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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全742件 121~140 7/38ページ
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映画前に読みました。 婚活を経て結婚した物です。 そうそう…。まさに婚活中ってこんな心理…と良い思い出も苦い思い出も甦ってきました 毎回面接みたいだと思ってた婚活。 この小説そのままの世界でした。 …でも結婚して思うのは、結婚がゴールじゃないんですよね。人生そこから。 婚活成功が人生の成功や幸せじゃない。 自分の婚活中に読みたかった本でした。 | ||||
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この作者はイヤな女を書くのが上手いなぁと思って読んでましたが、誰が一番イヤかは人によるんだろう。真実みたいなタイプ(真面目な善い娘だが可愛い訳でも頭がいい訳でもない)よりどちらかというと、姉や、中学の同級生のような、頭良くて田舎から都会に進学して恋愛もして人生上手く行ってる側の考え方のが納得出来るし、一部に嫌われている架の女友達の意見のがしっくり来た。友人でさえ、80点以上なんだから、さっさと90点以上だった元カノと結婚してれば良かったのに。 全く魅力の無い女が、リアルならそれでも10才下の20代後半の美人とは結婚出来そうな男から選ばれるという最後の最後でフィクションに逃げてますが、前半の婚カツあるある感というか、自分のベストな婚期を逃し、元彼以上のお相手が見つからない男女の焦りや心情はよく表現されて居て面白かったです。 | ||||
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30歳前後で結婚を意識した経験がある人には刺さる部分があると思う。とくに婚活をしたことがある人には。 私は結婚するまでの道のりで苦戦をしたことがあり、その最中にこの本を読んでいたら数日は考えにふけるほどかなり心を抉られていたと思う。 人をうっすらどこかで嫌う感覚や、理由だったりについて、はっきり表していた訳ではないかもしれないが言い得て妙だと思わされた所があった。 最終的には色々な経験を経ることができる恋愛そのものを、良いものだなとも思えた。 | ||||
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婚活で出会った二人の紆余曲折、? 途中で読むのが疲れてしまい、 すっ飛ばして 最後のオチを読むという タブーを犯してしまいました。 オチを知ってからでも、 なぜそうなったかが気になって ちゃんと読もうと思える作品ではあった。 けど、色々長い、長すぎる、、 | ||||
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タイトルの「傲慢と善良」とはなんだろうと模索しながら、ページを捲り進めていった。 何かを選ぶということは、何かを選ばないということ。選ばないということは、自分には相応しくなかったから、自分の価値を下げてしまうから。自分がかわいいがゆえに出てきてしまう醜い感情。 こういった傲慢な気持ちは、婚活に限ったことではなく、日常的に何かを選択する時に、不意に出ている感情のように感じた。 この小説を通して自分の醜い部分と向き合うことができ、気持ちを改めることが出来た。 独りよがりで、狭い世界に閉じこもってしまっている時は、本作を読み直し、自分に喝をいれたいと思える一作である。 | ||||
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人は誰しも傲慢であり、そして善良なところもある。 でも、それだけではないはずだけど、 今回は婚活を舞台にその点をピックアップし、そして、 内省させてこじつけていく。 ちょっと間延びしすぎとも感じた。 特に前半は長い。場面転換があってからはある程度面白く読めたが、 男性の私からすると、男性の心情を表すのがあまり上手ではないのか、 架には引き込まれなかった。 あとは、ある程度予定調和の内容だったので、少し残念だった。 | ||||
