上に、同じ言葉や態度でも人によって受ける気持ちが変わってくるということを論説調(小説なので当たり前ですが・・・)でなく書かれているのが読んでいて感心しました。タイトルも良いです。次の作品も楽しみです。 | ||||
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| 第1部は良かった。相手に対して何気なく使ってる''ピンとくる(こない)''という言葉の恐ろしさ。小野里さん?との会話のところが自分的には1番刺さって印象に残ってる。自分の言動を顧みる良い機会になった。ここだけでも読んで良かったと思えた。 問題は第2部。 正直、真実みたいな女がいたらまず気持ち悪いと思ってしまうだろう。自分の価値を自分で評価できると思ってるあたり傲慢の塊。 価値というのは自分ではなく'他者'につけてもらうから''価値''っていうんですよ。 架の女友達に言われるまで自分は100%の婚約者だと本気で思っていたのが可哀想だし、架空の人物こさえてまで自分の自尊心保とうとしてるのが本当に気持ち悪い。頭が可笑しいとしか思えない。その時点で自分の価値は相当高いと自分で思ってるのが分かる。 真実が本当の意味で好きなのな自分なんだろう。じゃなきゃ、私にこんなこと「させる」とか「やらされる」などの受身形の言葉は出てこない。ここが1番気持ち悪いなと思った表現。育てられた環境、親との関係を加味しても、正直真実は関わらない方がいい女代表といったところ。 そして最後の結末。なんだあの適当にとりあえず収めた感丸出しの結末は...。『かがみの孤城』が良かったがために本当に本当に失望した。 あの流れでじゃあ普通に結婚しましょう。とはならんでしょうに...。あれだけ周りの他人に心配かけて、しかも関係ない他人にストーカー容疑までかけといて、『自分達のことだから。』って.....馬鹿なのだろうか。現実ではそんなことは通用しない。 作者の常識を思わず疑った結末だった。 | ||||
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| 逆に経験したことのない人には嫌悪感を感じるくらい登場人物がみんな嫌な奴だらけです。 でも実際みんなそんなもんなんだよね~と、私はいつも辻村作品には魅了されます。 ただ今回はゼロハチゼロナナと構成が似てたので、★一つ減らしました。 | ||||
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| かなり変わったタイトルだし、とてもインパクトがある。なかなかこのようなタイトルを付けないので、やや驚きさえ感じる。最後まで読んでもらえれば分かると思いますが、彼女が傲慢で、彼氏が善良だ。 結婚式を目前に迎えたカップルに、突然と彼女が消えてしまった。何故、彼女は失踪してしまったのか?また、失踪した彼女を調べ探しているうちに、彼女の苦悩を彼はどのように感じたのか?二人の心情を掘り下げて分かりやすく描かれていると思う。流石、辻村深月、筆力の賜物だと感じます。 特に、彼女の気持ちは痛いほどよく分かる。結婚したいほど好きな彼なのに、すべてが好きと云う訳ではない。嫌いなところや気に掛かるところもある。その点を考えた場合、果たして、本当に、この人と結婚していいのだろうか?この人とうまくやって行けるのだろうか?躊躇して不安に思ってしまうこともある。俗に云う、マリッジブルーだ。 そんな彼女の心情を彼が知った時に、彼は彼女の気持ちを受け入れることができるのか?、また、優しくなれるのか?そのあたりをラストはよく描けていると思う。 ただ残念な点は、彼が彼女を調べて探しているシーンは、ちょっと長過ぎる。読んでいて疲れてしまう。もう少し割愛してもいいような気がします。 | ||||
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| 私たちは勝手に人を傲慢とか善良とラベリングしているかもしれない。 真美(まみ)は箱入り娘で、いい人に見える。婚活で知り合った架(かける)もいい人に見える。人間はそう単純なものではない。絶対的に傲慢な人はいなければ、絶対的に善良な人もいない。人は傲慢であり善良でもある。特に自分が傲慢であることは気がつきにくい。 真美の母親の陽子は、常によかれと思って真美の行動に口を出していた。陽子にとっては善良の行動だが、真美にしてみれば傲慢な態度ととらえられる。架の優しさや正直なところも善良であるが故の傲慢だ。特に気がつかないところで自分が傲慢になっていることが怖い。気がつくためには自分や他人が傷ついたことが分かってからだ。 真美が自分や真美の家族や同僚に対して傲慢になっていくところが、本当の人間になっていく過程を見るようで、人間の強さを見た気がした。自分が気がついていない自分について考えさせる作品だ。 | ||||
