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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全829件 261~280 14/42ページ
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| 話題になっていたので読んでみましたが、個人的には「人生で一番刺さった」と言えるほどのものではなく。細かな心理描写は確かにすごくて、自分の中にある恋愛観・結婚観みたいなものについても考えさせられたけど、「まぁ私は私であるしなぁ」と思う程度にとどまり、深く刺さりませんでした。 後半、真実(まみ)の真実(しんじつ)が明らかになってからは、都合が良くハッピーエンドに向かっていきすぎる感じにがっかりしつつも、目に涙をため、ちょっと幸福感を感じて悔しかった笑。真実によって鈍感だと称された架くんが最後何を思っていたのか、考えを巡らせることとします。 と、本作のレビューは程々に、文庫巻末の朝井リョウの解説が面白くて、朝井リョウ読んでみよう〜!となりました。 | ||||
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| 予備知識なしで読み始めました 最初はストーカーに追われて行方不明になった女性を救う物語かと思ったので物語中盤までは展開の緩慢さにイライラして「何を読まされているのだろう?」と読むのをやめようと思いましたが第1章の終盤あたりから物語が急展開しそこからは一気にスピード感を持って読み進めました 人は皆誰しも「人よりも幸せになりたい」といった優越さを感じたい生き物だと思います そういった口にはしにくい心理が丁寧に描かれて多くの人に思い当たる微かな後ろめたさのようなものを突きつけられます 婚活の苦労や親の束縛は男女問わず主人公と同世代の人なら共感する事も多いかと思います 真実の苦しみと切なさが愛しく感じてしまうのは贔屓目でしょうか 時を経て再び巡り合う架と真実が向き合うラストシーンにハラハラしますが目頭が熱くなると共に爽やかな読了感を味わえました スマホSNS全盛の現代にとって現代病とも言えるテーマですが見栄や自己美化はずっと昔からあったモノでそれをデジタル世代をテーマに描かれた快作だと思います | ||||
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| この作品を読んで、人間が誰かと接触する時に感じる、精神世界の全てが的確な表現で言語化されていることに感嘆した。 前半は架パート、後半からは真実パートとして展開していきクライマックスはあぁ、という流れだった。ただどこを切り取っても、共感したり動揺したり唖然としたり… 繊細な人なら特に心に刺さる描写が多くて、どっぷり疲れると同時に、あの時の感情は自分だけじゃなかったんだという安心材料にもなった。とにかく読めば分かるという、生きるための聖書のような役割もあるかもしれない。 しかしラストは感動して涙が出た。 結婚は、そりゃあんだけ親密なら結ばれるでしょうよと、傍からしたら当たり障りない儀式かもしれない。でも、そこに至るまでの経緯として、出会い恋愛決断と色々ある。もどかしい距離にある心を互いに手繰り寄せるにつれて、傲慢さに失望したり、善良さに安堵したり…二人にしか知りえない秘密があってもいいと思った。 特に姉の希実が言った、生きるための悪意や打算的なことはどうしようもなく悟るもの、人から教わると思ってること自体がナンセンスというのは、自分が完璧に自立できない理由だと気付かされた。映画も絶対見よう。 | ||||
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| 毒親育ちの人に読んで欲しい。 小説って毒親がよく出てくるからまたか…とうんざりしたけど、真実パートになってから世界が変わり始め、最後まで読んで幸せな気持ちになった。 主人公二人が一緒に離れながら成長したからこその結末をたくさんの人に知って欲しい。 | ||||
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| まずミステリーではないです。それを期待する人は買わないほうがいいです。 恋愛小説としても三流です。30代後半の大人の行動とは思えないくらい幼稚です。相手の気を引くためにストーカーっていう嘘つくのもしょうもないし、最終的に2人は結ばれますが、2人の魅力がなんなのか全く共感できない。 高スペックイケメンが出てくる少女漫画のようです。 婚活について、ウジウジと自分語りが長く続いた挙句、中身が非常に薄く読むのが苦痛でした。ページ数は1/3くらいでも十分書ける内容だと思う。 「傲慢」と「善良」という言葉も途中でわざとらしいくらい使われていますが、とくに何もなくそれだけで作者のドヤ顔が見えるような気がしました。 小野里とか裏のありそうな登場人物が出てきますが、深そうな言葉を言ったわりに何か伏線回収があるかというとそうでもなく、肩透かしを食らった気分です。 帯を描いている朝井リョウの「正欲」もそうでしたが、まるで最近のバラエティ番組を見ているような刺激の少なさを感じます。よくこんな薄い内容で長編小説かけるなと。 映画の告知でも、ミステリー感を煽っていますが、この小説にミステリーというほどの内容は無いです。 映画化=傑作ではないと「正欲」、「傲慢と善良」から学びました。 | ||||