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タイトルと「生きていく上での悩み、あらゆる悩みに答えてくれる物語」という帯コメントからもっと哲学的な内容かと思ったが、全く違った。リアルで現実的な話だった。 婚活、マッチングアプリ、そういう経験のある方、思考の方ならば共感できる。そう言った話。 このまま誰とも出会うことも無く、一人で死ぬのが怖い、孤独との向き合い方みたいな、高尚な話では無く、むしろ婚活をしている人間がどういった人達か、またその心理と言った生々しい内容。 本当は小さい自分を曝け出すのが怖くて、自分を偽って生きている。あるいは、流れるままに何となく生きてきてしまった。そういう人間の側面を描いている部分はあるけれど、あらゆる悩みに答えてくれる内容とは全く思わない。 主人公である男と女の視点でそれぞれ描いた2部構成なのだが、とにかく一部の男の話がどう考えても長い。内容的に大事で面白いのは、むしろ後半、2部の女性側視点なのだが、そちらの方は男の半分しか無い。書く側の何かしらの事情もあったのかもしれないが、男側の一部で挫折した方も多いんじゃ無いだろうか。 男の方はいわゆる何でも出来る優等生、女性側はどちらかというと劣等生。登場人物のキャラクターはどこか少女漫画的で、女性向けの小説だと思う。端的に言えば無理せず正直に生きましょうって事だろうか。 心理描写は巧みで読んで損したとは思わないが、万人向けの小説・・・では無いかな。 自分はそういう経験が無いので、どこか離れた所から、こんなもんなのかなと思いながら読むことしか出来ませんでした。ただ、こういった悩みを抱えている方は多いでしょうから、きっとそういう方には刺さるんだと思う。 ただし当然ながら現実では「色々あったけど運命の人に出会えました」と言うことはそうあるわけもない。現実ではそこが問題なわけで。あくまでエンタメ小説だと思います。 タイトルの言葉も作中に出てきますし、確かに難しい言い方をすればそうなりますが、あえてそんな言葉 にすると、ちょっと名前負けしてる感。 悪い小説とは思いませんが、タイトルと売り上げを聞いて、自分がハードルを上げすぎたのかも知れません。 | ||||
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婚活する前に、自分の人生に責任を持ち、自活できる人になりましょう、というのが作者のメッセージのような気がします。主人公2人の魅力の無さ、ダメさが現実的で凄いです。 | ||||
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祖父母からよく、「人は、自分が一番かわいい」と、教わった。自分を守るために嘘をついたり、自分に都合の良い理屈で行動する。自分も他人も皆同じ。それを理解して如何に生きていくか。大変な勉強だ。本作では、相手を想っての行動の中にも、自分可愛さのエゴが潜んでいることを暴き出していく。恋物語なのにチクチクと心に刺さる、なんとも言えない作風です。 | ||||
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アラサーの未婚の私にとってはかなり痛い本だった。自分の中に、どの登場人物とも嫌な部分が共通していた。 私は今海外にいる。結婚を考えていた遠距離の彼氏が、私が大変な時に元カノとデートをした。しかも、私への連絡を後回しにしたから振ったところ。2年後には日本に戻り婚活をしようと思っていたから、表紙の通りすごく刺さる内容だった。でも、人生の答えが出るのかというとそうじゃない。 石母田さんが言ったいつまでも会えると思っていたらダメだ、という発言に影響されて元彼と連絡をとりたくなった。ただこの本は浮気だの不倫だのが、あまり出てこない本だった。人生はもっと複雑で悩ましいことを実感させられた。 | ||||
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私は男性ですが、女性は、ミステリアスで、男性には想像の及ばない心理戦を戦いながら成長していることが分かりました。女性を敵に回したら怖いのは当たり前です。いつも丸腰で闘うようなもので、太刀打ちできるものではありませんね(笑)。若者の生きづらさを知り、先輩として何ができるかを今は、考えています。 | ||||
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文は読みやすいからスイスイ読めますが内容は作者が昨今のマッチングアプリや婚活を使った恋愛事情に対して思っていることを物語に乗せて書き綴ってるだけといった感じで正直その考えに多少共感はしても物語自体は動きも少なく薄い割に無駄に長い。 説明しすぎ。登場人物が会話してるようで読者にむけて対話形式で隠す気なく説明してる。 もうちょっと自然に物語にカモフラージュしてほしい。 歳行ってる人にはお勧めしないです。独身の10代20代の若者、特に女性は人は新しい考え方をしれたり共感できてよいのかもしれません。純粋な小説として読むと少し肩透かしくらうかもしれません。 | ||||
