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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全742件 141~160 8/38ページ
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本はあまり読む習慣はなく、レビューが良かったのでなんとなく買って読みました。 読み始めたら止まらず、本の世界にはまっていきました。本を読んで涙があふれてきたのは初めてでした。この本に出会えてよかったと思いました。 | ||||
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人生経験豊富なオッサンが読むもんではない 。登場人物たちよ、その後の人生の方が何倍も大変なんだぞと。 物語の大半が蛇足で、あらすじとしては彼女が拗らせて、ストーカー被害を匂わせつつ雲隠れ。世間知らず顔だけ彼氏がわちゃわちゃして、最後はなんだかんだでハッピーエンドという簡単な話 それを無駄に長くしてるだけ こんなものが評価されるのかと悲しみ深し | ||||
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心理描写が丁寧なので、同じ境遇にいる人には素晴らしい作品だと思います。地方の狭い世界の息苦しさや、都会は都会で開けているかと思いきやくだらないマウントが待っている。主人公みたいな人はどこに行ったとしても生きづらいんじゃん、と思っていたら…まさかの東北被災地のボランティアで居場所見つけちゃう。被災地ファンタジーですね。被災者の皆さんはこうやって都合よく消費されることに、もっと怒っていいと思います。 しかし、心理描写は丁寧なんだけど、架がなぜ真美に呆れたりせずに結婚したいと思い続けたのかが描かれていなかったり、架の女友達がゾッとするくらい意地悪だったり、肝心なところが共感できないまま話を進める装置としてしか人物が動かないので、全体的にご都合主義に見えてしまいました。 | ||||
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初めてこの作者の本を手に取った既婚者です。 子供も3人います。 80ページ程読んで辞めました。 ミステリーではなく婚活物語っぽいですね。 テンポは良くない。 心理描写ばかり続く。 なかなか新しい展開にならないので 読むのを辞めました。 あとはネタバレのサイトを見て終わりにします。 | ||||
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初めてこの作者の本を読みました 恋愛小説は一度も読んだことはないし、そもそも好みではない でもベストセラーになっていて、レビュー件数も多く、何より話題だったから"なんとなく"読んでみた 結論から言うと非常に読みにくい物語でした なぜなら、心理描写が非常に緻密に描かれており、登場人物の心情が自分の深層心理と一致するような場面が何度もあり、共感性羞恥のように「もうやめて…」と言いたくなる、そんな内容なので、読みにくい… それでいて内容は非常に面白いから読みたくなるという矛盾に苦しみました… 自分は結婚しているけれど、婚活はしてないし、男性主人公のようにイケイケでもないし、女性主人公のように真面目でもないけれど、それでも共感してしまうほどの心理描写が丁寧に書かれている とても引き込まれる本でした | ||||
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昨今のアプリでの婚活や相手はきっとこう思っているだろうの勝手な解釈により、相互理解に不一致が発生する例ともいえる本作品でした。 第一章、第二章と彼氏彼女目線での行動で、心理のすれ違いがとても多く発生している描写がわかりやすく描かれてました。 一気に読んでしまうほど惹かれました。 面白かった。 | ||||
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『人生で一番刺さった小説』との帯、それからタイトルに惹かれて手に取りました。 既婚のおばちゃんには何も刺さらなかったです…。その昔結婚はただ単純に好きな人とずっと一緒にいたいっていうだけのモノだったので値踏みとかそんなの無縁で…でも婚活とかってなるとこんな感じなんだろうな…と思いました。人の心の中にある無自覚な傲慢さに気付かせてくれた点が、強いて言えば『刺さった』ところかな… | ||||
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婚活についてだけでなく、今まで恋愛や社会生活上で感じてきた真実の気持ちだったり、生きていく上での劣等感、苦しさとか色んなものが鮮明に見つめられている作品だった。 続きが気になりどんどん読み進めてしまいました。面白かったです。 | ||||
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本書のストーリー展開は極めて面白い。婚姻がここまで重大事となるのは、ヒトによる子孫繁栄という本能を超えて、近代社会で地位を維持する制度、つまり集団内で自尊心を充足する制度として婚姻の定着によるものであろう。私見では、本書における「婚姻」はある種の宗教社会の規律であり(婚姻なくしてヒトにあらずともいうべき)、婚姻の有無や持続性によって、人格を判断する基準になっている。逆に、婚姻がさほど重視されないなら、全く違うストーリーになる。友人からの蔑みは気にならず、仲介業者の存在意義も変わってくるし、そもそも気を引くために偽装誘拐などする必要すらなくなる。ストーリー展開とは別に、リアリティという点ではズレを感じざるをえない(婚姻の価値をさほど重視しない社会へ変化していると思われるので)。ただ、婚姻を他の要素に置き換えて考えると(例えば、地球環境)、現代社会ではある種の規律によって同様な人間関係の摩擦が生じ、様々な感情が交錯し人生を左右することも大いにあると感じる。そういう意味で本書は慧眼である。 | ||||
