■スポンサードリンク
傲慢と善良
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全742件 541~560 28/38ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
婚期のレールに乗り遅れると こんなにも男女とも苦悩するのかと ひしひしと伝わってきました 結末はなんだ…という感じで こんな流れでは幸せにならないと 余計なお世話心が入りました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー小説と思って読み始めたら、心理小説でした。男女二人の心の旅路。恋愛における傲慢(上から目線、見下した態度)と、善良さ(あるいは世間知らず、鈍感)が描かれています。たくさんの登場人物たちは、「いるいる、こんな人」と思わせてくれます。そして、自身もひとごとではなく、心にグサグサ刺さりながら、読み進めていくことになります。最後は随分キレイに着地したなあと拍子抜けしました。私の中ではすこしモヤモヤが残りましたが、作者は苦しんだ二人にせめてご褒美をあげたかったのだろうと思うことにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高評価ばかりだったので読んでみたが、早々に読むのをやめた。具体的には警察が言ったストーカーと恋人が二人で失踪の所(割と序盤)。男がストーカーを見てない時点で恋人の狂言だろうと推察できるが警察の物言いがわざとらしく逸れているので、作者の力の入れようが垣間見えた瞬間に思えた。端的に言えば、読んでも時間の無駄だと思ったためだ。この作者の登場人物の葛藤や心理描写が好きな読者には問題ないのだろうが、個人的には好きではないのでストーリーに興味が惹かれない以上高評価は無理であった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サイド部分に汚れがあったのが少し気になりました。ちょうど手の当たる部分なもんで。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村さんの得意とする学校で大人しく目立たない子と揶揄される外部に発信力のない子と、それを軽々しく評価する人間の軽率さを描写する解像度の高さにいつも自身の心が抉られる思いがする 今回はそんな発信力のない子が力をつけぬまま大人になり、ミイラ取りがミイラになるように、傲慢になった心を善良な態度で取り繕い婚活をする 真実の自己愛がSNSで見え隠れする描写はゾッとするし、読者の身近な、または自身の体験を想起させ、またそれを周囲に見透かされていると知った時は自分事として心をいい具合にかき乱してくれる 自己愛が強い者が、周囲の評価と自身の評価のズレに耐えきれなくなって起こす突飛な行動も辻村さんの得意とするところだと思う 真実の内的な傲慢さと対比されるのが、架の女友達の外的な傲慢さだ 内実は同じで、自身の事を善良で正しい事をしていると思っている点も同じはずなのに、内的傲慢さに歪みを感じてしまうのはなぜだろうか 思うに人間は自分のレンズで見たまま人を評価し、そのレンズとズレる部分があると歪みを勝手に感じてしまうのかもしれない この小説を読んだ後、自分自身を振り返る 自分は自身に何点の価値を付けているのだろう 持ち物や友人、習慣などを見てみるとどうやら私は物が自分を変化させてくれるという期待が大きい事が分かった 物は所有する事が目的ではなく、使う事でより生活を豊かにする事が目的であるのに、どうやら私と物は対等ではないようだ 真実も相手と自身が対等ではなく上か下かで、そして関係を作るというより所有する事を目的に行動する そんな真実が最後に架と対等と思えた所は非常に感慨深いものがあった 婚活中の人には、心の汚さや狡さを綺麗に詳細に描く今作はお勧めできない 巻末の解説が就活中の心の汚さや狡さを描いた「何者」の作者、朝井リョウなのも面白い つらつら書きましたが、やはり辻村さんは天才!面白かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめの架が真実を探して、いろんなことが明らかになっていく過程はすごく面白かった。 婚活における葛藤が文章として表現されたり、見えてなかった恋人の面が第三者の証言で見えてきたり。 前半面白かった分、後半の真実サイドの話は本当につまらなかった。真実にイライラさせられた。 自分は常に被害者で、周りばっかり悪者にして。 35歳でそれではかなり痛い存在だと思う。 ラストまでも足早だったため、特に主人公二人の成長や変化が感じられなかったせいもあると思う。 本をめくるスピードが急速に落ちていきました。 二人が別々の道を行くほうが、個人的にはすんなりするラストだったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高評価に釣られて読んでみたが、著者の過去作同様、何ひとつ魅力を感じなかった 魅力を感じないどころか、小説の名を借りた悪口集にさえ感じた 地方の排他的な思考、コミュニティ内のカースト、女性のいかにもな短絡的言動、男性の身勝手さ ……これらを象徴するできごとを並べることが人間を掘り下げていると思われているのか? さんざん人の悪口を聞かされたあと、だれも悪口をいえない……ここでいえば震災や復興に携わる人たちを出すことで(しかも唐突極まりなく)、なんとなくいい話に、きれいにまとめた体をとっているけれど、実際なにひとつ解決もしていないし、変わってもいない。そもそも著者は何を伝えたかったのか、何を表現したかったのか、さっぱりわからない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話の引き込みやすさが秀逸。