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傲慢と善良とタイトルに有る通り、この本には傲慢とはなにか、善良とはなにかということが描かれています。 物語の核心部分ではないので簡潔に書いてしまいますが、この作者にとって、 傲慢とは“自己愛によって自分自身の価値を高く見積もり、相手の価値を自分より低いと決めつけること” 善良とは“人の言う事をよく聞くいい子でいるために自分がないこと” であるようです。 傲慢の方は納得できます。でも善良の方は反論があります。それって本当に善良ですか?と。 作中、善良であると評価された真実の心中が描写されていて、やはり責任を他人になすりつける表現がありました。 人の言う事に反論なく従うことは一見して“いい子”に見えますが、それは自分で判断していないのだから自分の責任ではないという無責任さの現れのように思えます。そしてこの無責任さは真実の描写にかなり頻繁に見出すことができます。であるにも関わらず、真実は“善良”な人間なのです。 僕の価値観と作者の価値観にはこのあたりに違いがあり、作者にとっては“善良”な行動や考え方が、僕にとっては全然善良でないものに見えてしまい、この違和感は最後まで拭えませんでした。 そしてこの考え方の違いが原因で、善良である真実が大嫌いだと言い放つとあるモブキャラ(このキャラクターは描写が少ないが人柄はよく分かる)に大いに好感を抱くことになりました。 文章は良いのでスラスラと読んでいけますが、読後感が非常に悪いので星2です。 | ||||
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女友達の性格が悪すぎて、なんであんな子たちとつるんでるんだろうと途中からちょっとうんざりしながら読み進めました。ハッピーエンドと言えるのかもよくわかない後味で、個人的にはあまりハマらなかったです。 | ||||
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3分の1ほど読んだあたりから、ぐいぐい物語に引き込まれて残りは休みの日の午後を使って一気に読んでしまった。 自分自身と重なる部分が主人公達にあるのではないかと思う。 他人に対する評価など、無意識にも自分の自信のある所でというのはきっと多かれ少なかれ誰にもあると思う。最後の展開も好感を持てた。 | ||||
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過去に婚活をしていたので、かなりグサっときました。「ああ…自分もこんなんだったなぁ」と身につまされるような思いで一気に読んでしまいました。 今婚活でうまくいっていない人にはおすすめしたいです。自分を見つめ直すきっかけになるかも。 婚活経験者にはしんどいくらいに刺さりますが、婚活世代でない方や、スムーズに恋愛結婚できた方にはピンとこない話かもしれません。 | ||||
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そんな思いを抱えながら 「ちょっと好きになったかも」 と、最後のページをそっと閉じた。 そんな物語。 | ||||
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場面の細かい描写や、主人公の感情、周りの人間たちの行動、感情、考えなど多岐にわたって書かれています。見えすいたストーリー展開や作者自身の『人とは』こうあるべきでは!みたいな事が見えて、人生を長く生きてきた者にとっては読み切るのに努力がいりました。 | ||||
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沢山の登場人物が出てきて しかも中身が薄く見て疲れる本だったと思います。 半分の以下のページ数で十分伝わる小説 | ||||
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相手の異性を様々な言葉で評価するのは、人として自然なことではないかと思った。そう思うのは、そのような話を周りからよく聞いてきたからだ。それは人として傲慢なことなのだろうか。他者からも批評されているのだから、イーブンではないかなと思った。それを反省するのは、まだ愛情が未熟だからだ。しかし結婚をしていないのだから、未熟なのは自然なことだ。特に反省することはないのではないか。この二人は、結婚生活の中で、何かを育ててゆくだろうと思う。けれど奇妙な反省が邪魔をしないといいのだが、と思ってしまった。愛情はあれこれ考えすぎることと少し違うと思うからだ。考えることをやめたところから愛情は始まるのではないだろうか。 かなり変な感想で申し訳ない気持ちです。超おすすめをしているコメントが多いので、作品の良さが届かない人も居て良いかなと思って書き込んでみました。 | ||||
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