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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全742件 361~380 19/38ページ
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現代社会の問題をうまく描いた作品で面白かったです。 現代恋愛のマッチングアプリの普及によって出会いの場が増えたことによってみんなが選ぶ側だと思ってしまっている無自覚な傲慢さを気づくことができると思います。 自分自身、マッチングアプリで自分にはもっといい人がいるなんて幻想を追い求めていた側面もあるので傲慢というワードな刺さりました。 マッチングアプリを使用している人にはぜひ読んでほしい一冊です。 | ||||
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女性の観察力は凄いですね。私も鈍感なので、嘘つかれても気づかないでしょう(笑) | ||||
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前半、主人公2人の架と真実の気持ちの描写や行動が長すぎる。そして中盤からは真実のしでかした『一世一代の嘘』によって更に掻き回される事になるのだがどちらかというと架の女友達側の私としては真実にイライラしてしまった。 そして真実の真実が分かった後の架の描写ももっと細かく書いてほしいと思った。 | ||||
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プレゼント用で不明 | ||||
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日焼けしてました。 作品はすごく良かったです。 | ||||
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本書を読み進める内に、現代人が持つ、相手にはこうあって欲しいという傲慢さと、他人に気を遣いすぎる善良さによって、恋愛が難しいものになっていると言うのが分かる。 | ||||
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女性目線で婚活の苦労が語られるあたり、とても退屈だし、凡庸で醜悪だとさえ思えた。 最初はストーカーに会ってかわいそうだと思っていたのだが。 恋愛、恋愛という人たちは、お見合いで出会う人を、顔だけで判断している。そして、お見合い結婚は理想の人に会えない!という。要するに、イケメンに。 婚活は妥協、結婚は恋愛とは違う、と言う人は顔以外の、条件面をよく見ろ、と言う。 恋愛は、自然発生的であり、婚活は決断を迫られる。 恋愛でも婚活でも、良い出会いで最高の伴侶に出会えることはある。運でしかないのかもしれない。 そんなことをつらつら考えた。 どんな人間が、素敵に見えるのか? ということも考えた。見た目がよくて、性格も明るくて、友達がいて。 男女ともそういう人が、よく見えるだろう。 加えて、バイタリティー、という言葉が頭に浮かんだ。 仕事をする意欲、さまざまな趣味にチャレンジしたり、友達と飲みに行ったり。仕事も、私生活も楽しんでいる人。 そんなに万能である人はなかなかおらず、仕事がうまく行かなかったりとか、何にも挑戦せず凡庸に甘んじている人も多い。 実際以上に、ハツラツとしてる、みたいな印象を人に与えようとみんなするだろうし、本当はダラダラ暮らしているのであればそんな嘘は時期見破られるだろう。 主人公は、親に依存して30代になった女性と、もうすぐ40歳になろうとする独身貴族。 決して美しくはない、現実を突きつけられ続ける本書は、婚活という言葉が、なんだろう、自分本意で、グロテスクなものに感じられるが、単に人生の伴侶を探す…と考えると、本当に長い時間を一緒にいる大切と思える人間に出会うのはなかなか大変なことだろうと思う。 最後2人が結婚したことには驚いた。 架は、女の子の行動力に惚れたのだろうか? それとも、もう、ここしかないんだよ!という脅迫観念? 全ての人に、難色を示されるような結婚に向かっていく2人は、似たもの同士ということなんだろうか。 ボランティアは、現代の出家システムか。 | ||||
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人物に感情移入し、どこか自分と重ねてしまう部分が多く、心のうちを見透かされているような気持ちになりました。 恋愛するときはいかに自己中心的で、相手に対して残酷であることもわかります。 本当に読んでよかったと思いました! | ||||
