■スポンサードリンク
傲慢と善良
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全829件 41~60 3/42ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この作者の作品の共通点、壮大そうで何もなく、とにかく話が進まずしつこい。 婚約者が失踪すると言うのは、宮部みゆきの火車も同じ。火車は少しずつ真相に近づくハラハラドキドキ、そしてラストが本当に格好良くて、読んで良かった!と思える一冊。 この作者の作品は途中で気付く、「何もないかも」。だけど我慢して読む。そしてやっぱり何もない。 とにかく説明が長く話が進まない。読者をもっと信用して欲しい。そんなにしつこく言わないと理解できないと思われてるのか。 当たり前のことを何かあるのかと匂わせる。ふたをあけたら驚くほどに何もない。 今回の作品もストーリーは悪くない。だけど展開が悪すぎる。眠気と闘って最後まで頑張って読んだけど時間の無駄でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白かった。 タイトルにある様、登場人物は傲慢なところはあれど、全ていい人たちで、心がホワホワする内容でした。 でもね、現実社会はこんなに善良な人ばかりではない。劣等感と悪意だけの人間もいる。 そういう人間が身近にいる私はなかなかすんなり物語が入ってこなかった。 こう考えさせられるだけでも秀逸な小説だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 自分は男性ですがどちらかというと真実のほうに感情移入してしまいました。冷静に見ると大げさな嘘までついて色んな人に迷惑もかけてひどい人だと思われるかもですが。性格や育った環境など理由は様々ですがなかなか自分の意見を言えない人は確かにいると思います。自分もどちらかと言えばそちら側の人間です。言えないことでため込んで爆発して普通ではありえない大胆な行動にでることがあります。自分で制御できるものではないんだと思います。過去を引きずってなかなか向き合えない架も悪いのでしょうけどそれもわかる気がします。結婚観で男女で差があるのは今でもよく見かけるし、まだともうの時間差が少なからずあると思います。そんな二人に活を入れたのが架の女友達だと思います。ちゃんと自分の意見を言えて男性ではわからない女性ならではの鋭い見方ができる人達。正直印象は良いとは言えなかったのですが彼女達もまた傲慢と善良を持っていたと思います。結果的に彼女達が架と真実がちゃんと向き合うきっかけを作ったのではないかと。人間は色んな性格や立場の人との関わりで成り立っていると改めて気づかされました。ちょっと残念に思ったのは第二部のラストに至る期間の架の心情が無いところでしたが、それだけまだまだ深く知りたいと思える作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 自分を中心に世界が回っていることを、微塵も疑わずに生きていける、おめでたい未婚の女だけが素直に読める作品。 女から百点もらえる未婚の男は、三十過ぎのおばさんを絶対にそこまで待ってはくれないし、ましてや追っ掛けることなど決してない。 男のポルノによくある、若くて可愛い淫乱女が勝手に押しかけてきてエッチなことしてくれる話の女性版。 女性と男性でこんなに考え方の相違があれば、現代の未婚率の高さも当然でしょうと妙に納得させてくれる一冊。 私は途中であまりの虚構についていけなくなって、飽き飽きして読み飛ばしてしまいました。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 辻村深月さんの価値観ってとても視野が狭いですよね。 学生主人公の物語はそれがマッチしてすごくいいんですけど、大人の物語になると「まだこんな感じなの?」と思ってしまいます。 とくにアラフォーの女友達は都合よく「悪すぎる」。 インスタで綺麗な顔だけあげるのなんてインキャ陽キャ問わずみんなやってますが… 過去作品も含めまちがいなく作者自身の人生の経験が起点となっているものが多いなと思うのですが、この本は作者自身の自己肯定の物語に感じてしまいました。 その結果「ピンとこない人は自分の評価が高い」という新しい呪いを生み出しました。おめでとうございます。 辻村先生のおかげでこの考えを引用してまた苦しむ人が出るでしょうね。人の心なんでそう簡単なことではないのに。 あと肝心な部分でスターシステムに頼るのはガッカリします。 物語が急に浅くなって驚いた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| このタイトルからもっと哲学的な話が読めると思ったけど...結婚したばかりなのと、婚活に苦労しなかったので、共感できない部分もあった。人の内面にあるドロドロしたものを言語化する能力がすごい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 美奈子さあ......女性作家の書いている女性キャラクターだけど、ほんとに美奈子みたいな奴いるの?30代で?何かの病気なんじゃないかと思った。 真美パートが少し長く感じた。リアルな失踪事件を追う感じの雰囲気から一変して、田舎人情モノに。勿論、必要な描写というのは分かっていたけれど、どうしても架くんの方に感情移入しちゃっていたから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 漫画を読む感覚で気晴らしに読めるのでいいですよ♪婚活の男女の話です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 第一部はとても緊張感があり、どうなのどうなの?!とページをめくる手が止まらなかった。 文字通り本に齧り付くように読み、心底「面白い」と思った。 第二部の回収編は一転。 正直ダレた、、こんなに読むのがしんどいと思った小説も久々。 そしてありきたりな終わり方にがっかり、、 別に無理にいい感じにして終わらせなくていいのに、、そんなの現実感なくない?と思ってしまった。 