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| 余計な描写が多く、細かすぎて疲れた。 結局、真実が好きになれなかったので、しんどかったのかも。真実が最後ひとりで生きる道を選んで、自立したら好きになれたかも? おばあちゃんの「大恋愛」発言にも「は?」てなった。ご都合主義。 「かがみの孤城」を読んだあとだったので期待しすぎたかな。再読も人にすすめたいとも思わなかった。 | ||||
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| 現実身のない話。私には全く響かなかったです。 | ||||
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| 小説の内容自体は面白かったのですが 主人公の一人の名前が「真実(まみ)」で、何度出てきても「しんじつ」と読んでしまう。。 マミや真美など他にいくらでもあるでしょうに、なぜ小説に向かない漢字にしたのでしょう? | ||||
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| ベストセラーで映画化と宣伝されていたので読んでみましたが、同じような浅い内容がつらつら書き連ねてあって、展開も遅いし深みもなく感じました。 登場人物に共感できれば、もっと楽しめたと思うのですが、共感もできず。残念です。 | ||||
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| ネタバレを含みます。 「かがみの孤城」の辻村深月先生の作品ということで期待して購入。 結果として、300頁を超える分厚さにも関わらず2日で読めてしまったことから魅力ある小説である ことは間違いありません。 ただし、「かがみの孤城」のような読後感を期待していると痛い目を見ます。 以下ネタバレレビュー この小説家の魅力と言えば深く切り込んだ人間描写と心理描写と私は思っています。 実際この小説でもその絶技は如何なく発揮されており、失踪したヒロインを探す主人公の苦悶は見ててつらくなりましたし、その周りに現れる面々も「こういう人いるわぁ」となる性質の方ばかりで、思わず膝を打ちました。 ここまではいいのです。 問題は件のヒロインです。 オブラートに包むと現代社会の闇。 現代社会に喧嘩を売るなら女の腐った権化。 自己評価が低いくせに自己愛がそれに反比例してめちゃくちゃに強い。 そして「自己愛」目線で他人(本作では婚活相手の男)を評価するので、何か自分の(大切な大切な) 価値観にそぐわない点を見つけたら、即座に見下しスイッチオン! 友達にそのことぼろくそ言った後すっきりして、無駄な(その男との)メモリをデリート♡ とまぁやつの内面を反映した人生を3行で要約するとこうなります。 ある程度お年を召された方はこれを見て思ったことでしょう。 「こういう人いるわぁ」と。 そして内省の強い方はこうも思うでしょう。 「自分もこういうとこあるなぁ」と。 そうなのです。この「めっちゃ納得できて、かつ自分もなんかダメージ受ける傲慢の化物」を、 辻村美月はあろうことかその技量と小説の大半の頁数を使い抉り出しているのです。 もうね、見ててつらいなんてもんじゃない。 例えるならめっちゃ精緻で、色使いも見事に立派なカンバスに飾られた人間の臓物の油絵です。 まさに芸術です。 立派です。 好事家なら100万を惜しむことはないでしょう。 でも臓物です。 ところどころ散りばめられた赤黒い部分が不健康さを感じさせます。 こんなもん見させられた我々一般人はせいぜい自分「中身」とそれを照らし合せて「おぇっ」となるしか ないのです。 何ら誇張なく、等身大の、それゆえにリアルすぎる「傲慢」を投げ続けられ、僕は少しの間自分を含めた人間不信に陥りました。 (注:この小説に「善良」はありません。多分最初「傲慢」ってタイトルだったのに編集がこれじゃ売れんということで無理やり足したんじゃないでしょうか。) そんなこの小説におけるアンラ・マンユこと化物ヒロインですが、その最後もひどいものです。 面倒くさいので五七五にします。 行き摩りの ババアに諭され エウレイカ その上、悟った内容も「自分はもっと自由に生きていいんだ!」というような レクサス飛ばしてる坊主もびっくり生悟り具合です。 バカが世にバカな理解を示したというのもなかなかにリアルです。 あのね、大抵ババアなんての話をなんかええ感じにまとめることの名人なんですから、 そんな奴の一言で人生変わるなと。 あとお前が自由に生きたら世界の迷惑だから大人しくしとれと。 ババアに変わり私が説諭したい気持ちであふれました。 以上がこの小説を読んで抱いた感想です。 感想を超えた怨念の発露みたいになりましたが、それでも☆3をつけるのは、すさまじいカスでもリアル に見せてしまう筆者の高い人間性筆致能力によるものです。 万人にお勧めは決してできませんが、自分の内面を深堀りしたいな、という人は是非ご一読ください。 よく見たら臓物もきれいなもんですよ。 | ||||
