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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全742件 181~200 10/38ページ
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小説の内容自体は面白かったのですが 主人公の一人の名前が「真実(まみ)」で、何度出てきても「しんじつ」と読んでしまう。。 マミや真美など他にいくらでもあるでしょうに、なぜ小説に向かない漢字にしたのでしょう? | ||||
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ベストセラーで映画化と宣伝されていたので読んでみましたが、同じような浅い内容がつらつら書き連ねてあって、展開も遅いし深みもなく感じました。 登場人物に共感できれば、もっと楽しめたと思うのですが、共感もできず。残念です。 | ||||
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ネタバレを含みます。 「かがみの孤城」の辻村深月先生の作品ということで期待して購入。 結果として、300頁を超える分厚さにも関わらず2日で読めてしまったことから魅力ある小説である ことは間違いありません。 ただし、「かがみの孤城」のような読後感を期待していると痛い目を見ます。 以下ネタバレレビュー この小説家の魅力と言えば深く切り込んだ人間描写と心理描写と私は思っています。 実際この小説でもその絶技は如何なく発揮されており、失踪したヒロインを探す主人公の苦悶は見ててつらくなりましたし、その周りに現れる面々も「こういう人いるわぁ」となる性質の方ばかりで、思わず膝を打ちました。 ここまではいいのです。 問題は件のヒロインです。 オブラートに包むと現代社会の闇。 現代社会に喧嘩を売るなら女の腐った権化。 自己評価が低いくせに自己愛がそれに反比例してめちゃくちゃに強い。 そして「自己愛」目線で他人(本作では婚活相手の男)を評価するので、何か自分の(大切な大切な) 価値観にそぐわない点を見つけたら、即座に見下しスイッチオン! 友達にそのことぼろくそ言った後すっきりして、無駄な(その男との)メモリをデリート♡ とまぁやつの内面を反映した人生を3行で要約するとこうなります。 ある程度お年を召された方はこれを見て思ったことでしょう。 「こういう人いるわぁ」と。 そして内省の強い方はこうも思うでしょう。 「自分もこういうとこあるなぁ」と。 そうなのです。この「めっちゃ納得できて、かつ自分もなんかダメージ受ける傲慢の化物」を、 辻村美月はあろうことかその技量と小説の大半の頁数を使い抉り出しているのです。 もうね、見ててつらいなんてもんじゃない。 例えるならめっちゃ精緻で、色使いも見事に立派なカンバスに飾られた人間の臓物の油絵です。 まさに芸術です。 立派です。 好事家なら100万を惜しむことはないでしょう。 でも臓物です。 ところどころ散りばめられた赤黒い部分が不健康さを感じさせます。 こんなもん見させられた我々一般人はせいぜい自分「中身」とそれを照らし合せて「おぇっ」となるしか ないのです。 何ら誇張なく、等身大の、それゆえにリアルすぎる「傲慢」を投げ続けられ、僕は少しの間自分を含めた人間不信に陥りました。 (注:この小説に「善良」はありません。多分最初「傲慢」ってタイトルだったのに編集がこれじゃ売れんということで無理やり足したんじゃないでしょうか。) そんなこの小説におけるアンラ・マンユこと化物ヒロインですが、その最後もひどいものです。 面倒くさいので五七五にします。 行き摩りの ババアに諭され エウレイカ その上、悟った内容も「自分はもっと自由に生きていいんだ!」というような レクサス飛ばしてる坊主もびっくり生悟り具合です。 バカが世にバカな理解を示したというのもなかなかにリアルです。 あのね、大抵ババアなんての話をなんかええ感じにまとめることの名人なんですから、 そんな奴の一言で人生変わるなと。 あとお前が自由に生きたら世界の迷惑だから大人しくしとれと。 ババアに変わり私が説諭したい気持ちであふれました。 以上がこの小説を読んで抱いた感想です。 感想を超えた怨念の発露みたいになりましたが、それでも☆3をつけるのは、すさまじいカスでもリアル に見せてしまう筆者の高い人間性筆致能力によるものです。 万人にお勧めは決してできませんが、自分の内面を深堀りしたいな、という人は是非ご一読ください。 よく見たら臓物もきれいなもんですよ。 | ||||
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私から一つ言いたいことは、いい歳した大人が東北にある種の自分探しでボランティアに行って、人の温かみに触れて成長して結婚に踏み切る…!? バカにしてるの?って思ってしまいました。 | ||||
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どうしてこんなに評価が高いのが分からないです…。とりあえず、タイトルの傲慢と善良がこれでもかと本文中に何回も出てきてしんどくなります。一回も記載なくていいです。タイトルからこれがそうかと想像させる方がいいと思います。中身もよくあるおおげさな心理描写でした。 | ||||
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恋愛観に感して、少し見つめ直さないといけない出来事が最近あって手を取った。第一部の"架パート"から既に共感の嵐であった。恋愛初心者では無いながらも、これまでの恋愛では結婚を決断できるほどの強い確信を相手に持つことができず、いざ失ってみてから相手がいかに大事であったかに気づくと共に、現代の形の"婚活"を通じて出会った真実にどこか"ピンとこない"という感情を持つ。自分自身にも思い当たる描写であったように思う。そして、真実の失踪によって架自身も考えを整理していく過程は自分自身の今の感情の整理の過程とすごく類似したものに感じた。またこの"まみの実態"に迫る過程においては、"しんじつ"に迫る手に汗を握る展開に、自分自身に鋭利なものが刺さる感覚を覚えつつも、頁を捲る手を止めることができなかった。 そして、"真実"について核心に迫った後の第二部。"真実"にスポットが当てられたパートは尚更、苦しくも自分自身にも深く響くでもものであった。