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なにかと登場人物が陰湿だったり、 作者がのりうつった相談所のいい歳したばーさんの、 結婚観がうすっぺらで独りよがりで鼻白んだり、 震災ネタも使い方がなんだかなーともやもやしたり、 この作者の本はいつもどっか深いところで、 適当だなと思わされるばかりだったりで、 悪いところはそこそこあるんですが、 最後の総括でそういう悪いところ含めて、 気持ちのいいものにしてくれたので、 読んで良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説を読んで、架、真実の恋の謎を追っていく内に、次に待ち受けるのは、自らの恋や家族についても深く考えることだった。 是非一度読んでほしいと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー要素もあり、人間の傲慢さについて考えさせられる部分もあり途中までは共感しながら読み進めることが出来ました。 結局、都合のいい恋愛小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結婚して読んで感じるこの違和感さえも、傲慢なのかもしれないと改めて考えることになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どう落とし所をつけるのか楽しく読めましたが、ヒロインの他責的な部分には共感できず、私も真実とは仲良くなれないなと思いました。人間には誰だって裏も表もあるけど、自覚して向き合って折り合うことで前進していけると思います。色々な選択肢があってその中でも納得できること、できないこと色々ありますがどれも自分だなと慈しめるように、読後さらに感じることができました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村深月はそれなりに読んでいて、好きな作家の一人だが、この小説には驚いた。現代社会の男女の心の綾について彼女はそれほど書いてこなかったと思うけど(私が無知だったらごめんなさい)この小説は本当に深いところ(というか隠したいところか?)を残酷なまでに現実的に描いている。そのような描写は、彼女の小説だけでなく他の作家のものでもあまり読んだことがない(これは間違いなく私が無知なせいでしょう)。打算的な、あるいは、無頓着な登場人物の行動には、確かにそういうこともあったなと自分を振り返り胸に痛みを覚える。そんな読み方をした人は私だけではないであろう。 打算的でも無頓着でもやっぱり世界は廻っていて、そんなものを超えたところに人間の有り様、あるいは、幸せがあるのだという話は他の小説とは毛色が異なってはいても辻村深月の信念があるように感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても良い商品です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気読みでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめは事件ものなのかな、と思いましたが意外や意外、レビュー通り 婚活、恋愛ものでした。 私も婚活をしていた時期は、辛かったなぁと思い出しました。 ただ、小野里さんのおっしゃるピンとこないの定義よりも 真実さんの回想の時の意見の方がきっと本当に近いと思いました。 自分を高く見積もる、いいじゃないですか。 私は自分の言うことを聞いてくれそうな人、が絶対条件でした。 きっと小野里さんに言わせれば、傲慢なんでしょうが、 ある意味ビジョンもめいかくだったので、相手に出会った後は早かったです。 おかげで結婚生活もうまくいっています。 最初の真実と架の関係のように、真実が架に気後れしたままだったら うまくはいかなかったと思います。 周りは人の結婚にたいして、あれこれいうものなんですね。 特に地元の狭い世界に生きていたら、尚更なのかもしれません。 周りの意見に左右されない、という決断ができたことが一番の収穫だったように思います。 特に結婚生活においては。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村さんの本は多分3冊目くらいです。今回はタイトルに惹かれて読んでみました。感想は一言では言いづらいほど、作中人物ほぼ全員の内面のえぐり出しが深く、そこまで入らなくともいいのでは?と感じるところが多々ありました。特に主人公とその婚約者の直向きなほどの掘り下げ方は半端ではありません。読後感としては、読み終わってほっとしたというか、どう表現すれば良いのか分かりませんが、ちょっと具合が悪くて医者に行ったら、内蔵までえぐり出されて、ここが悪いと直接見せてもらった様な、そんな感じ。傷口が治るまでは少し時間がかかるかも。最後に主人公が仙台や石巻での震災復興がらみのボランティアで立ち直りのきっかけを見つける場面は良かったです。なるほどと素直に感じるところと、何もそこまでしなくてもと思えるところがありました。体の奥深く覗かれた感のある作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんの展開もなく婚活サイトとお見合いの話が永遠と書かれていて、半分過ぎてもそんな感じだったので読むのやめました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知人の紹介で、面白いので読んでみたらで購入 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!