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【ストーリー】 綺麗にまとまっていたとは思います。ただ、ベストセラーとのことでハードルがやや上がっており、肩書きのわりにはイマイチという評価です。 “とにかく全編に渡り、ありがちで当たり前な事がいちいち仰々しく書いてある。 加えて展開が遅く、同じ場面のままグダグダ会話&心理描写がシツコイ。“ テンポは全体的に遅く、会話や心理描写が多いです。 本文庫は500ページありますが、300ページほどは何も起こりません。この話はどこに向かってるんだ?そんな不安にも似た期待感は楽しめました。 正直な話、200ページ程度でも同程度の内容にまとめられたのではないかと思います。連載されていたものですから、ページの水増しのようにも感じるやもしれません。 “読み終わって読後感の悪さが残りました。” 私も同感です。なんだろうこのモヤモヤした気持ちは?といった具合です。 こればかりは読み手次第ですから、気になる方は是非手に取ってみて下さい。 【心理描写とキャラクターについて】 心理描写を評価されている側面もありますが、正直なところくどい表現が多く濃厚、重厚とはとてもじゃないが言えない。それに、心理描写というよりは、登場人物が極端な偏見を語っているようなものでした。 誰も他人のことを考えないし思いやらない。正直、同じ人間とは思えないとさえ感じました。 “重厚な心理描写が読み応えがある。“ 心理描写は多く、そして長く表現されているので読み応えと言いますが・・・ボリュームはあります。 ただ、人間の欲って言語化できないほどドロッとしたものだと思うのです。文章で明確に表現しようとしたあまり、キャラクターの精神部分が見られず作られた人達みたいな印象でした。 みなが悟ったように自分の心情を明確に理解しており、それでいて傲慢。 しかし、最後に登場するキャラクター達は良かったです。無駄な心理描写がなく、この人たちはどんな人なんだろうと自然と気になる。 生きてる人たちのように思えました。 【総評】 どんな本だったのかと聞かれたら、 ミステリーっぽい雰囲気を醸し出しながら、道中何もなく最後に「は、はぁ。」と肩透かしを食らう作品。 面白くない訳ではないです。 | ||||
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楽しく面白く読みました。プロ作家の恋愛小説なんて久しぶりでした。ストーリーも結論も大好きです。特に印象的なシーンは、石母田のお母さんがひとこと発するところ。その簡単な言語化が、大勢を巻き込み、読む者の心をモヤモヤさせてきたこの恋愛のドタバタと、人間のひねくれた内面を、肯定的かつ、鮮やかに言い当て、主人公たちの人生を展開させて、さらにはヒロインのみならず読者のハートまでも鷲掴みにする。最高に楽しかったです。 傲慢さと善良さについての語り口は押し付けがましく感じられて、五月蠅かったです。掘り下げ方が足りないとも感じた。 | ||||
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婚約者の彼の前の彼女は、若く美しく明るい100点の人 それにくらべ 次の婚約者である私は おとなしくて 暗く自主的でもない ある日 彼が自分の事を70点位に思っていることを知ってしまう。「じゃあ 私のと結婚は妥協なのね」と ありもしないストーカー事件をでっち上げて 失踪してしまう。 個人的には 式の準備も両家の挨拶も終わった状態で失踪とは 全く信じられない女性ですね、 結婚しても 自分の思い通りにいけなければまた 失踪する事が予想されます。 私はこのような女性とは決して結婚しないでしょう。 | ||||
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最初の伏線で最後どうなるのかーわかってしまった。キャラクターの心情を深く描いた作品であるだった。 | ||||
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物語の構成自体は至極単純だが、読者を飽きさせないように工夫され、内容を薄く引き伸ばし且つ娯楽として成立させる技術は素晴らしいと思いました。 ただ、内容がとにかく薄いうえに、登場人物が劇画チックに誇張されているのでリアリティが感じられず、イマイチ感情移入できない。 作者の人生観なのかなんなのか、心理描写に挟ませる教説のようなものが、いちいちクドいので読んでいて辛くなる。 全てを言葉にするくらいなら小説である必要なんてない。男女の恋愛観や婚活の実態やらなにやら、そこら辺に転がってるエッセイか何かを読めばそれで良いと思う。 | ||||