果たして自分は、"傲慢"に相手を値踏みしてなかっただろうか?無自覚な"善良"が相手を不快にさせることはなかったと言えるだろうか?自分自身も「自己評価は低いくせに、自己愛が半端ない」うちの1人の人間ではなかっただろうか、と改めて問いかけられた気がした。真実の言葉を借りるのであれば、それでも自分は「一人で生きられるほど、強くない」、きっとこれから、真実と架のように大変な思いをしながら、「一緒に生きていける大切な人」を探していくのだろう。この本は、現代の恋愛と結婚における教科書になりうると感じた。 解説の朝井リョウさんも言及されていたが、この作品の登場人物は普遍的な人間心理が微細に描かれており、どの登場人物にも共感してしまう場面が多かった。自分自身の考えをも"因数分解"される感覚になりながら読み進めていた。この本を通じて認識した自分自身の"傲慢"と"善良"は、今後の自分の人生においてまた見つめる日が来るだろう。そして自分もまた、真実と架のようにその自分自身を見つめ直し、その先の次の場所へ一歩を踏み出せる日が来ることを願う。 | ||||
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1ページ目から緊迫感のある描写に引き込まれ,久々に寝不足になりながら一気に読んでしまいました。 恋愛小説となっていますが,サスペンスやミステリーものに近いと思います。 登場人物の描写や情景がそこまで書いてなくてもありありと浮かぶ表現がすごい。 今の自分の幸せをかみしめつつ,長く付き合っていてもわからない他人の頭の中というものが空恐ろしく感じられました。 | ||||
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登場人物全てに感情移入出来る、素晴らしい解像度の高い作品。個人的には普通の人達として描かれている架の女友達が、嘘つきとして描かれているシーンが秀逸でした。世の中、社会に生かされてるのか、個人の意思で生きているのか分からない人生を送っている方々が大半、と思うと、ちょっとゾッとしました。 | ||||
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かつて若い頃…誰にでも経験のある恋愛の駆け引きや微妙な心の動きが 物語で綴られていて妙に納得してしまいました。面白かった! | ||||
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評判が良いので読んでみた。 展開もいいし、なんかハッとすることが多い。自分の胸に手を当てて考える人も多いのではないか。 | ||||
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私は好きでしたよ | ||||
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映画になったので購入。表紙はあまり好かない。奈緒さんは好き。 | ||||
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サスペンスだと思ったら婚活云々がだらだら続いてうんざりした。 | ||||
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心にグサグサくる言葉ばかり。 ピンとくるこないって言うのは相手に対する評価(自分に対して相手は何点か?)が低いってこと。 なんとなく感覚で決めていたけど、言葉にされると確かに納得させられた。 自己肯定感は低いのに自己愛は強いって、本当にグサグサくる言葉でした。 自分のこれからの人生相手を見つけるときに傲慢にならないよう定期的に読むべき本だと思った。 | ||||
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半分近く読んだけどつまらん これいつ面白くなるの もうしんどい | ||||
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真実(マミ)なのですが、たまにしんじつと読んでしまう〜。 | ||||
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現代の婚活事情をベースにした恋愛ストーリーを、ミステリー仕立てにした小説です。 男性側の主人公である架(かける)は、イケメンで恋愛経験も豊富ないわゆる勝ち組の男性ですが、根は素直で元カノが他の男性と結婚し幸せに過ごしていることを知り、過去の恋愛をいつまでも引きずり後悔している40歳手前の(無意識も含めた)「傲慢」な男性です。 女性側の主人公である真実(まみ)は、ちょっと控えめで母親の庇護の下に地方都市で素朴に育ちましたが、地方での婚活がうまく行かず東京に出てきた30代半ばの(自立できない)「善良」な女性です。 このふたりの主人公が婚活市場で出会い、傷つき、再生するというお話ではあるのですが、私が一番印象に残っているのは、ひとが他人を「値踏む」という行為の傲慢さに関しての著者の観察眼です。 婚活というのは、つまるところお互いの値踏み合戦と言い代えることもできるのでしょうが、この作品で著者はその値踏み合戦を超えた先にある「大恋愛」( by 石母田おばあちゃん)をラストで鮮やかに描いて見せてくれます。 ところで、題名からもわかるように辻村深月はオースチンが好きで、作風も意識しているのですね。 | ||||
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人と向き合う、全ての人に、 これが正しいではなく一つの考え方として。 読み応えがありました。 | ||||
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電子書籍最高 | ||||
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愛する人から情を受けるのは、喜び? それに応えるのは、負担? 自分らしく生ようと、愛する自分と愛される自分の心はしっかりと、自身と相手を見つめているのか?認め合っているのか? 愛とは情とは、自己欲による抑圧ではなとと思い知らされました | ||||
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