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傲慢と善良



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【この小説が収録されている参考書籍】
傲慢と善良
傲慢と善良 (朝日文庫)

傲慢と善良の評価: 3.57/5点 レビュー 821件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全821件 41~60 3/42ページ
No.781:
(3pt)

第一部だけでよかった

第一部はとても緊張感があり、どうなのどうなの?!とページをめくる手が止まらなかった。
文字通り本に齧り付くように読み、心底「面白い」と思った。

第二部の回収編は一転。
正直ダレた、、こんなに読むのがしんどいと思った小説も久々。
そしてありきたりな終わり方にがっかり、、
別に無理にいい感じにして終わらせなくていいのに、、そんなの現実感なくない?と思ってしまった。

つまるところ第一部で終わった方が少なくとも自分的にはよかった。
傲慢と善良 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:傲慢と善良 (朝日文庫)より
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No.780:
(4pt)

ストーリーを楽しむというより作者の考察を理解するための本

テーマはそのまま「傲慢と善良」。現代社会の一基準について深掘りされた作品だと思います。

ストーカーに付きまとわれ姿を消した彼女を探す主人公が、捜索の過程で出会う人との交流から、傲慢さと善良さについて内省しつつ、彼女への理解を深めていきます。

物語は次々と話が展開していくわけではなく、1人の人物との一場面での交流が長い時間続くのでやや退屈さもありますが、人間の価値基準についてよく観察されていると思います。

ストーリーを楽しむというよりは作者の主張している内容を理解するための本という感じです。
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No.779:
(5pt)

すごい。

すごく考えさせられる。自分に重なる。これからの将来を考え直させられる。そんなお話しでした。
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No.778:
(4pt)

重い、だけど響いた!

前半は重かった。卓越した描写力で、自分にも思い当たる所が多々あり、とにかく重かった。
それに反し、第二部は軽快で一気に話が進む。バランスが絶妙と感じた。
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No.777:
(5pt)

社会的圧力からの解放

結婚して、子供を育てる。そのような一連の行為を強要するかのような社会的圧力から、女性が逃げ、本当の意味で自己の意思を持ち、自由を手に入れた瞬間にこの小説の素晴らしさがわかった気がした
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4022650591
No.776:
(5pt)

うわーっ!て、なります

とにかく読みやすい 少ない言葉で情景がリアルに伝わってくる文体。男性は女性への幻想が良い意味で裏切られます。
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No.775:
(2pt)

女が書いた女のための小説

25%で読むのをやめました。
序盤はテンポが良かったんですがその次の結婚相談所のくだりが長すぎて、そこから香ってくる「女を取り巻く結婚観」の臭いが受け入れられず。
多分ここをしっかり描写するからこそ彼女がどう行動したのかが物語を面白くするんだろうけど、この臭いのおかげで彼女がどんな行動をとったのか、何に巻き込まれたのか、どうでも良くなってしまいました。
妻とはアプリで知り合って結婚した身なので同じ立場で楽しめるかと思いましたが、ハードSFを読み漁っていた私には退屈でした。
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No.774:
(5pt)

人生って色々あるなと感じさせる作品

読み手によって感じ方が違う作品だと思う、晩婚の方と早婚の方では全く違う感想になるかも知れない作品だが、ありそうな日常を読みやすく綴ったとても良い作品だと思います。
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No.773:
(4pt)

親として考えさせられました

辻村深月さんの作品はいつもあっという間に読み終えるのですが、今回はなかなか進まずでした。
読むほどに、自分の子育てのせいで娘はまだ結婚しないのか…と。親として娘に与えた影響を考えずにはいられませんでした。
でも、今の私に本当に必要な本だったのだとも思えます。
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No.772:
(3pt)

The cover had stains and it was wet. Please pack books more carefully next time.
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No.771:
(1pt)

タイトル負け リアリティの欠如

とにかく違和感の嵐 リアリティの欠如がすごい
ストーカーの心配をしつつも どこの誰だか知ろうともしないなんてこと
ありうるか??? (まあ訳ありな婚約者なら仕方なしか・・)
と読み進めると よくある「結婚に踏み切れない」話で 特に訳ありでもなさそう
「ストーカーの気持ちもわかるのよね」なんていう恋人に対して婚約決意も謎。
不法侵入なんて命懸けのレベルなのに・・その覚悟があるのか婚約者。

特に 結婚相談所の女性は 婚活は究極の個人情報なのに
婚約者相手にペラペラとよく喋る。守秘義務違反ではないか。
会う人会う人 よく喋る。
「ストーカーじゃないとわかってもらえました?」 なんて
なんの得もないのに時間作ってくれる元婚活相手。

婚活を要素にした「他人軸で生きてきた人間の自分軸探しの覚醒の物語」
・・というならば ちょっとそうかなあという気もしないでもないけれど
それならば 二人が
再開した後が重要なのではとおもうが
そのシーンは 全体の1%ほどか。
それも キラキラハッピーエンド的で 内面も何もあったもんじゃないという
雑な描き方。

真美の方は少しは自我の芽生え(確立じゃなくてあくまで芽生えといった印象)
がみてとれるが
再会以降の架の気持ちはほとんど描かれていない。
自分探しの舞台が震災の東北であったことにもちょっと甘えすぎを感じる。

ストーカーの陰に怯えていた婚約者が消えた
婚約者の立場を伏せて 探偵として 真美の歴史を紐解いていくと・・
ってな流れだったら みんなの喋りすぎも理解できるけどね。

現代という飽和した時代の生きづらさを
自分で傷を作って 塩を塗りこんでみる
みたいな
ノルウェイの森を読んだ後とおなじような
謎の気味悪さに近いものがあった。

このタイトルには傲慢さを感じた。
善良ってなんだろね。
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No.770:
(2pt)

『逡巡と後悔』にタイトルを変えたら?