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人は誰しも、自分の中にある傲慢さと善良さのバランスを取りながら生活してるのかもしれないですね。読みながら、あの時の自分はどうだったかな…と振り返るきっかけにもなりました。 最後の終わり方も好きです。 よかった。 | ||||
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またこのパターンか、と序盤から不安に思ってはいたものの、訝しんだ気持ちを覆されることのないまま読了。 本作もそうなのだが、婚活や無意識下での他者への価値付けといったものをはじめ、現代的な問題を扱う小説は大量に世に出ているが、多くがそれら諸問題を整理して冗長に羅列するだけの「解説書」になってしまいってる。 そして、普段から自分の経験や見聞きする出来事を一定レベル以上で言語化して整理・理解しているタイプの人間にとって、その解説書を延々と読まされることは「当たり前に理解していることを仰々しく説明される」という苦痛以外の何ものでもない。 一方、物事を何となくの感覚として放置していて、誰かに簡略な言語化をしてもらわなければ考えられない、考えたくない、というタイプの人間にとっては「素晴らしい言語化」「刺さった」という評価になるのだろう。 小説に解説書としての要素を入れ込んでしまうと、余程の筆力がない限りどうしても登場人物の思考や動きは極端で不自然なものになっていくし、物語も白けた展開にならざるを得ない。本作はそうした実在性の無さが違和感として大きすぎ、主人公2人への感情移入が極めて難しい。婚活という広いテーマを扱った割に局所的な設定の2人を主人公に据えたことが不味かったように思える。 唯一の救いは、ミステリー形式をとったことで、ひとまずタネ明かしまでは読もうか、と何とか頁を捲らせてくれる点だろうか。結末も「結婚は二人のものである」と、安易ではあるが自立の物語としては納得する形に収まっている。 やはり、小説は物語や登場人物の思考や関わりを通して、新しい視点や作者の思想を読者に届けていくものであって欲しい。言葉だけで世界や人の心を紡ぐのが小説なのだから、解説書のような無粋なことをする必要はない。 皮肉も込めて「人によって評価の変わる作品」だとしておきます。 | ||||
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主人公の男性があまり共感できませんでした。 | ||||
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真実の言動(主にストーカー云々から)に共感出来るか、同情できるか、好きになれるかで分かれる作品と思いました。生い立ち含めこういう人間になってしまった経緯等、理解出来る箇所は確かにあります。ただ、私は後半のストーカーの話以降、もっと言うと架の女友達が暴露して以降、真実に吐き気がする程の嫌悪感を抱いたので、読んでいてキツかったです。真実編に入りどうなるかと思っていましたが、この嫌悪感が無くなったり共感出来たり好意的な感情に転じる事も無かったです。大嘘吐いて周りを振り回し、バレたら逃げてまた迷惑かけて…。自分本位過ぎて、周りが大変過ぎてもう…。架はこんなクズ女で本当に良いのか?婚活で疲れ切ってしまい麻痺しているのか?私は女性ですが、何一つ共感も同情も出来ず終わってしまいました。最後別れてくれたらどんなにスッキリしたか…。 ですがこの作家さんはクセの無い文章で読みやすかったので、そこはとても好印象です。購入したものの3年程放置してしまっている鏡の孤城を、このままの勢いで読もうと思わせてくれたので感謝しています。こちらの作品は私には合いませんでしたが、次に期待したいです。 | ||||
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タイトルと内容が関係深い本とそうでない本がありますが、この本のタイトルは、本を読み進める中で何回もリフレインされて酒悦でした。婚活を題材にした内容も珍しくて面白かったです。 | ||||
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とにかく全編に渡り、ありがちで当たり前な事がいちいち仰々しく書いてある。 加えて展開が遅く、同じ場面のままグダグダ会話&心理描写がシツコイ。 ミステリー仕立てなら、もうちょっとテンポ考えないと。 明らかに若い世代向けで、人生の機微が分かっている大人の鑑賞には、耐えられないクオリティと言わざるを得ない。 | ||||
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主人公達とは同世代ですが、いくらなんでもあまりに精神的に未熟で幼稚すぎるのが違和感があった。 | ||||
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