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屍人荘の殺人
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屍人荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全499件 441~460 23/25ページ
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ミステリーというとごく普通の人と日常が舞台という固定観念から解放された。メーンと思われた人物が物語の早々に退場するかと思えば、生物テロと意表を突く。TVの2時間サスペンスとほぼ同レベルの動機が少々弱い気がするものの、その辺りは次回作に期待する事に。この作品のヒットでフリターからミステリ作家に華麗に変身し、今後の活躍を期待してます。 | ||||
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この話は大きく二つのジャンルを合体させた作品で、その発想はとても面白い ただほかの方も指摘している通りキャラの行動や思考に全くリアリティが無いように思えた 本格ミステリとしては別にそれで有りかというかもしれないが、もう一つのジャンルとしてはダメだと思う こういうブッ飛んだ話こそ、リアリティが大事だと思っているので読んでいる途中で段々熱が冷めていきました 大技を繰り出すには足場がしっかりしていない。そんな印象です | ||||
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本年初読了の小説は…これ! 第27回鮎川哲也賞受賞作。同じ鮎川賞を前年度に受賞した『ジェリーフィッシュは凍らない』はお上品なレトロSF+本格ミステリのハイブリッドでしたが、こちらはどこに出しても恥ずかしくないB級ホラー+本格ミステリのハイブリッド!? 作中「ゾンビマスター」の称号をたてまつられるホラー映画マニアな登場人物が持論を熱く語るのですが、本作もまたプロットといいシチュエーションといいそんなジャンルの王道を行くかのB級エンターテインメントなのにむやみに凝ったシナリオがついてきちゃった映画を見せつけられたような、そんな読後感が味わえる一冊。 正直な話、のっけから登場人物の一覧表を見せられた時はそれだけで挫折しそうになりました。導入部のゆるーいミステリ愛好会のやりとりやライトノベルそのまんまなキャラクター造形にはそっと本を閉じてしまおうかと思ったくらい。ところがどっこい、全体の3分の1に達して突如本性をあらわにした(化けの皮を自分で剥ぎ取った?)ところから本作は俄然面白くなってくるのであります。 まー、はっきりいってイロモノなのは否定いたしません。何せこのジャンルは洋画邦画を問わないで、大作映画から、B級・C級を通り越してZ級、直球・変化球・トンデモ魔球まで途方もなく幅広いですから、地道に当たっていけば似たような発想の作品はどこかで見つかるかという気もするんですが、何がどうしてこうなったのやら、B級ホラーエンターテインメントとガチガチの本格ミステリの奇跡の融合! 推理の材料はとっても大胆、あからさまに提示されており、真犯人にたどり着くのもシンプルな消去法なのに真相を見破れなかったことがとっても悔しいです。それともこっちも年食ってアタマが硬くなったかなあ。作中の出来事にはどんな意味があったのかと後になっていちいち回収されているのが心地いい。プロットやシチュエーションにはツッコミどころ(スーパーナチュナルな極限状況に投げ込まれたのに登場人物たちがやけに落ち着いていたり)が目立つことに難ありですが、本格ミステリとしては真っ向勝負のどこまでも理詰めな正統派ですので、心してお読みください。 | ||||
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とても面白く読めた。クローズドサークルにこんなもの使うのかというのが斬新。話の中で主人公が剣崎さんの行動にドキドキする所に感情移入してこっちまでドキドキしてしまった。男の立場からすると剣崎さんはとっても魅力的。是非これをシリーズ化してもらいたい。続編に期待! | ||||
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文体が若々しく軽快。ゾンビ映画とミステリの見事な融合。若いホームズとワトソンの次回作に期待が高まります。 | ||||
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読む前は、「いくらなんでも大量の○○○に囲まれてのクローズドサークルってどうよ?」と思っていた。しかし、その設定がしっかりトリックに利用されていて、さらに物語に独特の緊張感を生み出している。 また、探偵役の剣崎や主人公の葉村のキャラクターも面白い。 唯一ケチを付けるなら、殺人に至る動機に関する部分がちょっと…。 しかし、これは良い作家さんだと思っていたら、最後に「現在フリーター」と紹介されていて吹いた。 | ||||
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初めての小説とは思えない。 引き込まれる作品でした。 なんとなく読めた展開もすこし当たりだけど外れだったので、やっぱりな感もあまりなく楽しめました | ||||
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設定の斬新さは、まあ あるといえばあるけれども、最近はあれが出てくる作品は死ぬほどあるので、それでクローズドサークルになったから、何?って感じでした。 トリックも、カタルシスみたいなもの感じられなくて、本格ミステリってこんなだったかなーって感じてしまうのは、私の感性が鈍ったせいかもしれません。 「なんだか、こんなご苦労なことやって、大変だね」って思っちゃうのは、もはや本格ミステリ読むのに向いてないという他ないなと、自分で思いました。 文章自体は面白かったです。引き込まれて読みました。 | ||||