ミステリーかと思いきや単なる婚活男女の心象風景。善良(女主人公)と傲慢(男主人公)らしいが、ウジウジ、グダグダする様は、「逡巡と後悔」とでも題名を変えたほうが良いと思った。特に、相手を値踏みしたり、友人や親族に対する冷たい評価や、年齢を過剰に気にするところなど読んでいて気分が悪かった。

世間で評判になったのは、「婚活」なる行動がかなり一般化したからだろうか。そういえば、私の周りでも大金をはたいて、婚活にのめり込む人が多い。「推し活」や「婚活」ビジネスの餌食となっていることを自覚し、もっと自由に生きることを選択したほうが良いのに。
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4022650591
No.769:
(2pt)

多様な人間がいるのが現実なのに、原因を単純化していているように感じました。

結婚できない原因はIQや容姿、障害、病気などの理由など多面的なものがあると思います。
しかしこの本では、評価は低いのに自己愛が高いから、自分の価値を高く見積もっているから、親から精神的に自立していないから等の自分の精神的なものが原因だとしています。
つまるところ自己責任だと言うわけです。

多様な人間がいるのが現実なのに、原因を単純化していているように感じました。
深いようで浅い内容でした。
人間ってもっと複雑で多様なものだと思います。

そして、
主人公の女友達は結婚できていますが性格が悪く、結婚している人は成熟した人といいたそうなのにチグハグに感じました。
全体的に、登場人物の言動が不自然に思えます。

正直、帯の文にのせられて買ってしまったな…と思いました。
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No.768:
(5pt)

人の長所と短所、「自分」を持つことで見えてくるもの

心配だから世話を焼く、ただし長い目で見るとそれが本人のためになるとは限らない。
鈍感だから気付かない、空気が読めず他人をイラつかせる、でも自分が鈍感だからこそ他人から見れば酷いと思えるようなことをされても気にせずに受け止めてあげられる。
この作品を読んで自分の人生で自分で選択し決定するということの重要さを感じました。
そんなのは当たり前のことですが誰かに決めてもらうって楽なことだからついつい流されていくというのはとてもよくわかります。
それでも人生の中でいろんな立場を経験したり、自分で何かを決めていく経験を積み重ねると世の中のことが色々と見えてくるんですよね、自分の経験ですけど。
だから中盤以降、坂庭真美さんがどんどん変わっていく姿を見ていくのは何ていうか嬉しく感じました。
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No.767:
(1pt)

婚活の話ばかりで疲れる

とても評価が高かったので期待して読みましたが私には全然合いませんでした。適齢期に結婚し婚活に必死な状況に共感できないせいかもしれませんが残念でした。
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No.766:
(1pt)

現実に進行している問題なのに・・・

物語としてそういう設定でなければ話が進まないからそうなのでしょうが、冒頭からお前放っておくかそれ普通!ってくらい主人公が愚か。
題材が現実に進行している問題を取り上げているのに、現実的にはあり得ないほど主人公がバカ。
途中までで放棄するほどつまらなかった。
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No.765:
(4pt)

心にグサッとくる

Audibleで聴了。

婚活で疲れ切った末にマッチングアプリで出会い、結婚を控えた男女。
だが、結婚を前に女性が行方不明になる。姿を消す前にストーカーにつきまとわれていたらしい女を想い、男は必死に捜索を続ける。彼女の過去の婚活相手たちとの面談。その過程で明らかになる、傲慢と、善良。

読む前、勝手にミステリー小説だと思っていたのだが、読み進めるうちに、かなりシビアに人間の気持ちを見つめる物語だなと気付く。

婚活、という行為における「ピンとこない」という感覚に焦点を当て、そこに潜む感情を描き出す。人が人に向ける無意識の点数付け、そこに存在する傲慢さ。
人間関係における「嘘」の使い方、「善良」な人ほど婚活に苦労する、などなど、人が「隠したい」と思うような本心をぐいぐいと描いていく、痛みを持った物語。

男性主人公・架の視点から描かれた後、女性主人公・真実の視点で描かれる物語。
恋人の失踪、という出来事が二人の視点で描かれる事で、そこに潜むドロドロした感情が炸裂する。
物語の構成的に、デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ゴーン・ガール』(2014年公開)をちらちら思い出した。

「このまま一生一人かもしれない」
年齢を重ねるごとに強くなるある種の呪いからの、解放の物語のようにも感じる。
物語中盤に登場する結婚相談所のやり手女性が語る「結婚相談所は最後の手段ではなく、最初の手段」という言葉が印象に残る。

Audible版は雨宮天、松岡禎丞の豪華ダブルナレーターで、男女それぞれの内面をぐらぐらと描き出す。
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No.764:
(2pt)

読み疲れ

真美にとってボランティアに行くって事がとても大きな事だったんですね。ただ少し世界が変わったと言ってもまだまだ発展途上でこれからも苦労しそうです。
架とのコミュニケーションにも一朝一夕に上手になるわけでもなく。
若いって大変ですね。
若い感性がないからか読み疲れて途中で何度も止めようと思いました。
傲慢と善良 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.763:
(5pt)

とにかく面白い

とにかく面白い。展開が良い。
傲慢と善良 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591
No.762:
(4pt)

自分を見つめ直したくなった

途中から何となくストーリー展開がわかり始めました。それでも最後まで読みたくなったのは、登場人物の「傲慢と善良」と自分自身を重ねて自分を掘り下げたくなったから。私にとっては読み進めるごとにチクチクと痛いところを突かれるといった本でした。
傲慢と善良 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:傲慢と善良 (朝日文庫)より
4022650591

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