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| 賛否のレビューがありますが、私は大好きです。 それぞれの目線での展開で、人は様々な想いを抱えているんだなと言うこと、それを周りにとやかく言われたくないと思いました。 ラストに号泣しました。 私はこの作品大好きです。 | ||||
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| どんな恋愛体験をしてきたかで、評価が変わると思う。性別、年齢でも。独身で恋人いない30代を少しでも経験した人には刺さりそう。また出会いから再出発か..て、誰にでも思い当たりグサリとする部分はあると思う。主人公と目線で読みましたが、面白かった。自分とまったく同じではないけれど。母親、友人など登場人物それぞれ目線でのスピンオフもあったら楽しめそう。 | ||||
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| 初めてレビューを書きたいと思うくらい後味の悪い作品でした。特に女性主人公のキャラクターが薄っぺらすぎて、また様々な言動から感じる彼女の傲慢さにも嫌気しか感じず全く共感できなかった。辻村さんの他作品は好きだったけど、これは本当にがっかりでした。好転を期待して最後まで読んだけど、無駄な時間でした。残念。 | ||||
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| 自分の生き方に置き換えて色々考える小説でした。ちょっと怖い話でもあります。 | ||||
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| すごく現実感のある、いかにもありそうな話でした。結局、最後まで読んだし、共感もしたけど、この著者はもっとSFと言うか、良い意味で浮世離れした作風が売りだと思っていました。少し期待してた話とは違いました。 | ||||
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| 評判の良かった前作「かがみの孤城」が、私としては余り面白くなく・・・。なので、本作も余り期待せずに読んだのですが、良い意味で裏切られました。こういう感想はおそらく私だけではないはず。中年以降の人には、「かがみ・・」のようなおとぎ話、ファンタジーよりも、人生そのものを考えさせられる本作のような小説の方が面白いと思います。 実際、私の場合はほぼ一気読みだったのではないかと。特に真実の視点で綴った第二部は、先が知りたくて一気に駆け抜けた感じです。それもこれも、一部の終わり方が余りに衝撃的だったから。エンタメ小説としても、この構成は上手いですねえ。 そして肝心の内容。この年若い作家に教えられることが数多くありました。特に結婚相談所長との会話の部分。作者は自分の思いを、おそらく彼女に代弁させているのではないでしょうか。結婚、人生について、深い深い深い話が語られます。私はここが最も印象的でした。 | ||||
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| もし、結婚前にこの本を読んでいたら・・と心ざわざわして読みました。 とても大事なことだけど、こんなに色々考えていたら結婚しないかも。 色々かんがえてしまう本でした。 | ||||
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| 自分の周辺の環境から外に出れない人をじわりとうすら寒い思いをさせながら描く中盤までは最高。 それだけに、後半の違和感と言ったら、全く同じ物語の出来事とは思えない。 主人公の周囲の人物の他人事っぷりや警察のありえない無能っぷりとかあえてやっているのかと思いきや、全く関係なくあり得ないまま終わる。 良い感じに着地させた感があるのだろうけど、本当に後半の落差によってすべて台無し。 著者の作品は好きなのだが、今までで一番のガックリ度。 | ||||
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| 結婚に憧れる女子と、結婚を決めることにした男子。この両者のギャップがミステリアスに描かれている。結婚式の予定まで決めている中での、女子の失踪。何か事件に巻き込まれたのか、女子を探すために、女子の実家の群馬で探偵ばりに捜査する男子。女子の知らない面や女子の真実の思いを知って驚愕する男子。真面目に見えて一人立ちできてない女子。最後のハッピーエンドに違和感があるが、興味深く最後まで読めました。 | ||||
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