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| 私から一つ言いたいことは、いい歳した大人が東北にある種の自分探しでボランティアに行って、人の温かみに触れて成長して結婚に踏み切る…!? バカにしてるの?って思ってしまいました。 | ||||
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| どうしてこんなに評価が高いのが分からないです…。とりあえず、タイトルの傲慢と善良がこれでもかと本文中に何回も出てきてしんどくなります。一回も記載なくていいです。タイトルからこれがそうかと想像させる方がいいと思います。中身もよくあるおおげさな心理描写でした。 | ||||
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| 恋愛観に感して、少し見つめ直さないといけない出来事が最近あって手を取った。第一部の"架パート"から既に共感の嵐であった。恋愛初心者では無いながらも、これまでの恋愛では結婚を決断できるほどの強い確信を相手に持つことができず、いざ失ってみてから相手がいかに大事であったかに気づくと共に、現代の形の"婚活"を通じて出会った真実にどこか"ピンとこない"という感情を持つ。自分自身にも思い当たる描写であったように思う。そして、真実の失踪によって架自身も考えを整理していく過程は自分自身の今の感情の整理の過程とすごく類似したものに感じた。またこの"まみの実態"に迫る過程においては、"しんじつ"に迫る手に汗を握る展開に、自分自身に鋭利なものが刺さる感覚を覚えつつも、頁を捲る手を止めることができなかった。 そして、"真実"について核心に迫った後の第二部。"真実"にスポットが当てられたパートは尚更、苦しくも自分自身にも深く響くでもものであった。果たして自分は、"傲慢"に相手を値踏みしてなかっただろうか?無自覚な"善良"が相手を不快にさせることはなかったと言えるだろうか?自分自身も「自己評価は低いくせに、自己愛が半端ない」うちの1人の人間ではなかっただろうか、と改めて問いかけられた気がした。真実の言葉を借りるのであれば、それでも自分は「一人で生きられるほど、強くない」、きっとこれから、真実と架のように大変な思いをしながら、「一緒に生きていける大切な人」を探していくのだろう。この本は、現代の恋愛と結婚における教科書になりうると感じた。 解説の朝井リョウさんも言及されていたが、この作品の登場人物は普遍的な人間心理が微細に描かれており、どの登場人物にも共感してしまう場面が多かった。自分自身の考えをも"因数分解"される感覚になりながら読み進めていた。この本を通じて認識した自分自身の"傲慢"と"善良"は、今後の自分の人生においてまた見つめる日が来るだろう。そして自分もまた、真実と架のようにその自分自身を見つめ直し、その先の次の場所へ一歩を踏み出せる日が来ることを願う。 | ||||
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| 1ページ目から緊迫感のある描写に引き込まれ,久々に寝不足になりながら一気に読んでしまいました。 恋愛小説となっていますが,サスペンスやミステリーものに近いと思います。 登場人物の描写や情景がそこまで書いてなくてもありありと浮かぶ表現がすごい。 今の自分の幸せをかみしめつつ,長く付き合っていてもわからない他人の頭の中というものが空恐ろしく感じられました。 | ||||
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| 登場人物全てに感情移入出来る、素晴らしい解像度の高い作品。個人的には普通の人達として描かれている架の女友達が、嘘つきとして描かれているシーンが秀逸でした。世の中、社会に生かされてるのか、個人の意思で生きているのか分からない人生を送っている方々が大半、と思うと、ちょっとゾッとしました。 | ||||
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| かつて若い頃…誰にでも経験のある恋愛の駆け引きや微妙な心の動きが 物語で綴られていて妙に納得してしまいました。面白かった! | ||||
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| 評判が良いので読んでみた。 展開もいいし、なんかハッとすることが多い。自分の胸に手を当てて考える人も多いのではないか。 | ||||
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| 私は好きでしたよ | ||||
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| 映画になったので購入。表紙はあまり好かない。奈緒さんは好き。 | ||||
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| サスペンスだと思ったら婚活云々がだらだら続いてうんざりした。 | ||||
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