つまるところ第一部で終わった方が少なくとも自分的にはよかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 前半は重かった。卓越した描写力で、自分にも思い当たる所が多々あり、とにかく重かった。 それに反し、第二部は軽快で一気に話が進む。バランスが絶妙と感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| テーマはそのまま「傲慢と善良」。現代社会の一基準について深掘りされた作品だと思います。 ストーカーに付きまとわれ姿を消した彼女を探す主人公が、捜索の過程で出会う人との交流から、傲慢さと善良さについて内省しつつ、彼女への理解を深めていきます。 物語は次々と話が展開していくわけではなく、1人の人物との一場面での交流が長い時間続くのでやや退屈さもありますが、人間の価値基準についてよく観察されていると思います。 ストーリーを楽しむというよりは作者の主張している内容を理解するための本という感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| すごく考えさせられる。自分に重なる。これからの将来を考え直させられる。そんなお話しでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 結婚して、子供を育てる。そのような一連の行為を強要するかのような社会的圧力から、女性が逃げ、本当の意味で自己の意思を持ち、自由を手に入れた瞬間にこの小説の素晴らしさがわかった気がした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| とにかく読みやすい 少ない言葉で情景がリアルに伝わってくる文体。男性は女性への幻想が良い意味で裏切られます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 25%で読むのをやめました。 序盤はテンポが良かったんですがその次の結婚相談所のくだりが長すぎて、そこから香ってくる「女を取り巻く結婚観」の臭いが受け入れられず。 多分ここをしっかり描写するからこそ彼女がどう行動したのかが物語を面白くするんだろうけど、この臭いのおかげで彼女がどんな行動をとったのか、何に巻き込まれたのか、どうでも良くなってしまいました。 妻とはアプリで知り合って結婚した身なので同じ立場で楽しめるかと思いましたが、ハードSFを読み漁っていた私には退屈でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読み手によって感じ方が違う作品だと思う、晩婚の方と早婚の方では全く違う感想になるかも知れない作品だが、ありそうな日常を読みやすく綴ったとても良い作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 辻村深月さんの作品はいつもあっという間に読み終えるのですが、今回はなかなか進まずでした。 読むほどに、自分の子育てのせいで娘はまだ結婚しないのか…と。親として娘に与えた影響を考えずにはいられませんでした。 でも、今の私に本当に必要な本だったのだとも思えます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| The cover had stains and it was wet. Please pack books more carefully next time. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| とにかく違和感の嵐 リアリティの欠如がすごい ストーカーの心配をしつつも どこの誰だか知ろうともしないなんてこと ありうるか??? (まあ訳ありな婚約者なら仕方なしか・・) と読み進めると よくある「結婚に踏み切れない」話で 特に訳ありでもなさそう 「ストーカーの気持ちもわかるのよね」なんていう恋人に対して婚約決意も謎。 不法侵入なんて命懸けのレベルなのに・・その覚悟があるのか婚約者。 特に 結婚相談所の女性は 婚活は究極の個人情報なのに 婚約者相手にペラペラとよく喋る。守秘義務違反ではないか。 会う人会う人 よく喋る。 「ストーカーじゃないとわかってもらえました?」 なんて なんの得もないのに時間作ってくれる元婚活相手。 婚活を要素にした「他人軸で生きてきた人間の自分軸探しの覚醒の物語」 ・・というならば ちょっとそうかなあという気もしないでもないけれど それならば 二人が 再開した後が重要なのではとおもうが そのシーンは 全体の1%ほどか。 それも キラキラハッピーエンド的で 内面も何もあったもんじゃないという 雑な描き方。 真美の方は少しは自我の芽生え(確立じゃなくてあくまで芽生えといった印象) がみてとれるが 再会以降の架の気持ちはほとんど描かれていない。 自分探しの舞台が震災の東北であったことにもちょっと甘えすぎを感じる。 ストーカーの陰に怯えていた婚約者が消えた 婚約者の立場を伏せて 探偵として 真美の歴史を紐解いていくと・・ ってな流れだったら みんなの喋りすぎも理解できるけどね。 現代という飽和した時代の生きづらさを 自分で傷を作って 塩を塗りこんでみる みたいな ノルウェイの森を読んだ後とおなじような 謎の気味悪さに近いものがあった。 このタイトルには傲慢さを感じた。 善良ってなんだろね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ミステリーかと思いきや単なる婚活男女の心象風景。善良(女主人公)と傲慢(男主人公)らしいが、ウジウジ、グダグダする様は、「逡巡と後悔」とでも題名を変えたほうが良いと思った。特に、相手を値踏みしたり、友人や親族に対する冷たい評価や、年齢を過剰に気にするところなど読んでいて気分が悪かった。 世間で評判になったのは、「婚活」なる行動がかなり一般化したからだろうか。そういえば、私の周りでも大金をはたいて、婚活にのめり込む人が多い。「推し活」や「婚活」ビジネスの餌食となっていることを自覚し、もっと自由に生きることを選択したほうが良いのに。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





