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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全845件 741~760 38/43ページ
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| あまり深く考えずに、購入。 だけど、「私の事書いてる??」って思うくらい、真実が私に重なり合って気持ち悪い位 グサーッと来ました。「ある。ある。この傲慢さ」 そして家庭環境も恐ろしいほど私は真実に似ている。 私、何でも無いことから始まる恋愛の時はそうじゃないのに、婚活の時は いやに冷静で、相手より高見に立っていたんだろうなって分りました。 過去の、いや、今も私は変わっていないんだなって理解出来た。 だけど数十年の月日の積み重ねで出来たこの価値観や、視点はすぐに換えられるはずも無く、 自分を赦し、環境を赦す意外の選択は難しかったです。真実が救いがあまり無いという結論に 達して、それでもホッとした。自分自身に対しても同様にホッとしました。 人間なんだもの、失敗することもあるよ。 行き場が無くなって東北に行ってしまうのも、架がおおらかな気持ちで接してくれるのも あまり現実的では無いなとは思いましたが、事実は小説より奇なりという言葉もあり、 現実社会で時々小説よりぶっ飛んだことをしてしまう人も多くいるので、私の中では許容範囲。 人間心理の描写のリアルさが凄すぎて、久しぶりにお勧めの一冊です。 (みんながみんな共感できるとは思いませんが、それでも身につまされる人はいるはず) | ||||
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| 本作品の前半部では主人公男女は「30代後半なのに…」という感じだし、その他の登場人物にも全く共感できなかった。その不快感は一体どこからくるのだろうかと思いつつ、ちょっと前に読んだ三浦展氏の本を連想してしまった。本作品は世界とか社会とか人間とかの矛盾・葛藤を主題にしているのにも関わらず、世界とか社会とか人間への自覚的な問題意識が希薄だということだ。言われるままに生きてきた主人公女性に留まらず、登場人物がいずれも現状追認的なのかと思った。 しかし後半部に入るとご都合主義的なまでの綺麗な展開とオチで前半部の不快感が一掃されてしまった。しのごの理屈捏ねずに味わえ・愉しめ ということか。 | ||||
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| 非常に面白かったです。私は一昨年から体調を崩しており、今年は特に悪く本を読めておりませんでした。手術を行い、幸いにも少し体調が戻ってきたので、久々に本を読もむかとこちらの本を拝読しました。私は骨を削る手術をしたのですが、この本を読むことで心まで削られることになるとは思っておりませんでした。冗談はここまでにして、この本は特に今の若い世代の方に読んでもらいたいと思える内容でした。SNSが普及し、どこの誰とでも簡単に会うことができる時代。自分が出会う人々に対し何を思っていたのか、その言葉にできない感覚をとても繊細に表現しており、心に刺さる作品だったと思います。 | ||||
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| 恋人が失踪したという話を、枝葉をつけて大きく膨らませただけの小説だと最初は思いました。しかし読み進めるうちにサスペンス風のテイストもありながら、ハラハラドキドキする展開が待っています。 特に登場人物たち各々の心象描写は非常に鮮やかで秀逸。第1部の終盤の女友達の悪意の無い(?)告白の描写には仰天しました。女性って怖いと思わせるに足るもので、作家さんの力量を凄く感じます。 この小説は恋愛小説ですが、自分の中にある傲慢と善良さにも気づかされます。主人公たちに徐々にではあるけど共感していく自分があって、ラストの展開にも安心しました。購入して良かったと思います。 | ||||
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| 主人公は30代の恋人が行方不明になった男性。 私は親の世代。 交わらない世代なのに、ハッと気付かされるセリフ、響く言葉、突き刺さるセンテンス。 久しぶりに夢中になれる本に出会いました。 まだ1/4しか読んでないのにこんな想いにさせてくれる辻村深月さん。 とても深い小説です。 | ||||
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| 主人公である架が、姿を消した婚約者の真実を探す。その過程の心情に共感しながら、彼等に関わりのある人達それぞれにも同調や悟り、怒りや哀れみを自分事に置き換えて感じました。そしてその感情こそ、現代を生きる自分の傲慢と善良から来るものだと気づかされました。 | ||||
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| 男性視点の前半は、とても深く描かれていて面白かった。タイトルの傲慢、善良というキーワードに説得力があった。しかし後半の女性視点の部分は、好みの問題もあるとは思うが、共感するのが難しく、傲慢も善良も、前半ほどにはしっくりと描かれていない。帰結も納得できないというか、前半の最後の男性の心理から終末部分にどう繋がるのか、やや飛躍があるように思える。 | ||||