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前置き鬼ながい。 | ||||
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真実のストーカー話から始まる架の不安と怒りが色んな人と話すことでミステリーに感じて引き込まれていく。 | ||||
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この主人公たちの悩みをリアルにわかる世代の人には響くのかもしれないですが、普遍的なテーマではないので、なんか終始若い人がグダグダやってるなという感じで飛ばし読みのように読み進めました。 若い人(といってもこの主人公たちはそこまで若くない)の悩みをテーマにした小説はたくさんあると思いますが、そう言ったものとは違い、この小説は一言で言うと全体的に浅い感じ。なので、軽く読むには良いですがそのわりにはダラダラ長いです。東北のくだりも取ってつけた感じ。あと全体的に色彩のない、描写の美しさを感じない作品だとも思いました。 とにかくイマイチでした。 | ||||
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人気とタイトルに惹かれて前情報なしで買いましたが、作者が考える婚活論を登場人物たちが説明するような本で、ストーリー自体はとても薄く感じました。 またこの登場人物たちが総じて不快で、特に架とその女友達に強い嫌悪感を感じました。ナチュラルに人を見下す人やパリピみたいな人が苦手な方は同じ感想を持つかもしれません。 総じて30を超えたおっさんにはきつかったです。ごめんなさい。 | ||||
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本屋で目立つところで売っていて購入。 いけすかない二人の主人公が心理や行動への解像度がどんどん上がっていき、そうゆう傲慢なところあるよねと納得させられる。めちゃくちゃおもしろい。 | ||||
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結婚直前のある女性の失踪を追うミステリー。対人関係における人間の心の(無意識の)傲慢さと善良さの反転を抉り出す。都会と地方、キャリア女性か否かの結婚事情の違いも浮き彫りになる。そこはビターテイストだが、三十代半ば過ぎのカップルの成長の物語でもある。一気読み。 面白いことは間違いないが、この作品の評価のポイントのひとつは、鍵となる嘘にどれだけリアリティを感じられるかだろう。その点、私はやや作りすぎかなーという印象をもった。 もうひとつ、第一部と第二部のバランスはどうなのかとも思う。婚約者失踪の謎解きのプロセスがちょっと長いか。 | ||||
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ただこれだけの人が評価しているのだからきっと内容としては素晴らしいんでしょうね。 自分は感情豊かな方ではあると思ってるのですが、なぜこうも何も感じないのか、むしろ登場人物に不愉快な気持ちの方が大きいような。 なぜ他の読者のレビューに共感できないのか逆に知りたくなる 笑 | ||||
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結婚、恋愛、子育てについて幅広い年代の人々が感じる口にはあまり出さない、無自覚にしてしまってること、感じてしまってること。それらが上手く述べられており、私たち読者に訴えかけられているような気持ちになりました。 何度も読み返したくなるような本ではないけれど、一回でも十分重みのある本でした。 | ||||
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良かったです。汚れもなく新品の様でした。 | ||||
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白が黒に、黒が白に どんどん変わっていく巧妙な描写 凄い著者だなと改めて思いました。 そして、最後は泣きました。 本で泣く、ってそんなにないのですが、泣きました。 感動しました。 素晴らしい物語をありがとうございました。 | ||||
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ずっと積読してたけど、映画見る前にとようやく読み終えました。面白かった。 さすが、女社会のリアルなエグさを書かせたら天下一品の辻村深月が描く婚活小説なだけあって、その辺は最高に楽しめたんだけど…… カバー裏に「恋愛ミステリー」とあり、なにしろメフィスト作家なのでミステリ面を期待しすぎて最後にもう一どんでん返しあるのかと思ってしまい、後半1/3はベタに感じてしまった。 文化解説の朝井リョウも書いていたけれど、「傲慢と善良さが(現代人には)同居し得る」という洞察が本当にお見事。 ただ、各登場人物がそのテーマを伝えるための「コマ」になってる感が強いのがちょっと惜しい。本格ミステリなら登場人物がパズルのコマになっててもいいんだけど、辻村深月は人間ドラマが本筋だしなぁ あと、群馬の「純金、18金、メッキ」のネタだけど、これは完全に某愛知女子大のことですね…… でもこのネタは「金」が被ってるからナイスネーミングなのであって、もう少し工夫がほしかったかな | ||||
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