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何を書いてもネタバレになりそうでなかなかレビューの難しい本かと思います。 設定が受け入れられれば面白いと思います。私は一気読みしてしまいました。 読んだ人同士で感想を言い合える友達が欲しい!笑 | ||||
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読んで損は無いものの、是非と勧める程では無い。 輝かしいタイトルに釣られて買ったものの、期待程では無かったので残念。 ○○○が出てくると知っていたら買っていたか・・・?? 事件最終日の朝方に葉村君がとった行動は、少し不自然。 最初の報告書、そして、最後のエピローグの展開は検討が必要と思った! | ||||
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最終章での主人公の心理、生命の危機が迫っている状況下での冷静なやり取り、エレベーターの機能の無視・・・、うーん、色々と無理があり過ぎます。読みやすいのは確かなんですが。 | ||||
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近所の本屋でベストセラーで、タイトルにそそられ、チラ読みでゾンビ物と思い込み、Kindle版を衝動買い! ゾンビが登場するまでは、複線は分からないものの、期待120%で面白かったけど、ホラーじゃなく、密室殺人推理物だったので、ゾンビ関係は、ほったらかし・・・ ゾンビウイルスを作った組織や目的は? わざと残した研究資料はどうなった? ゾンビ騒動はどうやって沈静化? 感想は、無駄使いの後悔だけでした・・・ | ||||
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旅先の元日に書店で目にして購入し、 一気に読了したが、まさにこれは タイトルからオマージュされている通り 『十角館の殺人』以来の新鮮なる痛撃であった。 いかん、このホームズとワトソンの 淡い想いを孕んだ奇譚の続きが 気になって仕方がないではないか! | ||||
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ミステリーではありませんでした。。。 そういう意味では裏切られましたが笑 後は全体的に描写も登場人物も薄っぺらいです。 なぜ、この作品がこのミスで一位なのか、全く理解出来ませんでした。 | ||||
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何人か同様の意見の人がいるが、ゾンビとミステリーの融合、のコンセプトは良いとして、だったらもっとトリックを奇抜に出来なかったのか?と思う。 この小説のゾンビはやはりクローズドサークルの理由付けの小道具、それ以上のものは感じられなかった。ミステリ部分は普通。舞台設定の奇妙さの方が数段勝っているせいで印象が薄い。 まあこの作品のゾンビ=昔の作品の豪雨、豪雪くらいのもんなんだろうから、そこまでゾンビに拘ることは無いのかも知れないが、しかしゾンビを除いたらこの小説はただのキャラ萌えライトノベル。 班目機関について何の解決も無いのがやはりゾンビはただの舞台設定という印象を後押しする。 ミステリ界のネタ切れもここまで来たか、という印象。 | ||||
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まあまあ面白いけど軽い、軽るぅ~。同じこのミス1位・文春1位でも、レディジョーカーや模倣犯に作者が命を削って注ぎ込んだ人智奸計の極北を100とすると、この作品2か3くらいちゃう? もはや漫画やん漫画。500円の文庫本で鼻くそほじりながら読むのに最適の面白さかな。 | ||||
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トリックもシナリオも新しく、文章も読みやすく一気読みしてしまいました。 | ||||
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このサスペンスがすごい。と書いてあった帯を見て購入、読み始めて驚きました、まさかゾンビものとは。謎解きのキーだからか、ゾンビの生体について長々と書かれており、やたらとゾンビに詳しくなってしまいました。ゾンビ好きには是非。 | ||||
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個人の趣味嗜好にもよると思うが、イマイチ。 クローズドサークルの設定に無理がある。 このミステリーが凄いって、ミステリーとは違う。 デビュー作って聞くと、凄いかなと感じるが… | ||||
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一気読みしてしまうくらい楽しませてもらった。 機関の目的だの首謀者だの、ゾンビ関連の真相は放置されたままだという声も多いが、それは今作のゾンビという要素が、吹雪、嵐、絶海の孤島など、クローズドサークルを成立させるための定番要素と同等に扱われているからに過ぎない……という巻末の解説で納得できるし、なるほど!とさえ思う。そっちを詳しく描写していたらそれこそ本格ミステリの定義から外れてしまうのではないか。 難を挙げるとすれば全体的にややライトノベルのようで、特にヒロインの描写などに狙い過ぎ感を覚えたことくらいか? | ||||
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