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| この本を読みながら身がキリキリ痛み辛かった。 臨時職員の半年間の悔しかったこと(離婚後のリハビリでしたが、) 音大で実力が足りず、才能ある人を羨んだこと。 中学でも高校でモテなくて、並んで登下校する美男美女のカップルが死ぬほど羨ましかったこと。 全てが思い出されて辛くて辛くて堪らなかった。 でも読むのを辞められなかった。 真実には心底イライラさせられた。 「みっともない」「身の程知らず」「もっと要領よくやれよ!!」 と、イライラし続けたが、私自身にそっくり。 小野里夫人曰く、 「婚活で決まらない人は自己評価が高い」 でも分かるんです。 妥協してまで相手に合わせたくない。 学歴と職業と、持ち家(マンション)に惹かれて結婚した私。 実態はどうだったか? 相手の性格の何を分かっていたか? マンションのローンを払う道具に過ぎなかった。 母親は勤続35年のバリバリのキャリアウーマンだった。 やり手ババア。 勝ち目が無かった。 夫になった人とは心が繋がらなかった。 結果は全てに負けて離婚した。 でもそこから一人で生きる力を身につけた。 バリバリ専門職で頑張った。 真実は頑張ったと思う。 弱い弱いと言うけれど、いいえ、強い人です。 強くなって架の元へ戻った。 それにしても架の女友達の罵詈雑言・・・私でも失踪したくなる。 やはり生きることは、大変なこと。 朝伊リョウさんの言う通りです。 「生きづらさを、生きることの過酷さを、ヒリヒリするほど体感」しました。 素晴らしい作品だと太鼓判を押します。 | ||||
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| 結婚考えるきっかけ。「なんだか周りがガヤガヤうるせえ」となる。 | ||||
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| 題名からは、強欲で自分勝手な謎の女性に引っ掛かった男性の話かと思いましたが、自立できていない女性と、元カノを引きづる男性の恋愛、婚活の話です。ストーリーのそれなりに展開しますが、この二人が自分を見つめ直すところが主題となっています。 なので、ミステリー感を期待すると地味すぎて馴染めないと思います。 一方、日頃から恋愛経験が多い人やすれている人が嫌いだったり、コンプレックスを感じている人は共感できると思います。「ピントこないの、正体は、その人が自分につけている値段です」とのフレーズが言い得て妙だな、と刺さりました。 | ||||
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| ページ数は多めですが、読みやすく一気読みしました。 傲慢なのか善良なのか。男と女では真実に対する印象が違う気がする。 架の女友だちが嫌なヤツなだけは確か。 | ||||
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| 真実やその母親陽子の思考回路・言動に結構イライラします(笑) 身内にこういうタイプの人いるよね~と誰かを思い出しながら読むのもまた楽し。 | ||||
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| ●著者の鋭い感性と深い知見を有する作品に出会うと、自分では考えたこともない側面からのものの 見方や思考の飛躍、言葉の紡ぎ方など脳がブラッシュアップされる。目からウロコがこぼれ落ちる様。 えっ女性ってそんなところまで、そんな裏側まで深読みしているの?これじゃ男は勝てる訳がない。 女性の作者ゆえに女性心をものの見事に活写しているが、男性の心奥がどれだけ見えているのだろう か。女性には決して男の・・・分かるわけない、などと嘯いていることこそが「男の傲慢」なのかも 知れませんね。 本書には相当なボリュームの婚活話題を盛り込んでいる。著者にしてもかなりの力の入れようで、 執拗に彼女の後姿を追跡する描写は、タフすぎて正直しんどかった。しかし、婚活中あるいは経験済 みの女性なら”どんぴしゃり”のテーマなのでしょう。身につまされる内容だろうと確信します。男性 としては(というより私的には)ウーン重いなーである(この意識の差が女性を怒らせる無神経さな のでしょう)。好きになってしまったら関係ないが、それ以前だったら”真実”のようなタイプめんど くさい!と感じるのが男の本音。 若者たちに必死にエールを送る著者の声が響いてきます。女性読者に圧倒的に支持される作品だろ うと思います。 | ||||
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| すごく染み入る本でした。 婚活をテーマにしてるのもあり、まさに世代で未婚の私には突き刺さりました。 ただ、婚活だけじゃなく、個人の価値観が認められることになったのと付随して育ってきたような傲慢さを感じ、今の社会、様々なものの見方を考え改めさせてもらいました。 | ||||
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| これはラブストーリーである。 それは戦慄が走るシーンから始まる。 ストーカーにさらわれたのか。 婚約者を探し続ける過程で見えてきた「傲慢と善良」は。 内省を促す「傲慢と善良」の様々なシチュエーション。 風刺と共に重みのある言葉の数々。 とにかく、”次の場所”を求めて、”前に進もう”と呼び掛けている。 | ||||
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| 自分は婚活をする事は一生無いけれど、その苦しい感じ嫌な感じがすごく伝わってきて、読んでて疲れたくらい。自分の身上書はどんな感じになるだろう。ちゃんと書いたら何点付くんだろう。くだらないけど気になってしまう。まずは女性を愛する女性って注意書きがいるのかな。笑 真面目さや誠実さが役に立つのは結婚生活からで、婚活には逆の多少の軽薄さが求められて。訳が分からないや、難し過ぎると思った。モテないって言葉は簡単だけど、残酷な言葉だなって改めて思った。自分はずっと男女の恋愛を別世界の物として見ていたから、モテるモテないはあまり気にならなかったけど、バカにされた気分になる事はたくさんあった。同窓会の嫌な記憶が蘇った。 真実さんのように選択をしないで生きて来た感じは自分にもすごくあって、何が怖いのかはっきり分からないまま、生きたい方向よりはビビリだから消去法でリスクの少ない事を選択して来たような。でも、それも自分らしく生きて来たって事なのかな。だったら良いなと思った。 どうしてこの作品を読んでいる時ずっと胸の圧迫感があるのかよく分からなかった。今まで読んでた小説は自分に似た部分を感じたり、共感してたけど、分かり易くちゃんと距離があったのに、この話はずっと自分の心とかなり近い感覚を呼び起こされて離れなかったからなんだと気づいた。解説に心理を細かく分解して行くと自分に重なる物が出てくる。と書かれていてすごく納得した。本当に苦しかった。 気になった事は、ストーカーの事とか、架さんの友達が真実さんに言ったひどい言葉とか、女性によっては見抜いたり、ひどい言葉だとは思わなかったりするのかなと、周りの女性に聞いてみたくなった。友達に感想を聞きたいかもって、初めて思った作品だった。 最後の二人はとても可愛いというか、かっこいいというか、良いなーと思った。結婚て本来は二人の問題なんだよなって思えた。結婚とかはできないけれど、お互いのいろいろを分かり合える人とやっぱり一緒に生きていきたいなと思った。 辻村さんの他の作品もたくさん読んでみたい。今までに経験した事のない気持ちと感覚で読めた事が嬉したかった。読めて良かった。良い休日になった。ありがとうございます。 | ||||
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| 圧巻でした。、婚活小説であり、恋愛小説。 辻村深月先生が読者を殺しにくる文章が堪らない。 結婚相談所の扱いについては確かにそうかもと勉強になりました。 | ||||
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| 1部のストーリーは主人公の架が、真美の失踪をきっかけに真美の過去を知っている人物に会うことで、本当の彼女の正体を知っていき、架自身も自らの婚活や結婚に対する違和感の正体を突きつけられるというもの。 要すれば「現代の婚活や恋愛が上手くいかないのって傲慢さと善良さが邪魔しているからだよね」というのを深く考察されている。 自身も思い当たる点が随所にあって胸が痛くなった。 2部の真美が本当に無理だった。 東北の被災地に行って人と触れ合う内に、自分も見つめ直すことができました。という楽観的なストーリー 中でも真美の架に対する態度が酷すぎる ・勝手に東北に行ったくせに架を呼び出すのは酷すぎる。真美から菓子折りを持って謝まりにいくのが筋だろ。 ・ストーカーの嘘の件も「ごめんね」であっさり。あんなに架に迷惑かけたのに絶対悪いと思ってないだろ。 ・ラスト架に強気なのがとにかくむかつく。あんだけ架は真美のために東奔西走していたのに「架は鈍感だな」って、なんでそんなに強気になれるの? 1部がすごく現代の人にぶっささる素晴らしい物語だったので、なおさら2部がもったいないと思いました。 | ||||
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| 登場人物の誰もが、私の周囲にいる人間をそのまま移植したのかと思うくらい、描写がリアルでした。 共依存の母娘、婚活がうまくいかない男女、男友達の婚約者に嫉妬する女、自立しない妹に苛つく姉…。 彼(女)らはこんなことを考えていたのか、と妙に感心しながら1日で一気に読了。読ませる力がすごかったです。 以下ネタバレを含みますが、私にはこれはハッピーエンドとは全く思えません。むしろ作者はとことん冷徹だなと…逃げた真実をそのままにはさせないぞと。この二人、これからの結婚生活、針のムシロですよ…恐ろしや。 でも、第二部はまるっと真実の語りで続いていきますから、これがそのまま彼女の認識の限界を示しているのでしょうが、ふんわりお花畑のハッピーエンドっぽいエピローグなんですよね。 彼が私を探してもう一度プロポーズしてくれた…キラキラ。 …彼はもう一度婚活なんて絶対したくなかっただけだと思いますがね。 ああ、この作者は、本当にすごいな。 ものすごい作品でした。久々に面白かったです。 | ||||
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| 「しんじつ」と読める単語を主人公の名前にしているので、途中で何度も『しんじつ』…あ、違う『まみ』か。となってしまった。紛らわしいので、主人公の名前は真実じゃない方が話に集中できたかも。 | ||||
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